2010.11.13 伊波洋一さん

沖縄県知事選が始まった。友人である伊波洋一さんが普天間基地の国外移設を訴え、立候補しています。

伊波さんと初めてお会いしたのは、いつ頃だったか、もう１５年位前になるでしょうか。

当時、伊波さんは宜野湾市役所の職員で、沖縄県の中部地区労の事務局長を務めていて、沖縄で反基地、平和運動の先頭に頑張っていました。その後、沖縄県議を経て宜野湾市長に就任されました。

国会議員の秘書時代には、金田誠一議員の地元である函館市にも講演に来ていただいたこともありました。

伊波さんは人間性素晴らしく、政治家としての政策能力は群を抜いている。調整能力も抜群です。

伊波さんは普天間基地の県外移設ではなく、国外移設を確信をもって訴えています。さらには、この県知事選は日米政府との闘いであることを訴えています。

米の海兵隊なくして日本防衛のための「抑止力なし」という「虚構」を、いち早く見破り暴きだしてきました。

誰がどう考えて、どう検証しても、沖縄に米軍基地の過剰な負担を押しつけていることは間違いない。その政治責任は、日本政府にあることはもちろんだが、私たち日本人ひとりひとりこそが沖縄の現実から逃げ、目を背けていることが、さらに大きな要因であります。

今回の知事選は、日本人の目を覚まさせる、沖縄から刃の突き付けである。

伊波さんが勝利することで日本人を動かし、日米両政府を動かしていかなければならない。

伊波さんの、あの優しい瞳が、「コノヤロー」といって私を睨んでいる。

昨日は事務所うちあわせ、あいさつまわり。上奥平産廃場建設反対を群馬県に申し入れで県庁へ。夜は平和運動センター総会あいさつ。その後、前橋で懇親会。