私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

庭の紅葉 

2017年11月29日 | 観察

 27日28日と、二日続けて絶好の」小春日和になりました。本当に有難かったです。だから二日とも畑へでて予定の仕事ができました。今日29日は、予報では曇り夕方には雨と云っていました。雲もきれていて午前中は、もう終わりに近くなった菊を整理してこようと畑に出ました。仕事を始めると細かい雨が降り始めました。帰るほどの雨でもないし、畑にあった合羽を着て一時間ほどでおおよその仕事を終えました。菊は原則”挿し木”で作っていますから、品種ごとにしるし(エフ)をつけねばなりません。どちらかと云うと、野菜作りは得手で・・・、花作りは不得手・・・で勉強中と云ったところです。帰路、お勝手に人参が無くなっている事に気が付いていましたから、数本抜いて帰りました。最近は、お勝手の野菜に気を配って・・・必要数を採ってくるようにしています。土のついているものは、畑で洗って・・・人参なら3~4本大根なら1本といった感じです。

 洗った人参を見て、これで午後からを過ごそう…と考えた訳です。この人参は8月31日に蒔いたものです。涼しい気候を予想して10日ほど早く蒔きました。が形状を見ると厳しい環境(天候不順)苦労して育ったことが見て取れます。2月頃まで賄ってくれる大事な野菜です。   

             

 ついでに、庭のドウダンの写真を撮りました。昨日も一日に4~5回も自然に眼を向けてしまいました。こんなことは過去になかつたです。前回投稿の写真は、25日11時40分陽が差していました。今日は、雨が止んばかりの曇り空で10時30分に撮ったものです。紅葉の美しさがこんなに変わるものですね。

           

           

          毎日観察してもう一度投稿したいと思っています。

 


11月の畑 (じゃが芋の収穫)

2017年11月27日 | 野菜つくり

 予報どおり今日27日は、絶好の秋日和になりジャガイモを掘ろうと朝8時ごろ畑に出ました。澄み切った青い空、燦々と朝陽が降りそそいでおり、しかも無風です。上衣を脱いで仕事にかかりましたが、天候の不順で秋の野菜の不作の不安が頭にありました。掘り始めて五かぶほどで「今季は、例年の半作だ!」と感じました。但し肌が綺麗な芋です。数年前にも凶作の時がありましたが、淡々とと乗り越えます。出来が悪かった分、楽に早く掘れました。

 久方ぶりに畑の写真を撮ってきました。不作と云いながらも秋の野菜畑全体が秋の陽に輝いていました。

                    
                   例年ですと、芋が隙間なく並ぶんですが?

                    
 蕪を初めて、間引くという感じで採ってきました。我が家では、ほとんど漬物にする感じで・・・女房の担当です。

                    
 白菜・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーです。白菜はもう収穫できます。この時期いつも青虫など害虫に悩まされますが、白菜は、ごく僅か・・・、キャベツ等は、一匹の虫も付いていません。これは大変珍しい事です。

                    
           つまみ菜です。年明けの二月から三月にかけて収穫を予定しています。

                    
         佛花用の金盞花です。毎年年二回蒔くようにしています。今日の畑は緑に輝いて綺麗でした。


ドウダンつつじの紅葉

2017年11月25日 | 老いの道

 透き通った秋晴れの日が、二日と続かない空模様が続いています。週に2回ほど来る雨模様の日は、大雨ではなく有り難いと思っていますが、総じて不順で小寒い日が多いといっていいです。日本海側の北陸から北海道にかけては二十数年ぶりの早い雪になっているようです。
 晴れ間を選んで畑にでています。今の時期は、細かい軽い仕事なんですが、運動を兼ねて出るようにしています。この歳になって目標がある仕事が持てることは、ありがたいと思っています。

 夏からの天候不順で、豊作とは言えず、まあ普通・・・ものによっては不作なものがあり、今あげると里芋・葱でしょうか・・・、ただし自家用ですから食べるに困っているいう訳ではありません。何時の季節でも、作った野菜の全てが豊作ということは先ずありません。自然災害・害虫被害・微妙な気候の変化で「去年と同じに蒔いたけれど、出来が悪い」事など再々です。そう云う意味で、毎年一年生という気持ちです。

 今季は、過去にない庭の「どうだんつつじ」が綺麗に紅葉しました。昨年この時期に、京都東福寺に紅葉見物にでかけましたが、10日遅い感じで・・・、「来年はちょっと早く最盛期にに見物にこよう!」と決めた事を思い出していました。しかし 結果は、「もう一人で遠くへ出歩かない」と決めました。まだ 自転車は、すいすいと乗れる感じですが、行動範囲が凄く狭くなるわけです。当然のことで、身近な環境のなかで「美」を見つけていきたいと思っています。そして その所作よりも・・・、その心を文章に出来たらいいな!と思っています。私の夢です。                   

                    

                   

                   

 老いの道は、ある意味自粛する事だと思っています。その淋しさを癒してくれるように庭の”どうだん”過去になかった、美しい紅葉を見せてくれました。この写真は、日時を変えて三回撮りなおしました。感性と積極性は持ちたいと思っています。

 

                  


11月の畑 (秋雑感)

2017年11月19日 | 随想

 「中三日ほど置いて、一日だけの雨の日が三回ほど続きました」と前回投稿しましたが、同じサイクルで昨日18日で、五回目の雨の日になりました。それに四日先の22日(水)に又一日だけの雨の予報がでています。勝手なもので、ちょっと”うんざり”しています。昨日も二人で部屋に閉じこもりました。早朝からクーラーと炬燵を一日つけて,勿論真冬でないですから前者は(25度)後者は(弱)の設定です。本当に退屈な一日を過ごしました。

 明けて今朝は、雲はありましたが切れており大陽も差していましたが、昨日の雨と朝露で畑に出るのは午後からにしょうと決めていました。ところが 昼ごろから北からの暗雲が流れてきて、”しぶち”(にわか雨)のある天気になってしまいました。鈍った体をたとえ一時間でも動かしてこようとと思っても、出ばな挫かれてます。気象情報では、強い寒気の流れ込みで北陸から北海道にかけての日本海側は、雨で山や所によっては雪になっているようです。

 今年の夏から、日照時間が少なく雨が多かった気象状況を引っ張ったまま秋に入ってきた感じです。11月中旬で北国では早い雪、私の所では、小寒い不順な天候が続いています。市場では野菜が高いようですね。自家菜園の私の畑は、不作という感覚はありませんが、秋晴れが続かなかった分、野菜が元気でない感じで・・・五日ほど前に有機配合肥料888を、ひと肥施しました。野菜作りをする以上元気な野菜を作りたいからです。最近こう思うようになりました。
 「九〇年生きてきた訳だから、これからの十年はそんなに長くない、、但し 老化を思うと簡単ではない!!」野菜作りも、心と体の健康を保つための第一目標にきめました。新鮮な野菜の供給はその次になりましたが、うつくしい畑は保ちたいと思っています。

                     
 
  ブログを書こうとお隣の柿を撮ってきました。昔の古い種類の「ふで柿」です。私の家にも同じような小型の実が成る柿の木がありました。子供の頃には、競っておやつに食べたものですが、我が家では四〇年前に切ってしまいました。お隣のご主人も老いられて高い所へ登ることを自粛されるようにようになり、この柿に郷愁を覚える年代も老いて消えていかれたようです。しかし 熟れた柿は、小鳥たちの絶好の餌で早い段階から、モズやメジロが盛んに食べにきていました。が 今年は一羽も姿を見せません。熟して腐った柿が見受けられます。小鳥が繁殖できなかったかな?、私はそう判断しています。環境が大きく変化しているようです。

            

  


11月の畑 (雑念を忘れて!)

2017年11月14日 | 野菜つくり

 此処へきて、中二日か三日置いて雨の日が訪れており、今日14日は3回目の雨の日になりました。それぞれ一日だけの雨で、且つ弱いと云うより畑には”やさしい”雨です。そして一雨ごとに秋の深まりを感じるようになりました。秋から冬にかけての野菜の、種を蒔き植え付けも大方済ましました。畑の方の仕事も余裕があるといった感じです。
 玉葱の植え付けも2回目の雨の前日に済ませました。(写真)1列に約110本植わっています。マイペースでやって午前中に済ますことが出来、午後からは休みました。550本は自家用には多すぎますが、多くは子供たちなど進物用になります。玉葱は11月に植えて、来年6月に収穫します。種を蒔いてから収穫までに約10ヶ月かかります。(野菜では一番長い)それだけに貯蔵性がよく(約7か月間使用)貴重な野菜です。

 若いころ(50代)老後の過ごし方を思考していましたが、60代中頃から野菜作りを・・・、70代中頃からパソコンを覚えて・・・、それが定着した感じで、90代を・・・死ぬまで続けたいと?夢をみています。ところが 玉葱でも最盛期は千本以上植えていましたが、これからはもつと少なくしていかねばなりません。ブログも集中力が落ちてきました。最近の投稿は、2日がかり、いや3日がかりでまとめることが多くなりました。私の難産型はひどくなっている感じです。これが老化だと自分に言い聞かせながら、畑に出ると雑念を忘れて仕事に集中できます。

                        


老後&介護

2017年11月08日 | 随想

 
 昨日7日は、暖かい立冬でした。畑の整理や除草、午後からは里芋を貯蔵する穴掘りでべっとり汗をかきました。水分補給は畑のミカン5個ほどで喉を潤しました。まだ収獲にはちょっと早いですが、よく熟れたのを選べば結構美味しいです。午後からは、早めの2時30分ごろあがりましたが、肌着を変えなければならないほど汗で濡れていました。
 今日8日は、予報どおりの雨になりました。目を凝らせなければ解らないほどの細かい雨で、今日一日続くようです。10日程秋晴れが続いた後の、畑にはやさしいありがたい雨です。

 女房の脊椎圧迫骨折が起きて三年になります。一年間の治療で患部は安定して来ましたが、足の痛み・しびれは残っており、歩くのは不自由です。具体的には、家の中や家の外回りは”よたよた”といった感じで歩けますが、外出は200mぐらいまでの距離で、手押し車に掴まってです。「介護要支援2」の認定を受けています。若い者と同居していますが、どちらか元気なうちは、二人でやっていくと・・・話してあります。自立した老後を送りたいという思いがあることと、今の処それを実行している感じです。要支援2の女房を介護しているという意識は全然ありませんが、ブログで「朝の担当をこなして・・・」と書きますが、風呂の掃除、洗濯、朝ご飯を作ることは毎日こなしています。重いもの、両手で持つものはほとんど私が運んでいます。人様には「尽くしています」と表現していますが、当然のこととして、たんたんとこなしています。お昼だけは女房が作ってくれますから、昼ぎりぎりまで仕事が出来てありがたいというか、助かっています。夜は若い者が作ってくれます・・・。

 来年2月までに、八十八歳、私が九十歳になりますが、二人とも大きな病はもっておりません。だから しばらく(3年~5年)はこの状態で、いけるようなきがします?。いや行きたいと思っています。そのための支援は、自然の流れであると思っています。
 しかし 女房は時々「何時か 歩けなくなるだろうか?」と呟いています。私は聞き流していますが、私は今の状態が長く続いてくれることを願っています。私から見ても人に世話にならないように、と云う自立心は所々で感じてます。そんな出来事が最近ありました。それが下の写真です。

                     

                     

 吊るし柿を作ろうと、近所のおじいさんに渋柿500円分を別けてもらったようです。私より6才下の一人者の方で、処分に困って中箱二杯の柿を持ってみえたようです。重いから部屋に運んで!と頼まれて、夜なべで柿の皮を剥いてしまいました。2時間余かかってです。(約130個)足腰は悪いですが、手先や口は豆で、その横顔を見ていると良い顔でしたよ!。今の若い者には出来ない昔人間だと思いました。(私を含めて)翌朝紐を通し、私が急遽布団を干す器具に柿をつるす共同作業で完成しました。こんな感じで美しく老いたいです。

 

 


”おりーぶ”の芋ほり会

2017年11月03日 | Weblog

 10月の東海地方の降雨量は、例年の倍であったと言われています。台風22号が去り、11月に入ると一転秋晴れの好天が続いています。週間予報では、曇りマークもありますが、総じて晴れマークが出ています。という事は、11月の半ばまでは秋晴れの好天が期待できるわけで有り難いと思っています。
 実は、前回投稿(10月の畑・菊爛漫)で、玉ねぎの畑の準備と菊の写真を投稿しています。その作業が終わったのが11時を少し回っていました。昼に帰るには少し早いからと、もう一ケ所の畑へ廻りました。除草を目的の短時間の仕事で・・・昼の帰り路につくと、「福祉法人おりーぶ」の”いもほり会”が行われていました。もうお昼(12時)に近い時間で、”いもほり”はおおかた終つていましたが、カメラを持っている事に気づいて写真撮影をお願いしたら、一つの条件つきで了承していただきました。

 おりーぶさんが、さつま芋作りを始められたのは、まだ去年の事です。この畑は約1,000平米(300坪推測?)ありますが、長年非耕作地で,雑草がおいしげり地主さんが草刈り機で管理して見えました。そんな荒れ地を開墾して二年目には畑全部にさつま芋の苗を植えられました。真夏の炎天下での農作業の厳しさ、雑草との格闘をつぶさに見ながら「凄く頑張って見えるな!」と感銘を受けていました。実は私の畑が近くにあって、畑の行き帰りに必ず通るところでしたから・・・。
 この二年間で数回私から声をかけた記憶です。作業の邪魔にならない程度を心掛けてですが、主任の方が快く応じていただき・・・仕事に前向きな心を感じました。それに生徒さん(?)が必ず挨拶をしてくれるのが印象にあります。そんな気持ちがあって、迷わず写真撮影を申し込んだわけです。インターネットで投稿も了解いただいた訳です。                  

                     

                     

                     
 数日前に係りの方から、去年よりも芋の出来が良いという事はきいていました。この芋を使って次のイベント(?)も計画して見えるようです。明るい新しい時代を感じました。それに今回おりーぶ側の皆さんからの気持ち(心)を感じました。ありがとう・・・私も頑張ります。
 
  

 

 


11月の畑 (菊爛漫)

2017年11月03日 | 野菜つくり

 台風22号は、10月29日夕方東海地方に最も接近しましたが、予想どおり21号よりも南太平洋上を通過しました。その日は朝からの雨で、午後からはちょっと強い雨に風を伴うようになりました。しかし一日退屈した感じで午後4時ごろから寝てしまいました。6時ごろ目を覚ましました。当然ですが、外は暗くって・・・窓を開けて外を確認すると、雨は止んで空は雲が切れて青空(昼間だと)になっている感じでした。「もう済んだんだ!」の思いでした。
 翌30日は、朝から快晴!但し台風22号は千島沖で「爆弾低気圧」になって全国的に強風に見舞われましたが、私の所は畑を見に行くと、21号より弱い感じで”ホット”した思いでした。以後今日まで5日間秋晴れの好天が続いています。ちょっと大袈裟ですが、寸暇を惜しんで畑に出ています。畑もすっかり秋の風情になり綺麗に整ってきました。今日は、秋の最後の植え付けになる、玉ねぎの圃場の準備に汗を流しました。

                     
 玉ねぎの圃場の畝作りです。畝の長さは約10m余、畝間隔は75cmです。問題は、鍬(くわ)で畝を作る訳ですが、1列の畝を作るのに3回休まねばなりません。過去は、勿論1回も休まづに・・・それは、20年前いや30年前?・・・、これで玉ねぎ500本を植える予定です。じんわりと汗をかき、心地よい疲れです。来年は少なくします。

                    
 長芋を2本掘りました。初取りで前年の半分30本を植えています。前々年は100本で、長芋は少なくしてきました。

                    
           鮮やかな黄色が目につくようになってきました。柚子です。

 この暖かさで菊が咲きはじめました。遅咲きを含めて14種類をつくっていますが、野菜作りのようにはいきません。素人の1年生です。しかしこうして花を見てると癒されます。