4時半目を覚ました時、外はちょっと湿っている程度でした。細かい雨が降ったり、止んだりでしたが、10時ごろから、本格的な雨になりました。夏の果菜類の植え付けも大方済んで”骨休め”を兼ねて休んでいます。閑で、2日前に撮った写真を出してきました。
実は、我が家は年短い期間、早朝ごく短い時間、家の一番奥(西側)の、本来太陽の届かない所に太陽の光が差し込んで、数分ですが”光輝く”現象がおきます。
この家を建てて34年になりますが、この現象に何時頃気が付いたのかは、ほとんど記憶にありません。想像を含めてですが、年2回ほど(春と秋?)本当に短い期間と数分という時間で、しかも、そこに偶然でも、居合わせなければなりませんから・・・・。おそらくパソコンを初めて観察力が付いてきた10年来で、毎年気が付いていた事は絶対なく、・・・、過去3回か4回程度の記憶印象程度です。2日前の5月3日朝6時20分頃外から自分の部屋帰ってきてこの現象に気が付いて写真を撮りました。
朝陽を背に受けて写真を撮りましたから、私の頭の影が映っています。左が仏間で右が私の部屋になります。
振り向いて陽が差し込む方(東の方)を撮りました。白く光っているのは”太陽の反射光です。中廊下になっており、長さは14メートルです。上2枚の写真は、3日朝6時20分頃の写真です。翌4日家の一番奥まで光が差し込む状態を観察しましたが、始まる時間は前日より少し遅れて10分ほどで終わってしまいました。
この現象は、全く私的な自然現象で、ブログで取り上げるにはかなり迷いました。雨の日の閑に任せてとりあげましたが、一つの”こだわり”があってとりあげました。それは、最後の方で書きますが、此処では安易な事案を、解りやすく興味をもってもらうために、努力しようと考えた訳です。そして簡単な図面を書いてみました。
振り返ってみると、三十数年前には三世帯が住める家を目指して、一つの部屋は二方面から光と風を取り入れるように・・・、地震に強い家のため壁面を多くして”筋交い”を多く入れる・・・事を目指して設計案を書いた記憶が思い出されました。
本題がずれたようですが、結果は食堂と中廊下を板縁で、家のど真ん中を東から西へ14m通っていることが、この現象を招いているようです。本当に偶然の結果です。勿論外に朝日を遮る樹木や建物は無い事も幸いしています。
1996年10日間のエジプト旅行にいってきました。私は海外旅行は6ヶ国程度しか行っていませんが、なぜかエジプト旅行鮮明に記憶しております。
スーダン国境に近い、アスワンダムに面してアブ・シンベル神殿があり、大神殿と小神殿があります。この神殿では、年に2回神殿の奥まで日の光が届き、神殿の奥の4体の像のうち、冥界神であるプタハを除いた3体を明るく照らすようになっており、観光客の目玉となっていることが記憶に残っています。3千500年前のラムセス二世時代この現象を計算して建設されたと説明を受けた記憶です。
世界大遺産ならぬ我が家でも、家の奥まで反射光ですが、届くことは珍しい事だと思っています。これが、全く偶然の事実ですから、アブ・シンベル神殿も偶然の現象と考えてもいいでないか??」そんな思いでこの稿を書いています。