10月に入ると畑をしながらも仕事に余裕が出てきたこと、陽気も良くなってきて、連れと伊勢へ行ってきました。16日はお友達と下見をかねて濃尾平野の西端鈴鹿山系の社寺を廻ってきました。勿論カメラを持って”できたら投稿したい”思いで一杯写真をとってきましたが、過去投稿出来ないでいることが”まま”ありました。
元来私は「難産型・・・」で、それに課題が難しすぎる、力不足で・・・年とともに、そんな傾向になるようです。
此処では、10月12日投稿の『目線を畑のすみへ』で取り上げた女郎蜘蛛の以後の経過を報告します。
2日後の14日(日)朝、女郎蜘蛛が巣にいないこと見つけ、当然産卵のため姿を消したと考えました。
{女郎蜘蛛が巣くった環境状態は、畑にすぐ北側幅1メートル余の水路になつており、畑は一段高く、北風を防ぐため1.2メートルほどのビニールトタンの塀が張ってあります。水路に沿った道路はりフェンスで仕切られており、フェンスとビニールトタン上部を結んで巣をつくっていました。}(3枚目の写真を参考に・・・)
ミカン等樹木・小屋などは10メートル以上離れておりそこまでは絶対いく筈がないと考えて、ビニール塀の南側を2日にわたって探しましたが見つけることは出来ませんでした。
しかし16日朝正確には、7時53分、54分、55分下図の3枚の写真を撮ることが出来ました。
2回にわたって探したところに、卵嚢(2×1cm)を作って、それを守るように張り付いていました。此処は、ビニールの塀を越えた南側で、前に巣に張り付いていた所と直線で1メートルとは離れていません。
当然ですが、見違えるほど姿が変わっています。蚕の繭のような卵のうは、一部黄色い糸で覆われて朽ちた 塀の柱にくっ着いており、越冬するには絶好の場所です。
矢印のと、下の細長い個体に関心を持ちました。2個とも蜘蛛の糸の中に編み込まれているようです。下の個体は、柱の木片のようです。上は不明で取り出そうとしましたが、巣網を破らなければならないため止めました。(円形写真は、産卵まえの12日投稿の写真です)
雌の蜘蛛が居なくなった巣を撮って置きました。普通のクモの巣と違って女郎蜘蛛巣は、立体的(複雑)であることは理解していましたが、普通の放射状の巣が中央部に組み込まれていることを見つけました。その効果でしょう多くの、しかも大きな獲物がかかっています。
17日朝7時少し前 観察に出かけました。母親の蜘蛛の姿は見えず、あきらめて巣の方を見ることにしました。巣網にかかった大きな個体のうち矢印Aに興味を持ちました。すぐ上の写真に矢印の個体と凄く似ています。小さな個体を含めて、これらは蜘蛛の”獲物であり食べがら”として・・・卵を産むために母蜘蛛が運んできたものと考えると『来春生まれてくる子供たちの餌???』あくまで推測ですが・・・
17日朝8時30分 気になって再度出かけました。”産卵したら一生を終える・・・、そんなに早く死ぬはずない”と思いながら・・・。
居ました!!元の巣でこわれたところを治すような仕草をしています???。
次の世代が近い場所に巣を張るのを見るのが楽しみです。