私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

縁は異なもの

2015年10月29日 | Weblog

 「縁は異なもの、味なもの」ということわざがありますが、この歳になってそんな”縁に出会う”事になりました。そのきっかけですが、先ず最初に、Oさんですが、私と同じ町に住んで見えて・・・、約10年余前「郷土史発刊」で仲間になり、以後おつきあいしているお友達で年齢でいうと、私より数年後輩の方です。
  そのOさんが、約2年前、「右脳視床下部内出血による」闘病生活に入られ・・・、今は半身が不自由でリハビリに励んで見えます。趣味は、読書とパソコンです。私が月に一回ぐらい、お話相手に伺っていると云う感じでした。

 

                
  そのOさんが、居室が近いSさん(写真左)とお友達になられて・・・、私を紹介していただいたと いうわけです。私からみたSさんは、書家で、写真とパソコン等が趣味と云った、多才な方と思っています。私より2年先輩です。
 「第三腰推骨折」で歩行には、乳母車が必要のようです。郷土は京都府舞鶴で・・・、奥さんを亡くされ、子供たちの生活拠点が尾張西部である関係から「老人ホーム太郎と花子」に入居して見えるようです。

  私がOさんの所へお邪魔するたびに、Sさんの所に寄るようになったのは、今年春近くなってか らでしょうか?、同年代で(戦前の教育を受け?戦後の混乱期に青春時代を送った?)話が合い弾むようになりました。写真とパソコンが同一趣味(Oさんも)だったことも理由であったと考えています。

 そして10月16日午後「太郎と花子」にお二人にお会いしようと車を走らせました。玄関を入ると広い~広いホールがあり奥の方で人が集まり、音楽が聞こえてきました。「Sさんは、イベントが好き!」という事を聞いていましたから、部屋へ向かわず、そちらへ足を向けました。佐々歌謡舞踊団の慰問ショーが開かれており、案の定、Sさんがカメラを持って最前列で頑張ってみえました。私も同席して1時間見物させてもらいました。

 3日後、家でとれた「冨士柿」を持ってお邪魔した時「あの時の写真をこんなふうに、編集してみました」と見せてもらいました。それを見て「Sさん、これだけ切り抜き合成写真が出来るなら、もう少し明るく!編集に変化を持たせたいですね!」 
「Sさんなら出来るはずです」 と申し上げました。そして、Sさんの写真を貸していただいて、私なりにフォトチャンネルを作成してみますからと、お願いしました。それが、下記のフォトチャンネルです。

 そして、了解を得て私のブログで公開することにしました。二人で「百八十歳の老人の共同制作と考えて下さい。その心は、老後の自立をお互い願っていることです。

 

佐々歌謡舞踊団


10月の畑 (秋の気配)

2015年10月25日 | Weblog

 「最近5時ごろに起床する」よう心がけています。と言ってもここ4~5日のことです。それまでは、4時半ごろに大方起きていましたが、起きても”することがない!”が理由です。朝食が7時と決まっていますから、4時半に起きると、2時間半ある訳で、5時でも2時間あります。「茶前」の仕事をする必要もない、秋になったという事もあるようです。

 畑の方の仕事も、ある程度余裕出てきました。連れから、「畑の菊が咲いたら、お墓へ連れて行って・・・」と頼まれていましたから・・・、「明日は、墓参りに行こうー」と決めて、前日にバケツ一杯の”菊の花”を準備しました。
 明けて今日25日(日曜日)は、5時10分起床でした。4時半ごろから眼が覚めて・・・、うとうとしながら、2~3度時計を見ての起床でしたから?「5時起床」が定着するまでは、努力が必要のようです。

 起きると直ぐ東の窓を開けて天気を確認しますが、もう東の空は”うすく明けはじめて”おり、”透き通って、雲一つない”空が推測されました。太陽が上がるにつけ”絶好の秋日和”になってきました。8時30分二人で墓参りに出かけました。
 そして帰路、畑を廻って写真を撮ってきました。

 

                 
   道筋に茅の穂を見つけ、空の青さを撮りました。広大な濃尾平野に「雲一つなく、天が透き通って高い」秋の空です。

                 
         「綺麗な畑!」連れの呟きです。

                  
         麦の畑です。(敷き藁用)

                 

                 

                  
 女房から引きついて、苗から育てたもので野菜つくりの事を思うと下手です。と、自己判断しています。しかし一応お墓で責任を果たしてはいますが?。これから数種類の菊が順次さいていきます。花作りは一年生です。


柿の収穫

2015年10月19日 | 野菜つくり

 11日の雨以後、秋晴れの好い日が続いています。特にこの2~3日は、日中25℃を超える夏日です。朝方は、一枚羽織って畑に出ますが、途中からシャツ一枚に着替えるほどです。働いていると”じんわり”汗が出ますが、休んでいると太陽の日差しを肌に感じます。夏と違ってもう畑に水分は持っていきません。口が渇くと・・・、畑の柿やミカンで喉をうるおします。

 畑の野菜つくりも少し余裕が出てきました。それでも天気さえ良ければ短い時間でも畑には出るようにしています。そして、柿が色づいてきて、3回に分けて・・・、最終今日で「冨士・富有」の2本の木を収穫し終えました。高い所に上がって収穫するわけで、「落ちて怪我のないようー」細心の注意を払いました。無理にない作業・慌てた仕事はしない・疲れたら休む・を心掛けて無事済ますことが出来ました。あと一本「富有」がありますが、2~3日に収獲します。

               

               
           「自然落果」が、多かった「富有」ですが(上2枚の写真)過去にない、大きな実の柿が収穫できました。

               

               
     渋柿の「冨士」です。「隔年結果」が激しい品種と思っています。3~4年目に廻ってくる豊作の年でした。
       今迄は、”焼酎”で渋抜きをしていましたが、今年は自然に”熟れる”待って頂いています。熟れると写真(下)のよう
      に色が変わり、スプーンで戴くほど柔らかくなります。

              
           11月には、ミカンの収穫期に入ります。


10月の畑 (最後の定植)

2015年10月11日 | 野菜つくり

 天気予報は、野菜作りをしている関係から良く見ますが、どうしても「野菜作り」の目線で見ることがほとんどです。話がちょっと横道にそれますが、5人の男の兄弟(全部80代)がいますが、皆畑仕事が好きなようです。家庭菜園を少し規模を大きくして程度ですが、皆元気でやっています。私が一番上であることを自覚して・・・、頑張っているつもりですが?。裏に住んでいる弟とは、色々情報を交換してやっています。

 10日は、午前中晴れですが午後から曇り・・・、翌11日は、雨のち晴れの・・・、予報をみて「今日(10日)は、苗ものの定植をしようと決めて、8時半畑に出ました。掛かりに、花の球根類を3種類植え付けを1時間半ほどしました。

 予報どおり、午後からは曇ってきて・・・、植え付けには最適の日よりでした。苗は、すべて自家苗です。

                     
          中央にキャベツ16本、ブロッコリー30本を植えました。
              
                   この他2か所に、スノークラウン(ブロッコリーの白)30本を植えました。 

                    
          サニーレタス40本、レタス25本を植えました。この列だけは、カンレーシャでトンネルをかけました。
           
                     
  植え終わった畑の全体像です。計140本を植え終えて・・・、ちょっと疲れました。秋の野菜の90パーセントの植え付けが終わりました。    
         

                    
           白菜のトンネルをのぞいてみました。

                    
        ジャガイモの2次土寄(最終)も終わっています。

 今日一日の仕事の写真を見せたら「家の畑でない感じ!?」と呟いていました。もう一年私一人で耕作しています。収穫したものを女房が消費(処分)してくれますから大助かりです。正直、そう思っています。

  「家の畑でない感じ!」と聞いて、重複しますが、フォトチャンネルをつくってみました。5枚だけで・・・。

10月の畑 (最後の定植)


絶好の秋日和

2015年10月07日 | 随想

 毎朝ではないですが、「茶前」に畑に出ています。夏のうちは、鍬などを使う”きつい仕事”は早朝の涼しい時にすると、楽であるという意味がありましたが、今では”爽やかさ”を求めて・・・、と云った感じです。起床は、このところ4時半と云ったところで、4時ごろにトイレに起きて・・・、後は“うとうと”していて今朝は、4時40分起床でした。必ず時計を確認してから起きるを習いとしています。
 夜明けまでに、まだ1時間余あります。今朝も「明けの明星」(金星)が一段と輝いて見えてました。そして、暗い夜空を見まわしながら「昔は、天の川や北斗七星など満天に星が眺めれたになー」と、思いにかられました。

 私担当の朝の仕事をこなして、部屋に落ち着くのに約30分掛かります。コーヒーを入れて、テレビを見てから・・・、後半をブログの「アクセス解析」を見ることを日課にしています。
 茶前の畑に出るのは、この時期6時項を目安にしています。丁度日の出の時間と同じ頃で、散歩の人も少なく・・・、車もまばらです。夏のうちは、夜明けが早くて・・・、2時間近く働く事ができましたが、今では、1時間弱ほんの「一仕事」で・・・、7時前には帰るようにしています。

 今朝の「茶前」の仕事は、来年の夏の果菜類の「敷き藁」にする麦を蒔くことです。畑に着いたころは、太陽が顔おだして、屋根から二階の窓に陽反射して・・・、眩く輝いていました。手早く仕事を済まして・・・、写真を撮り始めたのは6時30分、最後の写真は6時45分です。丁度カメラを車の中に持っていました。

                  
 麦まきが終わると、朝陽が地上にまで差してきていました。秋の空が何処までも高く・・・、普段見慣れた景色が映えていました。(6時28分)

                  
 木漏れ日が、野菜畑に差し込んでいました。ピントを自動調整するカメラが、瞬間戸惑っていました。ほんの数秒間の映像です。(6時38分)

                  
    前の写真より、撮影場所を、8m南に寄り、カメラの高さを約2mのところから撮りました。朝露に濡れた畑です。
     一週間前の事を思うと随分緑ぽくなってきました。(6時39分)

                  

                   

                  

                  
      畑からの帰り普段あまり通らない道に、コスモスの小さな群落を見つけて、撮ってきました。(6時45分)

 今日10月7日は、朝から一日中絶好の秋日和で、写真にも写っている青空が一日中続いている訳です。「虫の知らせか?」朝から良い写真が撮れて・・・、本当良かったと思っています。 こんな「運」又は「感性」を何時までも授かりたいものです。特に最近悩んでいることは、”前向きの姿勢が弱くなった?” ”行動力が落ちてきた?」”を自覚し、それが歳が主因と考えるようになりましたが、「身近なところで、美をみつけたい?」ヒントになったような気がします。


10月の畑 (柿と野菜の初物)

2015年10月04日 | Weblog

 畑の柿が色づき始めました。野菜作りの合い間をぬって、「袋掛け」しようと始めてみましたが、5~6個しただけで止めてしまいました。本来柿は、葡萄や桃と違って「袋掛け」しません。我が家では、”冨有”(甘柿)“冨士”(渋柿)の二種類を作っていますが、冨士柿だけは、熟してくると鳥に”突かれ”ていましたから・・・、袋を掛けていました。
 それなのに、始めてみると大変な手間がかかる感じで、「去年までは、それを意に介せづにしていたけど・・・」と思いながら、主因は、”ケタツ”を使っての、高い所の作業は危険な事を考えた訳です。古い網がありましたから、竹竿で上の方の枝に引っかけて・・・、30分と掛かりませんでした。

                       

                    
 「柿の摘果」で6月に投稿していますが、冨有、冨士柿とも異常な着果で・・・、早々と摘果したことを書いています。摘果した数を「富有」で数えてみましたが250個でした。摘果するときに、一本の結果母枝に1個を残すを目安で行いましたから、あくまで概算ですが、半数を残したと思っていました。

 柿には「自然落果」(生理落果)という現象が必ずあり、いずれ数が減っていく訳で、その様子を観察する事にしました。7月に入って、一日ゼロとか、2~3個の落下でしたが、8月盆を過ぎた頃から一日十数個以上の落果になり、毎日柿だけを見に行く意義も薄くなり、最後に残った数だけが(収穫数)が事実だからと・・・、記録をとることは止めにしました。落ちた柿は、3日位で腐って無くなっていきます。9月に入ると思いは、野菜つくりいって柿は頭からきえていきました。
 それが、9月連休前頃に「柿の自然落下が止まっている!」に気がつきました。

 柿は、昔からあまりにも身近な果物であったがために「隔年結果がある果物」程度の知識でした。今回勉強させてもらいました。

◎ 柿は、雌雄が違った花ですが、柿は雌花しかつけない品種が多い事をしりました。富有や冨士柿などはそれにあたり、
  雄花と雌花の両方をつける品種(西村早生、禅寺丸、筆柿など)が近くにあることが、自然落果を防ぐことが出来るよう
   です。
◎ カキは単為結果性(受粉しなくても実が成る)があります。品種によりその程度は大きく異なります。また、受粉した場合
  の種子の入りやすさを種子形成力といい、これも品種によって異なり、受粉すれば容易に種子の入る品種と、たとえ受
  粉しても種子の入りにくい品種があります。冨有は、単為結果性は弱く種子形成力は強い品種のようです。
◎ カキの花芽分化は7月から8月にかけて起こりますが、この時期は生理落果の終わった直後で、実の着きの多い年に
  は樹が養分を消耗しきった時期に当たるため、花芽の分化のための養分が不足がちになり、翌年は不成り年になりや
  すいのです。「隔年結果」を起こす要因です。
 
 柿は、想像以上に微妙な性質を持った果物であることを知りました。その柿を上手くコントロール(結実させる)には、高度の技術なようです。私の結論は、今迄通り簡単な剪定をして、ヘタ虫の駆除に2回ほど薬剤散布をして・・・、あとは「運を天に任せる」ことにしました。柿が色づいてきて、概算ですが数える事が出来るようになりました。冨士柿60個、富有2本で70個計130個は、自家果樹園では豊作です。収穫の時には、気をつけます。落ちないように・・・?。
 

                    

                     
           秋蒔いた野菜の初物が収穫できました。