8月23日まで、記録的な猛暑日が続いていました。23日夜になって降り始めた雨は恵みの雨になり、24日朝少し降ってあがりましたが、25日(日)は又朝からの雨になりました。しかし ”ほどよい雨”で午後2時ごろにはあがり、この雨を境に朝晩は急に涼しくなりました。
咳と痰の出る風邪もそれに合わせるように良くなって「26日月曜からは、普通の生活に戻ろうー」と決めて、朝4時40分ごろの起床になりました。起きると先ず部屋の北の窓を開けますがこの日は、「もしかすると朝焼けになるのではないか?」と「ひらめき!」ました。
過去は、「あっ!朝焼けが始まっている!」の感じでした。この時期は、日の出は5時20分頃で、東の空はまだ薄明るくなっている程度でしたが、雲の配置から直感したわけです。
取り合えづ、歯だけは簡単に磨いて、カメラとフィルターを持って、車はライトを点けなければなりませんでした。
木曽川の南派川に架かる小網橋で、何時も写真を撮りに行くところです。木曽川はこの地点では、北派川(本流)と南派川の二つに分れており、こちらは支流になっています。普段は、極く僅かの水しか流れていません。橋の長さは260mで中央が、愛知県と岐阜県の県境になっています。この橋と連絡する北派川の橋は、昨年完成した各務原大橋で全長594mです。
4時57分着くと直ぐ撮った写真です。
急いで橋に向かって歩き、橋の上を20mも歩くと、もう朝焼けは始まっていました。
橋の中央部に向かってゆっくり歩きながら、約70枚余の写真を撮ることが得出来ました。朝焼けは秒単位で変化していくことを実感しました。
橋の中央部に来ると南派川が、流れているというより淀んでいました。「全く良いタイミングで来れたものだ」と思いながら・・・しみじみ幸運を実感しました。
後半は、日の出を撮ることが出来ました。これが頭ににあってフィルターを持ってきましたが、初めて使いました。
太陽は地平線から上がるごとに眩しい白熱光になってきます。最初の写真が4,57分で最後が5、27分でしたから、30分間のドラマになりました。日の出は毎日ありますが、朝焼けが起きる条件も極くまれにしか整わないと思います。それに人間の方のタイミング条件もありますから・・・本当に幸運に恵まれました。
この朝は、「ヒャー美しい!!」と何度も心に想い、感嘆を声をあげてシャツターを押していました。その想いがホトチャンネル(スライドショー)で表せたらと思っていますが? (写真は時間の経過に沿っています)
2013年8月 朝焼け