4月1日に『各務原大橋をつくる』を投稿してから、心情的には”ご無沙汰してる”という感覚でした。が、決して忘れ去った訳ではなく、2度3度と訪れて写真は撮っていました。しかし 橋の建設は高いビルを造るつくるのと違って、見た目が”変化が無く”過ぎてきてしまいました。
各務原大橋については、一回の投稿だけで終わるのは”尻切れトンボ”の思いで、『橋の完成までを追うのが正当』という思いもあり、現場になるべく近い処の取材を願ってみましたが、『齢を考えると、ほどほどで・・・』と揺れてきました。
9日の晩からの雪が大雪になって、雪が大方融けた12日好天にも恵まれ、思い出したように”各務原大橋”を撮りに出かけました。 (4月1日投稿の、「各務原大橋をつくる」を参照してください)
家から車で10分と掛かりませんが、8月から来ていない思いでした。神明・小網橋(おもいやり橋)を渡ると200m足らずでA地点に到達し、これから先は新しく造られた道路です。
この標識も来年3月には書き換えられます。『各務原市街→直線』と、距離も短くなる筈・・・・。
橋の高さまで緩やかに登ってきて終っています。川島側の取付道路は100%完成しているようです。
橋梁の最終南面です。上の写真のC地点と繋がれますが、未着工で距離は約10メートルです。銀色の円筒が四ッ見えますが、PCが埋め込まれており、594mの橋の橋台と橋桁を引っ張って固定しています。
素人判断ですが、中空にワイヤを張って橋桁を吊るす方式と違って、ワイヤを橋の下に張って橋の強度を保つ新しい技術で、日本でも数例しか橋のようです。
PC10径間連続フィンバック橋工法で594メートルの橋は、優美な印象を与えるようで期待しています。確か、木曽川に架かる多くの橋も、近世になるほど”美しさ”を感ずる橋になってきている印象をもっています。
平成21年10月に始まった工事は上部が繋がっていて、素人目には資材の”片付け”に入っているように見えました。
思い付きでしたが、最良の日に来たと思っています。その想いを出来るだけ少ない写真で表したいと編集したつもりです。それにこういう構造物に取り組んでみて、完成された物に対する美しさもさることながら、造る人の心にも触れてみたいと・・・夢みたいな事を思うようになりました。
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