私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

柚子の効用

2013年01月31日 | 観察

 今年の一月は確かに”寒かった”です。それを畑の野菜で思い知らされたには、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーの育ちが大変に悪いです。本来なら正月前から収穫できるはずでしたが、いまだ収穫できません。まあ~、他の野菜白菜、ネギ、大根、小松菜、チンゲン菜、人参などで間に合っているからいいですが・・・・。

 12月10日に”大雪”があって、今季は寒いと言われるようになって、寒暖計で起床時(朝5時頃)の部屋の温度と、外の最低気温を記録するようになりました。この一月では、最低気温がマイナス(-1~-4℃)なつたのは、23日間ありました。最低気温がプラスなったのは、上旬3日間・中旬1日間・下旬4日間の僅か8日間のみでした。
 
 その間隙をぬって畑に出る事はありましたが、どちらかというと”退屈”をして過ごしていますが、連れは私の事を思うと何時も忙しく過ごしている感じです。女には男に少ない”家事”の仕事がありますが、連れにはそれ以外に『大根や白菜を漬物にするとか、ミカンをジュースする』特技??があります。それも自家用以上に多くつくって、子供を含めて”配って歩くことに”生きがい”を感じているようです。

 此処では、多く採れた柚子の加工を紹介します。今年初めてする作業で、雑誌か口コミで知ったようです。

       

       

   

 柚子は、小さかったり形の悪いのは毎晩お風呂に、5個程入れています。その他は今年は写真のように、皮だけを刻んで乾燥させています。連れの言い分だと、ミキサーで粉にして、二品ぐらい足して”ふりかけ”にして食べると大変体にいいようです。

 夜なべに、部屋に持ち込んできて仕事を始めましたので写真に収めました。翌日気が付いてみると外には何回分かの皮が干してありました。男にはできない母性本能には参りました。とやかく言わずに”最敬礼!”・・・・


 


今季最低気温の朝

2013年01月27日 | 随想

 26日(土)は、予報(夕方から雪)と違って、朝7時頃より雪が舞いはじめました。
 北陸、東北地方の日本海側から北海道にかけては、台風並みの風と、大雪になっているようです。
 それでも、私の所はお昼を中心に4時間ほど晴れ間が出ましたが、3時ごろから本格的な雪になりました。そんな天候で、結局一日部屋に閉じこもる日になってしまいました。

 振り返ってみると、この時期農閑期で畑に仕事がなく、それでも、じっとしていると”体が鈍ってしまう”と、暖かい午前中を選んで2度3度と畑に出てみます。せいぜい2時間程度の主に”草取り”作業です。
 厳寒の時期畑の草は決して目立つほど育っていません。むしろ、ちじこまって地面にへばりついている感じですが、その草を抜いてみると、地上に出てる葉面の2~3倍ぐらい根っこが張っています。暖かくなると急に大きくなる算段ですから、いま取って置くのが一番効率的ですよ・・・・。 

 27日(日)5時起床、起きざま外の景色を確認しました。昨夜7時ごろの『雪は止んで晴れ、月が出ていて夜景が良く見える』状態とほとんど変わってない感じでした。(写真上、東の空が白み始めた6時18分撮影、積雪4cmほど・・・)

 今季最低気温マイナス4℃を計測しました。この気温ですと風呂場の北側の窓が凍てついて開けません。
 ヤカン二杯に熱湯を沸かして、外の水道の蛇口を含めて融かしてやりました。毎年2回か3回こんな冷え込みがあります。太陽が昇り始めた8時34分”日向と日陰のコントラスト、雲一つない青空”を写真に収めました。

 結局炬燵に入って”うたた寝”をして、パソコンに向かってもゲームをちょっとする程度で・・・一日過ごしてしまいました。

  •  そう云う面から考えると、連れは男ほど退屈しない感じです。そんな出来事を夕方になって気づきカメラに収めました。近いうちに投稿します。

初詣余話 (第2報)

2013年01月18日 | 旅行

 針綱神社に参拝し、行く手を左にとると直ぐお城に通じる緩やかな登りの石畳の道に出ます。僅かに歩くだけで城門に達し、門をくぐると、一気に視野が開けて天守閣が迫ってきます。室町時代後期天文6年(1537)創建された、現存する日本最古の城で国宝に指定されています。

 私は、若い時から3回ぐらい登った記憶ですが(最後はここ数年前に・・・)外観は3重ですが内部は4階になっており、それに地下構造になっています。”胸突き八丁”の急な狭い階段を5回上り下りする事になり『慎重に安全第一』を考えて無事降りることができました。以前には考えたこともない心配を経験してしまいました。もうこんな行動をしません。

      

    
 犬山城は、木曽川河畔よりやく80m高いところにある平山城で、天守閣からの眺望も素晴らしいものがあります。 木曽川水面上に架かる橋は、犬山ライン大橋で、橋の下部は堰になっており、湛えられた水はダムの様相をしています。犬山頭首工です。

 江戸時代初期、御囲堤の建設により木曽川の支川は尽く廃川されたため、この支川から農業用水を手に入れていた住民は困り、木曽川から水を得るため、農業用水の建設を行った。江戸時代初期に、尾張国側で宮田用水木津用水が建設され、昭和時代初期には岐阜県側で羽島用水が建設されました。しかし、洪水や流れが変わる等により、安定した水の供給が困難になり、昭和36年から10年間かけて、木津用水、宮田用水、羽島用水の安定した取水を纏めたのが、この犬山頭首工です。

 成田山名古屋別院大聖寺

    
 この寺も”素晴らしい眺望”を得ることが出来ます。13日朝9時の映像ですが一杯の参拝客でした。確か、お城にのぼる時に、案内の人に声をかけたら「正月の内は、一日1、300人ぐらいー」と言ってみえましたが、成田山は例年の人出”50万人”とか・・・

  
成田山・太子堂の「四国霊場八十八ヶ所巡拝・お砂踏み行場」を連れは、丹念に参りしていました。なお、成田山では、孫の合格祈願の二品を買うことが出来て何よりの満足ようでした。

 帰路二人にとって初めての”犬山善光寺”に参拝して、遅い昼食を”犬山名物・木の芽でんがく”ですまし、一日5時間の行程を無事済ますことが出来ました。

 
犬山城下の初詣
         

    


初詣余話 (第一報)

2013年01月13日 | 旅行

 8日に女房をさそって初詣に出かけた訳ですが、振り返ってみると、こうした行動は数年ぶりの事になります。以前は、子供達正月の来客が済んだ後(5日か6日)西方面の三寺院に出かけていました。止めた理由は、いろいろ思い当りますが、一言でいうと”歳を重ねる考え方(状況)の変化”という事でしょうか・・・

 昨年暮れの28日、ある縁で歴史的にも由緒ある犬山市を(東方に当たる)訪れました。その時”こんないい所があるんだったらさそってみよう!!”の思いがあって、女房の足腰が良くなっていること、距離的に近い事(往復十数キロ)、正月の混雑も済んでいるから・・・と、それに私にも二つの目的があって出かけました。
 式内社・針綱神社、三光稲荷社、成田山名古屋別院、犬山善光寺に参拝し、観光としては犬山城にのぼりました。只構想を中々纏めるのが出来なくて迷って来ましたが、思い切って・・・・。

      
 裏の木曽川堤からは小さくて、場所も限られた所でしか見えない御岳山が、僅か数キロ堤をさかのぼると、こんなに綺麗に見えるところがありました。直線距離で約75キロ離れており、右に見えるは犬山城です。

      
 
 剣ヶ峰(3,067m)を主峰にして、摩利支天山(2,959 m) 、継子岳(2,858 m) 、継母岳(2,867 m) などの外輪山があり、南北約3.5 kmの山頂部は台形の山容で、昭和54年(1979)一万年ぶりに噴火した活火山です。岐阜県と長野県の県境に位置します。日本アルプスの乗鞍火山帯の南方にある独立峰で、山麓は豊かな森林地帯を形成し、豊富な水は複数の支流となって木曽川に注いでいます。その水は、名古屋を含む濃尾平野に住む人にとって飲料水となり、農業用水となり、工業用水となっている”母なる山”と言えます。

 また、山体は御嶽講の霊地として古代から信仰の対象になっていました。江戸中期までは尾張藩が森林保護を名目に一般人の登山を禁止していましたが、江戸後期には一般人の登山が認められ、中部、関西、関東方面から信者のグループである御嶽の登山が盛んになり、霊山の一面を持っています。標高3,000mを超える山としては日本国内で最も西に位置するそうです。

 私が目的としていた一つは、御岳を紹介することでした。特に冬の季節、畑から見る白雪を頂いた御岳は、小さくしか見えませんが、清々しく心に残る山です。

 木曽川河畔の小高い山の上にある犬山城の南山麓にある二社を参拝しました。この二社は犬山城の守護神とされて居ます。

  
 式内社・針綱神社です。 

  
 三光稲荷神社です。(兩社の写真は後日撮りなおしたものです)

 連れは嫁いで来てから60年余になりますが、両社共初めての参拝だと言っていました。この社の裏てを少し登ると犬山城です。「お城も初めてで、折角来たから登ろう!」と言い出して・・・”ちょっとばかりでなく”心配でしたが、あがる事にしました。

 

 


今年の正月

2013年01月09日 | 野菜つくり

 今年の正月は、雪こそなかったですが寒い正月でした。1日から7日まで零下の朝を迎えました。当地では、三十数年ぶりの連続冷え込みと予報は伝えていました。我が家の測定では、1日2日はマイナス1℃、3日4日がマイナス2℃、5日6日がマイナス4℃、7日はマイナス3℃でした。

 兄弟や子供たちの来客が4日まであり、ここは女房が活躍してくれました。5日からは”骨休め”の感覚で横になっていることが多く、私は”体を動かす”思いで短い時間ですが畑にでて過ごしました。
 昨日8日は前日までと違って暖かい朝を迎えて、女房をさそって神社や寺院の初詣に出かけました。そして今日は、正月前から溜めてあったミカンを”ジュースにする”ことを始めましたから、手伝いながら写真におさめました。

 我が家には、7本のミカンの木があることは紹介しましたが、手伝いながら”去年迄どうして処分してただろう”と思いました。私は野菜作りが得手のほうで、ミカンの処分も女房の担当で無関心でしたから・・・・しかし作る(管理)するのは私で、出来上がった果実は、進物に出来るのは極くわずかで二級品ばかり、但し無農薬ですから・・・自家用にはこれで結構、ジュースも安心して飲めます。

   

      

      

 自画自賛ですが「美味しいですよ!!」今日は9本出来ました。今迄に10本ぐらい作ったと言っており、まだミカンがあるようです。

 


初日の出

2013年01月02日 | Weblog

 明けましておめでとうございます

 2013年の穏やかな元旦を迎えることが出来ました。年末に雨などあって雪の無い正月です。
 年末が床に就くのが遅かったぶん、起床が6時になりましたが、起きざま空模様を確認しました。北の空は暗雲が覆っていましたが、東・西・南の空はわずかに雲が浮かんでいる程度でした。「写真を撮りにいこう!」と決めました。

 出発時、私はライトを点けませんでしたが、ライトを点けて走っている車もある状態でした。日の出を撮りに行くのは去年を含めて2回目ですが、何時もよく行く木曽川堤です。7時45分から撮り始めて終わりの写真は7時52分で終わっています。 

   

     

      

     

      

   

 新しい年を迎えて”なんか、新しい目標”を掲げるという事はありません。今迄と同じ生活リズムで、”美しく老いていきたい”と念願しています。老いは”素直に受け入れて”行くつもりです。

 今年もよろしくお願いいたします。