政府の特定秘密法案に民主党が反対を決めるという。
みんなの党や日本維新の会が言葉遊びにすぎないよう「修正」なるもので賛成を決めていく中で、民主党の反対は当然だ。
特定秘密が60年も明らかにされないなんていうのは論外だろう。60年といったら、戦後68年が今年である。その長さが異常であることは明らかだ。
秘密が増えれば増えるほど、権力が拡大するのは官僚、とりわけ、軍事、公安、警察部門である。
政府の決定した事項が、なぜ決定されたかの理由も経緯も分からないままでは、民主主義が機能しないことになる。
この法案に対する対応は、民主主義や国家のあり方に対して根本的な思想が問われていることになる。
みんなの党や日本維新の会が、安倍政権の補完勢力となるのであれば、それはそれでいい。
しかし、こんな政府法案に賛成する国会議員たちと、野党版の政党再編を論じるなんてのは、ありえない話だと思う。
民主党はこの際、この政府法案に徹底的に反対すべきだし、みんなの党や日本維新の会の中からも、党決定に造反する議員が出てくるのか、しっかりと見極めていきたい。
法案廃案の道は、国民世論と運動の拡大しかない。群馬から反対の声をあげていきたい。
昨日はニュース編集、ライオンズクラブ、連合高崎大会。