ここ一週間安定した天気が続いていますが、その分残暑が本当に厳しいです。午前中畑に出ていますが、全身汗でグッショリです。だからこの時期免許証・携帯電話は、それぞれビニール袋に包んでポケットに入れます。女房は”口やかましく、無理しないようー”注意しますが、一日涼しい部屋で過ごすことは寧ろ苦痛で、午後はゆっくり休んで体調を維持しています。
昼寝は、時によると2時間ぐらいすることがありますが、夜は10時前には就寝します。パソコンに向かう時間は長いですが、キーボードを”パチパチ”と叩く調子ではなく、密度は大変うすいです。
今日は、前回取り上げた「ナガコガネクモ」の以後の状況を報告しようと考えました。
上の写真は、この14日「ナガコガネクモ&けいとう」で使用した写真です。経過を観察して”ナガコガネクモの一生”を投稿したいと考えていました。
2日後の16日朝に巣の様子を見にいった時の写真で、クモは居なくて荒れた空家の状態になっていました。2日後には風雨にさらされて、この白い帯状も消えて無くなりました。
この「W形帯」は、クモが身を隠すためとも言われ「隠れ帯」とも言われています。
隠れ帯の機能は多くの説があり、各種のクモはそれぞれ他の目的で使っているとも考えられ、一説には、姿をカモフラージュするためや、より大きく見せることにより、クモを守るためだと言われていたり、他の説では、クモの糸でダメージを与えられない鳥などの動物にクモを目立たせるためだと言われています。最近の説では、隠れ帯は紫外線光を反射させて獲物を引きつけるためとも言われていますが、確たる説はないようです。
コガネクモ類の「隠れ帯」2種類です。(インターネットから・・・)私の畑では見ることは出来ません。
A図 ナガコガネクモで、最上図の空き巣から、20センチと離れていない所巣くっていました。(16日撮影)同じクモが移動したものか?別のクモか確認できません。このクモの成育期は6月から8月で産卵をすると死亡します。
W形の白い帯を作っていない所から、ナガコガネクモは”白い帯を作る”絶対的習性はないようです。
B図 畑には、20メートル位の距離を置いて2本のミカンの木があります。そこに巣食った「女郎蜘蛛」で、成熟期は9月から10月ですが、この木には複数の女郎蜘蛛の他に「ナガコガネクモ」も2か所巣くっています。しかし、ここでも白い帯を作っておりません。
昨年、白い帯を作るナガコガネクモに関心を持ってから、今年も興味をもって観察してきましたが”尻きりトン ボ・・・”のような結果になってしまったようです。
ナガコガネクモの生育に 環境(天候)が影響したのだろうか・・・畑の隅で懸命に生きているナガコガネクモが居るようで、来年の夏を待ちます。
写真は、昨年使用したものです。