かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2009.1.19 東大闘争安田講堂の闘いから40年。

2009-01-19 01:09:51 | インポート
今日1月19日は、1969年1月19日の、あの東大闘争の安田講堂の闘いから40年目の日です。

私は当時8歳で白黒のテレビを見ながら、機動隊からの放水を浴びながら東大安田講堂に立て篭もる学生を、なんとなく応援していたことを今でもはっきり覚えています。

私が大学に入学した80年代には、すでに大学キャンパスから学生運動の熱気は全く消え失せていました。いわゆる内ゲバの影響で学生運動は怖い、近寄り難いものというイメージが定着していた。

群馬県でも連合赤軍事件によるリンチ殺人事件が発覚し、どうしようもない存在でした。



1968~72年の世界中で巻き起こった学生叛乱のあの熱い季節は、私には様々な文献からしか感じることはできなかった。

全共闘運動とは何か。全共闘運動が目指したものは何だったのか。バリケード封鎖や、派手な街頭闘争にはそれほど興味もわかず、もちろん暴力で世の中は絶対に変わりっこないということも十分わかった上で、その思想的核心を探り続けた。

高橋和巳や小田実、そして桐山襲を読みつつ、文学という想像域からも色々考えることもありました。

結果的に言うと、今に至るまで結論らしきものはでていません。

これからも、からだを動かしながら、歩きながら、そして社会を変える運動をしながら考え続けるしかないということだけは、はっきりしている。

あの時代に、暴れた大半の学生たちが今は日和っている中で、すでに還暦に達し、おじさんやおばさんになった元学生たちが細々とレジスタンスと運動を続けている現場を私は知っている。

私も死ぬまでどんな小さなものであっても運動と現場にこだわっていきたいと40年目の今日、思いを新たにしました。



昨日は早朝6時から吉井町石神地区のどんと焼きに参加。

暗闇の中、ポーン、ポーンと竹がはじける音と、天高く上がる炎は、ほんとうに美しく、思わず見とれてしまいました。

養豚業を営む同級生から、養豚業、農家を取り巻く厳しい現状についてお話しを聞くことができました。

おいしいけんちん汁と、おもちをいただきました。ごちそうさまでした。

        

8時からは岩崎のどんと焼きへ。これで吉井町内のどんと焼きはすべて終了です。

たくさんの町民のみなさんとお会いすることができ、楽しい時間でした。ありがとうございます。



午後1時から馬庭念流鏡開きに参加し、ごあいさつ。



歴史と伝統に裏打ちされた、すばらしい馬庭念流。しっかりと継承していかなければなりません。

       

夜は吉井中学校同級生の由元正志君の誕生日祝いでおさわがし。来年は我々も50歳の大台です。やるべきことを絞り込んでやっていかないと。