私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

玉葱シャルムを植える

2012年08月30日 | 野菜つくり

 残暑の厳しい日が続いています。雨も、もう2週間あまり降っていません。連日、午前中畑に出て夏野菜の片付けと、秋野菜を蒔く(植える)畑の準備をしています。
 そして、今日は12月取りの新品種「シャルム」を植えてくるからと、畑にでました。しかし、今日は殊の外暑かったです。

 台風15号、14号の影響で雲が多く、日差しは強くなかったですが、南方洋上から流れ込む”湿度のある、暖かい空気”の影響で蒸し暑く”15分働いて、15分休む”厳しい作業になりました。

         
 6月に、畑から取った”直径2~3cm”の小球を束ねて吊るしてあつたのを整えました。約250球あります。

         

 畑は、1、2メートルの幅をとり畝立てをして、苦土石灰、鶏糞、化成肥料を鋤き込むようにして”玉葱用マルチ”を敷きました。雨が少なく乾燥気味のため下に水が撒いてあります。

 「12月に、新玉葱採れたら素晴らしい!」そんな思いで、初めて手掛けたわけで、栽培方法はマニュアルに沿ってしました。が、今日の暑さとビニールを敷いた関係で「玉葱が、暑さで茹だる・・・?」心配がでてきました。

 森から、木の枝を切ってきて影をつくってやりました。”三分の二”これはテストをする思いです。


ナガコガネクモ (第2報)

2012年08月24日 | 随想

 ここ一週間安定した天気が続いていますが、その分残暑が本当に厳しいです。午前中畑に出ていますが、全身汗でグッショリです。だからこの時期免許証・携帯電話は、それぞれビニール袋に包んでポケットに入れます。女房は”口やかましく、無理しないようー”注意しますが、一日涼しい部屋で過ごすことは寧ろ苦痛で、午後はゆっくり休んで体調を維持しています。

 昼寝は、時によると2時間ぐらいすることがありますが、夜は10時前には就寝します。パソコンに向かう時間は長いですが、キーボードを”パチパチ”と叩く調子ではなく、密度は大変うすいです。
 今日は、前回取り上げた「ナガコガネクモ」の以後の状況を報告しようと考えました。

       
 上の写真は、この14日「ナガコガネクモ&けいとう」で使用した写真です。経過を観察して”ナガコガネクモの一生”を投稿したいと考えていました。

             
 2日後の16日朝に巣の様子を見にいった時の写真で、クモは居なくて荒れた空家の状態になっていました。2日後には風雨にさらされて、この白い帯状も消えて無くなりました。

 この「W形帯」は、クモが身を隠すためとも言われ「隠れ帯」とも言われています。
 隠れ帯の機能は多くの説があり、各種のクモはそれぞれ他の目的で使っているとも考えられ、一説には、姿をカモフラージュするためや、より大きく見せることにより、クモを守るためだと言われていたり、他の説では、クモの糸でダメージを与えられない鳥などの動物にクモを目立たせるためだと言われています。最近の説では、隠れ帯は紫外線光を反射させて獲物を引きつけるためとも言われていますが、確たる説はないようです。

   
コガネクモ類の「隠れ帯」2種類です。(インターネットから・・・)私の畑では見ることは出来ません。

            
 A図 ナガコガネクモで、最上図の空き巣から、20センチと離れていない所巣くっていました。(16日撮影)同じクモが移動したものか?別のクモか確認できません。このクモの成育期は6月から8月で産卵をすると死亡します。
 W形の白い帯を作っていない所から、ナガコガネクモは”白い帯を作る”絶対的習性はないようです。

             
 B図  畑には、20メートル位の距離を置いて2本のミカンの木があります。そこに巣食った「女郎蜘蛛」で、成熟期は9月から10月ですが、この木には複数の女郎蜘蛛の他に「ナガコガネクモ」も2か所巣くっています。しかし、ここでも白い帯を作っておりません。

 昨年、白い帯を作るナガコガネクモに関心を持ってから、今年も興味をもって観察してきましたが”尻きりトン ボ・・・”のような結果になってしまったようです。

 ナガコガネクモの生育に 環境(天候)が影響したのだろうか・・・畑の隅で懸命に生きているナガコガネクモが居るようで、来年の夏を待ちます。

 写真は、昨年使用したものです。


虫こぶ (クヌギハマルタマフシ)第2報

2012年08月23日 | Weblog

 盆が過ぎてからも、連日残暑の厳しい日が続いており、午前中畑に出ています。草取りが主な作業ですが、夏の果菜類も最盛期を過ぎて”蔓あげ”を初めています。
 第一作の西瓜、南瓜は早めにすまして、胡瓜、まくわ瓜類、トマトをここ2~3日で”蔓あげ”(根元を引っこ抜く)しました。しかし、茄子とピーマンは9月中旬まで収穫をします。第二作の西瓜は盆入り頃から収穫を初めていますが、あと一週間8月末には”蔓あげ”します。手元には秋の野菜の種も準備しており、9月に入ると秋の野菜の種まきを始めます。

 8月17日に、虫こぶ (クヌギハマルタマフシ)を投稿していますが、五日置いた22日新しい発見をしました。

  
 この日は、地上に落ちている”虫こぶ”がどの程度広がっているかを調べ始めました。樹齢100年の大木が約4メートル間隔で並んでいて、一方は森側で枝も少なく、日当たりも悪いですが、一方は(東側)柿畑にになっており、根元より10メートルぐらいは、上の写真のように地上一面に”虫こぶ”が落ちています。

                
 上を仰ぐと葉の表面には”虫こぶ”が、全ての木にまだこんなに多くくっ付いており、膨大な数量で『異常発生』と思わづにはおれませんでした。

   

   
 
 「確か中に虫がいる?」 「しかし、前の17日には居なかった?」 そんな思いで落ちている”虫こぶ”を爪で割ってみたら居ました。現地では上手く写真に撮れないため、持ち帰って撮った写真です。

 球形の卵みたいなものから、「うじ虫」と思えるものが確認できました。2ミリ~3ミリといった大きさです。

 取り合えづ、適当な虫篭で飼育して観察を続けます。・・・良く解っていない虫のようです。??


虫こぶ (クヌギハマルタマフシ)

2012年08月17日 | 随想

 12日(日)に始まった盆休みは今日17日で終わります。盆の前半は全国的に不安定な天候で、当地も『突風、雷、集中豪雨』の警報が出ましたが、被害が出ない程度でおさまり、毎日のように兄弟、子供が顔を出してくれて、良いお盆を過ごすことが出来ました。そして今日17日は、二人だけで来客のない”骨休み”の日を送る段取りにしていました。

 しかし、盆のうち畑に出ていないので「早朝畑を一廻りしてくる」と6時半出かけました。結果は瓜の収穫や、雑仕事があって家に帰ったのは9時半でした。この日は、全国的にも「酷暑の日」を予報していましたが、朝から暑くおそらく今夏一番暑かったと思います。
 勿論 ”トンネルのある森”で再々休みをとりました。その休みの時森の中を歩いて異変に気づきました。

         
 森の縁を歩くと、地下足袋を通して『プチプチ』と何か爆ぜるような音が伝わってきて気が付きました。地上一面に直径5ミリほどの赤い玉が散らばっています。初めて見る光景で(確か)膨大な数です。 森の縁には、樹齢100年ぐらいの「クヌギの木」が5本4メートル位の間隔を置いて植わっています。
 上を仰ぐと、そのクヌギの葉っぱが空をかくすように広がっていて、良く見ると”葉っぱに小さな影が見えました。
 
 
 右は、手の届く枝を撮った写真です。多数の葉の表面に付いています。 確認してみると、玉はノリで葉に付いているようで、命が繋がっている感じではありませんでした。
 剥がそうとすると、簡単に葉っぱと離れて双方に痕跡(傷跡)が残りません。5ミリほどの小玉はすごく”硬い”感じで、種子を想わせます。
 持ち帰って、インターネットで調べてみることにしました。 

 

   検索結果
タマバチやアブラムシ類が植物体に産卵すると、その部分が異常発育をしてこぶ状のものを作ることがあります。これを「虫こぶ」、または「虫(ちゅう)えい」といいます。産卵による刺激や、孵化した幼虫の分泌物による刺激で、植物組織の一部が異常発育するものと考えられています。

 代表的な「虫こぶ」です。タマバチがクヌギの葉に作った丸いフシ(五倍子/付子)という意味で「クヌギハマルタマフシ」と呼ばれているものです。産卵をした虫の名はクヌギハマルタマバチです。

 クヌギ+葉+玉+フシ(虫こぶ). これは、クヌギハマルタマバエの卵が入っています…はずです。 その上、メスのよる単為生殖の卵のようです。 

  クヌギハマルタマバチが、クヌギの葉っぱにに卵を生みつけて出来た瘤にようです。

 「クヌギハマルタマバチ」はどんな蜂??
 大量発生した場合野菜に被害が出ないか??
 
 良く理解できない・・・納得できない・・・感じです。

 観察は続けていくつもりですが・・・教えて下さい。

 右の写真は、瘤を割ってみました。


ナガコガネクモ&けいとう

2012年08月14日 | 随想

 12日から盆休みに入りました。だから、余裕もあって早朝からカメラを持って畑にでました。
 昨年8月に偶然見つけた”蜘蛛の巣”(ナガコガネクモ巣の中心部に、アルハベット状の見える白い帯)を見つけ、初めて見るもので興味をもってとり上げ、投稿したことを思い出しました。

 「今年もいるかな?」そんな思いで、畑の隅にある”ミカンの木”当たりを探しました。 居ました!!去年と同じ木でした。この畑には、4本のミカンの木があり、『二年目の余裕』で、他の木を見て回りクモの居る巣は5ヶ所ほど見つけましたが、W形の白い帯があるのは此処だけでした。 

      

 

 右の写真は、去年8月10日投稿で使用したもにです。
 

 腹部が肥大化しており、産卵が近い事を伺えます。ナガコガネクモの生育期間は6~8月とされており、産卵して死亡します。

                                            

  
今年の”ナガコガネクモ”は、まだ幼生のようで暫く観察していきます。ナガコガネクモの習性で雌の張った巣の末端に張り付いています。このクモは『極端なノミの夫婦』ですが、今のところ雌が幼生のため雄は同じ大きさです。
 ナガコガネクモが作る”W刑の白い帯”独特のものですが、その理由については「よく解っていない」ようです。観察は来年も続けたいと考えています。

 

 畑には、女房の担当で四季花が作られています。
仏壇、お墓に供え用で、夏は作る品種に苦労しているようです。思考錯語の末の『けいとう』が目にとまりました。
 

   

   

 仏花用には、「頭でっかちで無いのが良いようです」 「畑の実物より綺麗!」連れの言い分です。


8月に畑 (畑の果物)

2012年08月10日 | 野菜つくり

7日の立秋が過ぎてから、日中は残暑が厳しいですが、朝夕特に朝方は涼しさを感じて、いつの間にか夏布団を着ており、故に”ぐっすり眠る”ことが出来る昨今です。
 すっかり健康を取り戻すことができ畑には出ますが、時間も少なく、密度も薄くなってきました。 

 昨日9日(木)は畑の果物にあたる”小玉スイカ、黄色瓜、バナナ瓜、ニューメロン”収穫しました。 

      
 小玉スイカ、黄色瓜は1~2個と採っていましたが、今回はバナナ瓜、ニューメロンを含めて一度に沢山収穫することが出来ました。お盆用にと5月上旬蒔いたものです。風邪で手抜きしましたが、天気も味方して経験した事の無い豊作になったと思っています。 

   
  ニューメロンで3個だけの収穫になりました。      黄色瓜は、4回目の収穫になります。

   
  バナナ瓜です。初めての収穫です。            黄色瓜、バナナ瓜とも約20個ずつ収穫・・・

 盆休みに入りますが、収穫だけには行かねばなりません。瓜類はスイカほど日持ちが良くないのが欠点ですが女房に任せます・・・・。

 


里芋と小玉スイカ

2012年08月07日 | 野菜つくり

 前日に、熟度を確認するために採ってきた小玉スイカが(タキイ種苗・カメハメハ)収穫適頃であることが解って、6日は、その小玉スイカを収穫するだけに畑にでかけました。”5個ほど収穫できそうー”の思いでしたが、やはり迷いがあって、確信の持てる3個を収穫してきました。現在20個ほど結実していますが、順次収穫しながら経験を積む年と考えています。

 畑の仕事の時間も少なくなると、他所の畑の作柄も目につくようになりました。

  
 我が家の”里芋”の畑です。一時的な雨はありましたが、もう20日ほど雨が降っておりません。実は”風邪のうちも”2回ほど畑地灌漑の水を流してあります。『近所の畑では出来は一番!』と思っています。

                  
 500メートルほど離れた”畑地灌漑”の無い畑の里芋です。昨日も20分ほど夕立雨がありましたが、今日は朝から晴天で雨は当分望めそうにありません。数年に一回は日照りの年がある感じです。

 小玉スイカに付いて
 「
包丁を入れてみて皮の硬さから、裂果の心配はないと判断しました。お奨め品種です。」

 前稿で上記ように書いていました。写真を撮るため「二つ割」した時の印象で感想を書いていますが、それを試食するため切り分けた女房の感想「皮が硬すぎて、女には大変!!」 食べ物について『女の意見は尊重』しなければ・・・作る私としては、裂果しないは”最重要課題”ですが・・・

 

 

 

 過去小玉スイカは、2年ほど作ってみましたが”裂果”多くてあきらめていました。この春「カメハメハ」を見つけて再挑戦、今夏初めて収穫した訳です。
 しかし 女房の意見もあって再度カタログを見直して良い品種を見つけました。近年品種改良されていていているようで、なぜ前に気が付かなかったかな??・・・

   
 紅しずく(約3キロ)                     シュガームーン (約4キロ)
カタログ(タキイ種苗)から、上記の品種があることを見つけました。共に”裂果が少ない”とあり、来年は試してみます。共に「カメハメハ」と比べると『縞模様』が良い感じで、美人スイカと言ったところかな・・・・。

 小玉スイカに拘る理由ですが、昔と違って食べる量が少なくなった事、昔は井戸水で冷やすのが常でしたが、現代は冷蔵庫で、8~10キロの大玉スイカは収納出来ない事があるようです。


夏の味覚

2012年08月05日 | 野菜つくり

 我が家の夏の味覚です。長かった風邪から抜け出て今日で六日目になり、遅れていた作業もようやく追いついて、今朝は「畑を”じっくり”みて早く帰ってこよう」と、まあー 余裕の朝を迎えました。

  

                                        
 女房が、朝ご飯の支度をしながら、「トマトジュースをつくってあげょう」と支度しているのが目に留まりました。そう云えば、ミニトマトが8本作ってあるのを、どう処分していたのかな?・・・食事のときは”大玉トマト”が何時も出てきていたのに・・・・
 コップ3杯出来たようで、私が2杯飲みました。朝のコヒーがわりに・・・・『これからミニトマトはジュースしてくれるようーたのみましたが?・・・・』

  
 小玉スイカ1個を試験的に採ってきました。大玉スイカの収穫適期は、”指で弾いた音で”(鈍い音がする)判断しますが、小玉スイカは、その方法では全く駄目で、試験採りして切って判断します。果重は3,5Kで、初めての挑戦で、まだ経験が浅いわけです。
 試食してみて糖度も充分あり、明日5~6個収穫します。包丁を入れてみて皮の硬さから、裂果の心配はないと判断しました。お奨め品種です。

                                      
 まくわ瓜の中の”黄色瓜”が予想に反して10個ほど早く採れました。この瓜は、子供の頃からある瓜で、スーパーでも見かけないですが、香りがあって美味しい瓜です。昔の郷愁みたいなものがあって作っています。今年は良い感じの出来です。
 夏の菜園の味覚を一杯とって、この夏を乗り切ります。


8月の畑 (クワガタ)

2012年08月03日 | 野菜つくり

 7月31日から普通の生活に戻って今日で四日たちました。全ての日を、朝8,30分~9時に畑に出て、11時から11時半には家に帰る日課を送っており、体調も戻って美味しく食事もいただいています。
 天候は、7月29日(日)午後1時ごろより、約40分間”激しい雨”(慈雨)に見舞われましたが、もう20日間以上晴天が続いています。しかし この四日間は、気温が35℃を超える日は無く、風もあったりして案外涼しい楽な日を送りました。と言っても畑での作業では、流れるように汗が出ますが、早く休憩を取るようにして。”緑のトンネルのある木陰”は別天地の涼しさです。
 「炎天下の畑では、とても無理だけど、森の木陰の涼しさがあるから畑に行くんだ!」何時も、戒める女房に言い返す言葉です。が 今日は一番暑くて6回休憩をとりました。(2時間半のうち・・・)

 畑の草も、随分綺麗になって元の姿に帰ってきて、昨日ぐらいから”畑への散水、スプリンクラー”でする、余裕が出てきました。

   
 11時頃に予定の仕事も終わって、森のカブトムシを見てこようと、一回りしました。去年までは、カブトムシも案外でて、ここでも写真で紹介しましたが、今年は極端に少ないと考えていました。森の木を伐採されて”森が本当にやせ細って”しまったからです。(雌は、半月前にこの森で・・)
 しかし 居ました。”クワガタが一匹だけ!”私がこの森でクワガタを見つけたのは10年ぶり”です。写真に撮って逃がしてやりました。「子供に見つかると捕られちゃうから早く逃げなさい!」と・・・

 お盆に間に合うように・・・

   

   
 お盆に間に合うようにーと、5月上旬に蒔いたスイカとまくわ瓜が育ってきました。
 写真左上、小玉スイカ    あと3枚は、まくわ瓜3種類です。

 ”裂果しない小玉スイカ”という事で今年7株作ってみました。あと5日ほどで収穫しはじめます。”良い感じという総合評価”をしています。
 まくわ瓜3種類(15株)は、あと一週間で収穫予定です。両者とも風邪で手抜きをし、あきらめていましたが”ごめんねと、今日追肥をしました。