私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

虫こぶ (クヌギハマルタマフシ)

2012年08月17日 | 随想

 12日(日)に始まった盆休みは今日17日で終わります。盆の前半は全国的に不安定な天候で、当地も『突風、雷、集中豪雨』の警報が出ましたが、被害が出ない程度でおさまり、毎日のように兄弟、子供が顔を出してくれて、良いお盆を過ごすことが出来ました。そして今日17日は、二人だけで来客のない”骨休み”の日を送る段取りにしていました。

 しかし、盆のうち畑に出ていないので「早朝畑を一廻りしてくる」と6時半出かけました。結果は瓜の収穫や、雑仕事があって家に帰ったのは9時半でした。この日は、全国的にも「酷暑の日」を予報していましたが、朝から暑くおそらく今夏一番暑かったと思います。
 勿論 ”トンネルのある森”で再々休みをとりました。その休みの時森の中を歩いて異変に気づきました。

         
 森の縁を歩くと、地下足袋を通して『プチプチ』と何か爆ぜるような音が伝わってきて気が付きました。地上一面に直径5ミリほどの赤い玉が散らばっています。初めて見る光景で(確か)膨大な数です。 森の縁には、樹齢100年ぐらいの「クヌギの木」が5本4メートル位の間隔を置いて植わっています。
 上を仰ぐと、そのクヌギの葉っぱが空をかくすように広がっていて、良く見ると”葉っぱに小さな影が見えました。
 
 
 右は、手の届く枝を撮った写真です。多数の葉の表面に付いています。 確認してみると、玉はノリで葉に付いているようで、命が繋がっている感じではありませんでした。
 剥がそうとすると、簡単に葉っぱと離れて双方に痕跡(傷跡)が残りません。5ミリほどの小玉はすごく”硬い”感じで、種子を想わせます。
 持ち帰って、インターネットで調べてみることにしました。 

 

   検索結果
タマバチやアブラムシ類が植物体に産卵すると、その部分が異常発育をしてこぶ状のものを作ることがあります。これを「虫こぶ」、または「虫(ちゅう)えい」といいます。産卵による刺激や、孵化した幼虫の分泌物による刺激で、植物組織の一部が異常発育するものと考えられています。

 代表的な「虫こぶ」です。タマバチがクヌギの葉に作った丸いフシ(五倍子/付子)という意味で「クヌギハマルタマフシ」と呼ばれているものです。産卵をした虫の名はクヌギハマルタマバチです。

 クヌギ+葉+玉+フシ(虫こぶ). これは、クヌギハマルタマバエの卵が入っています…はずです。 その上、メスのよる単為生殖の卵のようです。 

  クヌギハマルタマバチが、クヌギの葉っぱにに卵を生みつけて出来た瘤にようです。

 「クヌギハマルタマバチ」はどんな蜂??
 大量発生した場合野菜に被害が出ないか??
 
 良く理解できない・・・納得できない・・・感じです。

 観察は続けていくつもりですが・・・教えて下さい。

 右の写真は、瘤を割ってみました。


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