私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

茄子科のクコ

2014年11月30日 | Weblog

 29日夜、西は関西から東は関東から「クコ」ではないかと、メールがありました。ありがとうございました

 クコはナス科の落葉低木樹で、 6月から9月にかけてナスの花を小さくしたような紫色の花をつけます。その後に真っ赤な楕円形の実が結実します。中国原産の渡来種です。(渡来年は、不明)

  実は秋に採取され、天日乾燥されます。これを「枸杞子(くこし)」と呼びます。これを煎じて飲むほか、果実酒(クコ酒)にしても飲まれます。 薬膳料理にもよく使われます。所謂漢方薬と考えて良いようです。

 原産地中国の道教の思想家たちは、不老不死を求めて食事代わりに食べていたそうです。現代でも珍重されており、1996年に中国ではクコの実を薬食両用の食品として認定しました。中国のさまざまな養命酒で、クコの実を入れないものはほとんどありません。
 クコの果実、根皮、葉は、それぞれ枸杞子(くこし)、地骨皮(じこっぴ)、枸杞葉(くこよう)という生薬であるとされています。 枸杞子は、血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがある。精神が萎えているのを強壮する作用もあるとされている。 地骨皮は、抗炎症作用、解熱作用などがある。 枸杞葉は、血圧の低下作用などがある。クコ茶にするなど、実・根・葉とも漢方薬として重用 されて居るようです。

               

               

                

 肝腎を補い、血を補います。視力の低下や目の疲れに大変効果があるようですので育てる事にします。一旦定着すると匍匐茎を伸ばして増え続け、数年後にはまとまった群落となることが多いようです。旺盛な繁殖力あるようで「林跡を占拠されないか」と心配ですが、私も目の疲れが最近ひどいですから試してみます。


晩秋の御嶽山

2014年11月27日 | 風景

 昨日11月27日は、御嶽山が9月27日に噴火してから二ヶ月目に当たります。噴火当初から御嶽の写真が欲しいと複数回出掛けましたが、意を得ることは出来ませんでした。勿論晴天の日を選んで行くわけですが無駄になっていました。ところが、御嶽の山容を確認できるところに住んで見える人の情報を得て、昨日御嶽山の写真を撮ることが出来ました。それが偶然二ヶ月目だったという事です。

                   
 上二枚の写真は、2014年(H26年)9月127日、11時52分噴火の 映像です。
 御嶽山では噴火の約2週間前に地震活動が活発化していましたが、前兆現象と判断できず予知できませんでした。そのため、登山者の多くは無警戒で登山し、災害に合われたわけで、特に紅葉シーズンで週末であった事、時間がお昼近くであった不運が被害を大きくしたようです。

          
 私の住んでいる尾張北部からは、畑など視野の広い所や、高い所からは望むことは出来ますが、写真を撮りたいと思うと、東へ木曽川堤を10キロ走って犬山市街近くまでいきます。まだ2年前に見つけた御嶽を撮る撮影ポイントです。
 左の写真は、木曽川で山間部を流れてきた木曽川は、ここで広い濃尾平野にでます。その愛知県側河畔にそびえるのが、現存する日本最古の城「犬山城」です。
 

    
 2日雨の日が続いて27日は朝から晴天に恵まれました。そして肌寒く感じる強い風が吹いていました。左の白い建物群は岐阜県側になります。
 

    
 右側山頂近くに”雲のようになびいている”のが噴煙です。

    
 犬山市から、木曽川をさかのぼること約200キロ源流の御嶽山です。

 幸運でした。撮っている時は無心でしたが、57人の死者とまだ7人の不明者あると思うと、子供の頃からうけていた「美しい!!」という印象にはなれません。それが実感です。


晩秋

2014年11月25日 | 観察

 小春日和が3日ほど続きましたが、今日は昨夜からの雨になりました。シトシト降りの静かな雨で畑には慈雨と言っていいです。昨日午後から、喉に違和感を感じ風邪前の症状ではないかと案じて、風呂も止めにしました。今の家の状況では慎重になります。今風邪で寝込んだら大変ですから・・・。だから家から一歩も外に出ることなくゆっくりしています。体温は36度2分平熱ですが軽い咳がでます。、今夜も風呂は遠慮しようと思いながら、パソコンに向かっています。

 考えてみると、もう4~5日で師走に入る訳です。ここ4・5日に撮っておいた写真を並べてみました。一年の速さといつの間にか晩秋を想はせる景色になってきました。、

               
    朝の雨で「どうだん」の紅葉が映えている居るのが目に留まり撮りました。今秋は、名勝地の紅葉は鑑賞出来
   づ庭の紅葉で済ませます。

              
     「ユズ」色ずいてきました。例年漬物に使っていましたが、今回は風呂に浮かべるだけにします。

               
      畑の一隅に「寒水仙」咲いていました。林を切り払ったため日当たりが良くなって早く良い花を
     咲かせたようです。

              
     今年は、私の家の分まで作ってくれた葉牡丹です。「もう持っていってもいいよ!」と裏の弟が
    声をかけてくれて・・・、あまりの出来のよさにカメラを向けました。3セット戴きます。
     正月にはなくてはならない花ですから・・・。しかし 新春は小さな正月になる予想です。

             


この果実教えて

2014年11月22日 | 観察

 農閑期に入りましたから、3日ほど前から畑の草取りを始めました。と言っても夏と違ってこの時期の草は、小さくて地面にへばり付いていますから、農具を使って「草かき」をする作業です。家庭菜園を少し大きくした規模の面積ですから、1日2時間ぐらいで、しかも数回で”ひと廻り”出来る算段です。

 春初めに伐採した林あとは、日当たりが良くなりこの夏はちょっと苦労しました。もう一度苗木を植えようかと迷うほどですが、決めかねています。そこの草を刈っていて、赤い実の付いた小さな樹木を見つけました。目につきやすい道端で、鞘枝が根元からいっぱい出ている樹高1mに満たない高さです。

 私は初めて見るもので、興味が湧いてきて調べることにしました。おそらく近辺にある樹木で、鳥が食べて糞に混じって種が落ち根付いた思われます。数年前からあったと考えていいようです。

 直感的にグミ科でないかと考えました。 
 常緑または落葉の低木つる性のものもある。また常緑性種は耐陰性があるが耐寒性は弱く、落葉樹性は強い。は互生し、葉や茎には毛が多い。また茎にはとげがある。は両性または単性、がくは黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本つく。花弁はない。挿し木取り木接ぎ木などで簡単に増やせる。

 前年枝の節から伸びた新梢に開花結実する。開花後、萼筒の基部が果実を包んで肥厚し核果様になる。果実は楕円形で赤く熟し、渋みと酸味、かすかな甘味があって食べられる。形はサクランボに似る。リコピンを多く含むが、種によってはタンニンを含むため、渋みが強いことがある。

          
          樹木の全容です。昨年まで全く気が付きませんでした。

                          

              
              真紅の可愛い実を一杯付けています。

              
               鞘枝には、「トゲ」を持っています。            

              
          ちょっとなめてみました。、渋みは無く、しかし甘みもない?いや少しあるかな?そんな感じです。

 追伸 最初はなめてみただけでしたが、2日後食べてみようと果実を割りました。すると中身は、果肉でなく液状
     で
小さな種が一杯入っていました。「ほうずき」の果実ようでした。

          この果実教えて戴きませんか、お願いします。


ある日の朝食

2014年11月20日 | 随想

 さつま芋と里芋を掘り終えてしまうと、当面畑の大きな作業はありません。いやジャガイモ掘りがありますが、これは12月中旬以降で・・・ジャガイモは原産地が高冷地で寒さに強いため年を越してもいい訳です。長芋が少しありますが、5本程度ずつ掘ってきてすでに頂いています。長芋は地l中深くに育ちますから、掘るのに苦労ですが厳寒にも安心で、気ままに必要量を掘ってくるという感じです。所謂「農閑期」に入っている訳です。野菜の必要量を収穫してくることと、畑の草をとる位で、ある意味時間が有り余る時期に入ってきました。

 そこで思い出すのは昨年は、京都の娘の所や観光で3回も出かけていたことです。写真を撮ってきて多く投稿していました。これらの事も年と共に行動範囲を含めて小さくなっていく事は予想していましたが、出来事は突然やってきます。私のところでは、女房の足腰の問題ですが、ある意味当然のことがやってきただけで自分で云うのも変ですが、素直に受け入れています。

 確かに秋の紅葉を撮りにいくことは出来ず、淋しい思いはありますが、考え方によっては題材はいくらでもあると思うようになりました。例えば病院での「出会いや世情、老後の介護や寄り添い」要は、私の受け取り方、感性のあり方のようです。一人よがりかもしれませんが、80代後半の生きざまを控えめに発信していきたいと考えています。

             
 最初は、「どちらか元気なうちは、自分たちでやるから!」と嫁に話して、食事を含めて女房の担当していた家事を引き受けましたが、一週間で音をあげました。「夜の食事だけは、お願いして」(すごく楽になった)今迄やってきました。畑もパソコンも内容は少し変わってきましたが、表面的には変化なく(自己判断)これからも続けたいと考えています。
 勿論無策でなく、反省する所は改革して・・・・その予想ですが、畑の方は可なり作ることを少なくして良いじゃないかな・・・?食事の方は、飽食時代の多彩な料理を目指すのでなく・・・年代に合ったバランスのとれた食事を目指します。あの戦前戦後の貧食時代を生き抜いた経験があるから絶対大丈夫です。
 只自分の健康には充分気を付けてやっていきます。

 上の写真は、3日前の朝の副食です。写真右上は、大根・里芋・豚肉の煮物です。大根は火が通りにくくて約20分煮てから里芋・肉をいれました。お昼を当てして少しおおくつくりました。左上は、昨夜の鍋物の残りで暖めました。その下は、長芋の短冊切で生でカツオとしょうゆかけです。即席の汁ですが、高級で初めて頂きました。この朝は煮物に時間がかかって戴いた即席汁で済ましましたが、子ども達からも即席な(缶詰など)ものが、持ってきて来てくれています。野菜は多めに頂いています。
 こんな調子でやっていきます。こんな写真をだして御免なさい!。


小春日和

2014年11月17日 | 随想

  今日11月19日は、11日以来8日ぶりの小春日和 の日がおとずれました。

   11日は、暖かい日でさつま芋掘りをして、びっしより汗をかきましたが、昨日までに暖かい日を選んで、里芋掘りも済ましてしまいました。が、朝方晴れて天気が良いから里芋掘りを始めると、昼ごろから雲が出てきて小寒くなり、昼食をすますと”そこそこに”畑に出て収納しました。良い天気が一日続くことは少ないおもいです。
 さつまいもや里芋は、原産地が熱帯地方で、寒さに弱く、掘り起こしてから、寒さに長い時間当てない気遣いが必要です。
 今秋は何もかも一人でやらねばならないと、案じていましたが、結果は一人で済ましてしまいました。

 ただし、前もって例年よりも多くいもを掘って食べたこと、貯蔵する穴も半月も早く掘って置きました。
 そして、さつま芋は11日に、里芋は15日と18日に分けて掘ったことで、案じていたよりも気楽に終わることができ、老後の自立のコツを覚えたような気持ちです。

 
 芋掘りを暖かい日を選んで行い、その日を「小春日和」と11日の投稿で無意識に表現していました。が、知り合いか「小春日和」について、ちょっとしたした指摘をうけました。

 「小春日和」は、秋の10月(旧歴)の暖かい日に使うもので、春には使用しない!」が要旨でした。「えー?それでは、春の暖かい日はどう表現するの!」 「???」 どうも春の暖かい日を、四文字熟語で表したのを見つけることは出来ませんでした。

 私は、春も秋も暖かい日を「小春日和」と言っていたようで、無智、ちょっと恥ずかしい思いをしました!と云うよりこの歳で勉強しましたが実感です。

 早速インターネットで調べてみました。  

小春日和(こはるびより)とは、晩秋から初冬にかけて、移動性高気圧に覆われた時などの、穏やかで暖かい天候のことである。
小春(こはる)とは陰暦10月のこと。現在の太陽暦では11月頃に相当し、この頃の陽気がに似ているため、こう呼ばれるようになった。

 小春とは、陰暦の10月(現在11月)の異名、この頃の春のような穏やかで暖かい日を「小春」という。だから、冬の終わりから初春にかけて「小春日和」というは誤用、「小春」「小春凪」など小春がつく言葉は冬の季語。

日本の言葉の繊細さを認識いたしました。それにしても、春の日よりを表す「四文字熟語」は無いですかねー?

 

 

                                                                                                          

 


一番の寒さ

2014年11月14日 | 野菜つくり

 今朝は、今季一番の寒さで眼が覚めました。まだ冬布団を使っていないため、足元が少し寒くて、深夜より「まどろむ」感じで朝を迎えました。4時ごろより「もう少し!もう少し!」と布団の中で身を屈めながら4時10分起きてしまいました。ニュースでは札幌の雪を映していましたが、今朝の冷え込みは12月はじめの陽気のようです。

           8時半冬の身支度で畑にでましたが、陽が照っていると暖かい感じでした。

                
        2日前に玉ねぎを植えました。例年より少なくして500本弱です。

                 
  9月初めの第一回蒔きの大根です。2本3本と収獲していましたが、頃合いの大きさのを選んで抜き、穴を掘って
 貯蔵しました。ほっておくと、大きくなり過ぎてしまいます。

                
        蕪で、大根と一緒で頃合いの大きさのを抜いて貯蔵しました。蕪は殆ど浅漬けにして戴いています。

 上記の二種類の収獲があって畑に出た訳ですが、畑に並べてみて絵になると感じてカメラをとりに帰りました。収穫の喜びと云うか?満たされた気持ちです。


さつま芋掘り

2014年11月11日 | 野菜つくり

 昨日10日は、前日の小雨も模様と打って変わり、朝から雲一つ無い日和になりました。しかし、朝方は昨日の夕方までの雨で、庭の草木は露でいっぱいという感じでした。だから畑に出るのを戸惑っていましたが、陽が昇るにつけ「さつま芋を少しでも掘ってこよう」と10時ごろ畑に出ました。風が少しあって頬に風があとるとちょっと冷たく、陽のあたる背中は暖かくて、小春日和と云った感じでした。
 9月頃からぼつぼつ収穫をして・・・、11月の最終収穫期には少なくしておこうと、約3割強は掘り終えていました。それでも畑の藷を2日位かかって収納しようと思って作業にかかりました。

 小春日和も、備中を振り上げて芋を掘る作業は、汗が滲んできました。勿論夏ほどでは無いですが、上半身汗が出てきて、顔から汗がしたたり落ちるようになり3度4度と顔を拭きました。が気分は爽快で2日がかりと思っていた藷も、正確には12時半までに掘り終えることができました。

             
 貯蔵する藷穴は掘って置きましたから、食事を挟んで2時間ほど天日干しして午後から収納する段取りにしました。
 例年より約2週間早い収穫で、イモは大きからず、小さからず若い者好みの大きさです。(年寄りは大きい方が良い)7割は貯蔵して、3割を家に持って帰り、4時に家に帰ることが出来ました。余談ですが、昨日は「夕方寝」になり、7時に女房に起こされました。 

                        
 前もって少し掘ってあった「切り干しいも」で、足腰が痛いのに・・・、気分がいい時切り干しに加工したもので、今朝の写真です。飴色で美味しそうに仕上がっています。この藷も殆ど貯蔵してしまいました。来年3月に穴から出しますが、その時女房の足腰が良くなっていると、いも切り干しを作ってくれますが・・・?

  次は、間をおいて・・・天気がいい時に里芋を掘ります。

 


昼寝大切

2014年11月07日 | 随想

 私の場合、ここ20年余原則「昼寝」をしています。現役時代(60歳以前)も小さな会社を経営していましたから、時には昼寝をすることが出来ましたが、それが癖になったという訳ではありません。
 仕事柄朝早く起きる必要があったからで、睡眠時間の少なさを昼寝で補っていた訳です。それが、身に沁みついて「早寝早起き」タイプになり、老後も続いているといった感じです。土・日曜日も関係なく、いや盆・正月も関係なく「早寝早起き」タイプになってしまった感じです。
 就寝は、9時半から10時、起床は4時半と云ったところで、夜の睡眠は7時間している訳ですが、その7時間で足りない分を昼寝時で、時には夕方寝で補っているおもいです。寝付きは良いほうで数分、床に入っている内は絶対”目を開けないのが”私の寝た時の特色”だと思っています。それが健康維持の一つだと信じており、余生もそうありたいと念願しています。

 今朝は、月2回ある「不燃物の収集日」で4時起床・・・、9時ごろ畑に出て11時半昼で帰宅、午後も畑の予定があって1時に出て、1時間半で帰りました。そして3時から「1時間半」昼寝をする事ができました。 

              
  昼からの畑の主な予定は、上図の白菜の結束でした。もうこんなに大きくなっており、下葉を少し取って雨
 や雪などの水滴が中心部に入らないように縛り化成肥料を追肥しておきました。今年はキャベツや白菜に害虫(青虫、夜盗虫)の発生が非常に少ないと感じています。11月半ばから収穫し始めて、来年2月頃まで(晩生種)収穫できる予定です。

               
   白菜の横に作ってあるレタスで、初めて紹介するわけです。もう収穫できるほどになってきました。
  実は、私が料理をつくると、レタス類を使う機会がありません。以前は、焼き肉などをしてくれると”レタスで
  巻いてたべていましたが、煮物がおおくなってくるからです。野菜は他に一杯あるし!!、子供たち若い者
    が使ってくれますから・・・心配はないですが・・・・「一度焼き肉でもやってみるかな?」と思っています。

  畑の帰りに菊をとってきて生けてみました。無手勝流ですが2回目です。

    
 
 今朝は早起きただけに眠かったです。あとにしょうと思いましたが、昼寝前に花を立てました。(この他に、仏壇と部屋の3ケ所に)左が約10日前に立てた花で、右が今日立てた花です。形はどうあれ部屋が明るくなりました。