かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

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2013.11.8 県民の県政参加とは?

2013-11-08 01:39:51 | インポート
県民の県政参加を考える上で、県議会が県民にどのくらい開かれているかが、ひとつの指標となる。

県議会は、本会議は質疑について群馬テレビで放送し、議事録は全文公開されている。そして決算委員会の総括質疑も全文公開されている。

しかし、常任委員会、特別委員会、決算分科会の議事録は全文公開されていない。

私たちリベラル群馬は、会派として議事録全面公開を県議会で強く要求している。しかし自民党会派の反対で未だに実現していない。

さらには、常任委員会や決算分科会においては、2日間ずつ日程が確保されているのにもかかわらず、1日でそれぞれ質疑を終えてしまう事もある。

私の所属する常任委員会は「産経・土木」となっており、産業経済部門と県土整備部門に分かれている。

1年間で事実上たった4回しか開催されない委員会で、確保されている2日間の質疑時間を使い切らないのは、県民への責任、議会としての責任を放棄するものである。

委員会を1日で終わらせてしまっている原因は、私は議事録全面公開が行われていないことが大きな要因となっていると考えている。

それぞれの県議会議員が、委員会でどんな質疑を行っているかが全面公開されれば、1日で委員会が終わってしまうなんてことは、すぐになくなると思う。

県民に見られている、公開されているという意識があれば、質疑の質も量も相当変わらざるをえないはずだ。

県民の県政参加の促進は、県議会、各委員会、分科会の議事録を全面公開することから始まると思う。

昨日は県外視察で徳島県。