かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2009.10.30 県内経済の厳しさ

2009-10-30 03:03:20 | インポート
群馬県内の経済は依然として厳しい状況が続いています。

底打ちしたのではという統計が出る中で、先の見通しは不透明です。

実際、高崎市内、吉井町内の企業にあいさつまわりをしていても、景気のいい話は一切聞こえてきません。

鳩山政権は外需から内需へ。環境、福祉、医療など新事業で雇用の確保をめざしています。いずれも方向性は正しいが、すぐに転換はできません。

現実に今、苦闘している現場があるわけです。苦闘する現場を支援しつつ、産業構造の転換をめざしていく、さらに転換期で厳しくなる雇用状況の下支えも必要です。

自民党政権は、小泉政権下で新自由主義的な規制緩和、競争原理を導入し格差を拡大し失敗。

その後の安倍、福田、麻生政権では、単なる先祖返りの政策的方向に回帰しただけであった。麻生政権の補正予算14兆円はその象徴でありました。

鳩山政権は新自由主義的、あるいは従来の自民党の大きな政府的方向でもない「第三の道」を選択する方向ですすんでいます。

自治体議員の立場からすれば、財源、権限を大幅に自治体に移譲する。その中で県民、市民の身近な現場で必要なところに必要なだけ私たちの税金が使われることが、安心安全な暮らしを守り、新たな経済活性化が可能になると私としては確信をしているわけであります。

いずれにしても、国民の大きな支持をいただいた訳ですから鳩山政権には大胆な政策転換をすすめてもらいたい。

昨日は高崎市内企業、団体あいさつまわり。夜は知人宅で本当に美味しいカレーを腹いっぱいいただきました、ありがとうございました。