私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

マイペースで行く?

2014年01月30日 | 観察

 あと一日で1月も終わろうとしています。この1月の後半になってようやく、86歳のペースを掴めたような気がします。確か1月前半は体調を含めて少し”変”でした。今迄に経験した事の無い気持ち(精神的)の変調です。
 去年一年を振り返って見ても、歳に相応しくない仕事を多く抱え込んでいたようです。それが、自分なりにこなしてきていたようようですが、12月今迄一緒に仕事をしてきたお友達が倒れられた事でした。仕事の負担や、自分を責める気持ちなどが湧いてきて変調を来してきたようです。が素直に振り返ると、第一の問題は、私自身が着実に老化が進んでいるだと考えました。だから、野菜作りと、パソコンからは離れられませんが、「たかぶらづ」に歩いていこうと決めた訳です。 

          
 「正月の花がまだ残っているな!」程度にしか、感じていませんでしたが、カメラを向ける気分になり、特に「蝋梅」が目に留まりました。家には無い花で、女房が近所で戴いてと思います。この時期畑にも草花はほとんど無く、僅かにサザンカの赤い花が見られる程度です。

         
 上の2枚の写真は、畑の隣の”耕作放棄地”の模様です。鳥の糞に混じって生えてきた木で、”ウルシ”と思っていました。秋に”紅葉”が綺麗で写真に撮ったことがありましたが、多くの実が着いて目に留まり、「何の実だろうー」と気に留めていました。偶然ですが”櫨”(はぜ)であることが解りました。木蝋(もくろう)ともいい広義の蝋で、江戸時代の盛んに作られていたようで、ウルシ科の植物です。

        
 「今年は、雪は降らないのでは・・・・?」の思いは、此処へ来て大変高い確率になってきたと考えています。この地方は、2月に入ると雪の降ることは(積雪)殆ど無いと言っていいからです。雪は降らないですが、朝の冷えこみは例年通りと云った感じです。
 
写真左=28日朝”畑の水桶”の氷です。この朝の冷え込みはマイナス4℃で、氷の厚さは1cmでした。
写真右=28日朝畑で一仕事して、手を洗うため水桶の所に行って、氷を割って撮っのが(10時30分)
      上記左の写真で、振り向くと足元の草むら捨ててあった氷の写真が右です。朝の冷えこみは
      -4、5℃で、氷の厚さは1cm6ミリでした。

 とすると、右の写真は、前日27日張っていた氷で、夕方取り出されて捨てられ、翌日10時半になっても溶けなくて残っていたことになります。こんな観察をすることは初めてですが、冷え込みの証明になるのではと思っていますが?・・・。
 自然の観察は疲れません。こうして書くことによって永く記憶にとどまる感じがし、脳の活性化に繋がると良いと願っています。

               


1月の畑 (トンネルの中)

2014年01月26日 | 野菜つくり

 昨日25日は、予報どおり3月を思わせる暖かい日になりました。朝8時から「午前中は仕事をしてこよう!」と畑にでました。朝の冷えこみは何時もよりゆるんで、それでも霜が降りていましたが、頬に心地よい冷たさでした。

 仕事の内容は、農作業というより柿、ミカン、枯れ枝、屋敷の剪定、切り枝の片付け等の雑仕事です。陽が昇るにつれ肌が”微かに汗ばん出来ましたが、上着を脱ぐほどではありませんでした。

 10時ごろ一服していると、畑の知り合いから声がかかりました。「柿の剪定を教えてもらえないか!」でした。昨年11月「お宅の柿は、すごく成っている・・・、私の所は何時も4~5個しか成らない?」 「一度柿の剪定を教えてもらえないか・・」 私「来年2月頃になって、余裕があったら、見てあげましょう!」
 そんな経緯があって、私もそのことが頭にありましたから・・・「良いですよ!、ただし二つに条件がありますよ!」 「?」 それを具体的にはいえませんですが・・・、”責任の無い、ボランテイァ感覚?”で合意して、すぐかかることにしました。 その柿の木を一見して「木全体にすごい徒長枝、結果母枝が殆ど無い状態」 「今年に結果は難しく、2年かかって整枝しよう!」の思いで作業にかかりました。そんな木が2本あります。「3~4回分けて完成させようと・・」無理をしないで・・・、予定通り家に帰ったら12時10分でした。

 カメラを持って出ましたから、帰りがけに1月の畑の現状を撮ってきました。

       
 我が家の7本の柿の木も作業時間20~30分ぐらいで、数回に分けて剪定を終わらせました。”けたつ”を使って高い所へ登る訳ですから、安全には特に注意をしました。樹高も高くならないよう心がけています。

    

   
 我が家のトンネルの中の野菜を撮ってきました。まだ手を付けていない、2月以降食べるほうれん草、キャベツ、高菜で、畑の野菜の一部と云ったところです。
 予報では、25日夜から雨と報じていましたが、26日起きてみると、雨は夜降ったようですが僅かな雨で、暖かい朝を(外気4℃)迎えました。

 


大寒に惑わされる

2014年01月24日 | 観察

 1月24日雲一つない天気で夜が明けました。
何時ものように、4時30分起床、室内温度は7℃、外気はマイナス3℃でした。(我が家の計測は、同じ寒暖計で家の北側の窓を開け、地上50センチの所で、15~20分置いて測ります)
 そして7時の計測では、マイナス4.5℃でした。今季最高の冷えこみになりました。

22日は、室内温度8℃、  外気マイナス3℃
23日は、室内温度7,5℃ 外気マイナス3℃
 全ての日がこんなでは無いですが、1月に入ってからマイナスの冷え込みの日が多く続いています。毎冬折々感じていたことですが、朝暗いうちに感ずる冷たさより、東の空が白々と明けはじめた、夜明け時の方が「冷える」思いでしたが、今年は計ってみて実感しました。(今朝の4時30分のマイナス3℃と、7時のマイナス4.5℃)1月に入ってから3度目の現象ですが、”雲一つない空”の条件があるようです。

 日中になって雲が出てこなければ、10時を過ぎると日向では春を思わせる暖かさで、昨日はそれにつられて10時半「長芋を掘ってこよう・・・」と畑に出ました。掘り始めてビックリ土が凍てついて、スコップの歯が立ちません。
 日本海側では、昨年の事を思うと倍近い積雪とか、「今年は雪が降らないのでは?・・」と触れましたが、その確率は高くなった!!感じです。

 写真説明 乾燥気味の日が続いていますが、21日は午後から「時々雨」の日になりました。と言っても、北陸は雪の日が続いていて、その”流れ雲がやってきて暖かいから雨になった”程度のお湿りでした。が 22日朝の冷えこみで久しぶりの霜で屋根が薄っすらと白くなりました。加湿器を上手く使って風邪にならないよう過ごしています。

 
今季最高の冷えこみと一緒に、早朝暖かい朗報が入ってきました。それが書きたくてパソコンに向かいましたが、いずれ・・・・を得てからににします。                                

                               

  


柿とメジロ

2014年01月20日 | 風景

 20日朝は、今季最高の冷え込みで夜が明けました。マイナス4℃で、朝4時30分の計測です。どうも、全国的に一番の冷え込みであったようです。 今朝の冷え込みで感じたことは、部屋の北の窓から見える、お隣さんの屋根に霜が全くおりていないことです。湿度が高い時には屋根は真っ白になるはずで、大気がカラカラに乾いていることを表しています。風も少し吹いていたかな!?
 昨日は、北風が強くって一日畑に出れませんでしたが、今朝は”冷たい”とい理由をつけて部屋で過ごすことにして、午後からは畑にでる段取りにしました。

 正月を過ぎてから、お隣さんの柿と、それを食べにくる小鳥をカメラにおさめたいと、2回ほど挑みましたが良い写真が撮れませんでしたが、今朝は”すんなりと”カメラを手にすることが出来ました。我が家の食堂の東の窓を少し開けて、30分ほどねばりました。

         

         

         

         

 高さ7メートルほどの、昔からある小粒の”筆柿”で、一杯成っていましたが、この時期になると殆ど小鳥たちに食べられてしまっています。来る鳥は百舌鳥とメジロですが、今朝は”メジロ”が姿をよく見せてくれました。私自身が”癒され”ました。

 

 


落ち葉の処分

2014年01月19日 | Weblog

 1月19日朝8時15分我が家の座敷に、眩いばかりの朝陽が差し込んできました。とても、大寒の朝とは思えない、明るさと暖かささえ感じます。振り返ってみると、今年に入ってから一日弱い雨の日があり、2回雪がちらちきましたが、日なたにいると”小春日和を感じる日が案外多いと思っています。若しかすると、今年は”雪らしい雪は降らない”かも知れないと予想しています。

 予報では、全国的に強い冬型の気圧配置の日が続いているようで、日本海側の北陸から東北、北海道にかけて雪のようです。積雪も例年より今年は多いようですが、私の所は年末を含めて、積雪は今の所皆無で、これは大変珍しい事だと考えています。だから、暖かい冬とも考えられますが、朝方は結構冷え込んでマイナス零度以下の日が多く、日蔭では、氷の解けない日が続いています。しかし、マイナス5℃を超えることは無いです。雨や雪が降らない分湿度が少なく乾燥ぎみで、霜の降り方が少なく、畑も土が乾いていて、凍てつく度合いも少なくなっている現状です。  

           
 
  昨日18日は、冷えこむ日々の中で林に隣接した柿の畑に、積もった落ち葉を畑に運んでおきましたが、それが30杯になり畑に鋤きこむことにしました。もうずーっと、続けていたことで、土の中へ鋤きこむことによって、早く腐ること!!それが落ち葉の処分に一番いい方法、畑にも最適であると考えて、ここ数年この時期に行っている作業です。
 
         
 写真左・一輪車に大きなダンボールのを乗せ、運ぶと一山出来ます。この畑に30回運びました。
 写真右・耕す前に畑一面に広げました。

             
 トラックターで耕うんすると、95パーセント土の中へ鋤き込むことが出来ます。3月末には、土の中に入った葉っぱは腐って、種まきが出来るようになります。農閑期の時の体を動かす良い作業です。
 あと10杯ほど落ち葉がありますが、楽な他の方法を考えます。去年は全部畑に運んだのですが・・・?。


八十路の出来ごと

2014年01月16日 | 随想

 昨日は、朝一番にお医者さんに行って、帰路女房に頼まれた買い物があってスパーに寄りました。 
 しかし その他の時間は、殆ど部屋にいてだらだらと過ごしてしまいました。「こんな事では、駄目だ!!」の思いはもちろんありますが、「人生山あり、谷あり」程度に思って、深刻には考え無いようにしています。が「逃げてはいけない!」と思っています。

 ”だらだら”過ごしたのに、今朝は5時半に目覚めました。慌てて飛び起きて、部屋の空気の冷たさを感じて、寒暖計をみてみると7℃、外はマイナス3℃、厳しい冷え込みでした。6時を過ぎると夜が白々と明けはじめましたが、雲一つない空・・・日中は暖かい晴天を予測しました。「畑が凍てついているから午後からにしょう!」の段取りです。

 「実は、昨日朝一番にお医者さんにいきました」と 書きましたが、定期ですと月末に行けばいいですが(血圧を下げる薬をのんでいます)、ちょっと不安があって、半月余も早く行った訳です。具体的な自覚ですが「頭が一杯になって(或いは、頭がすーと空っぽになって)倒れるような気分?を味わったからです。「86歳、初めて味わう気分・・・」です。
 「野菜作りと、パソコン(ブログ)」が生活パターンでしたが、一年ほど前から「氏神の大修理」で出てきた「400年にわたる30枚の棟木札と、約30個の彫刻の記録。保存に携わるようになり、凄く頑張りました。前者は完成し、後者は9割がた出来あがった段階での出来事です。取り合えづ仲間に話して、担当から外していただきました。

 反省してみると、歳の認識が甘かったという事です。だが、前記の事に携わったことが、悪い訳でなく”この前兆をどう認識するか”と考えています。老化は確実に進んでいることを先ず認識したいです。しかし引っ込み思案にならずに・・・生きていきたいですが、「八十路は未知の領域と・・・」つくづく思います。

 上の写真ですが、氏神様の大修理完成式の時、カメラを持って見えたNさんに声をかけ、式典の次第を写真に撮っていただき、それが縁で仲間に入っていただきました。お付き合いはまだ数ヶ月程度ですが、仲間に入っていただいてありがたい人です。つい先日「故郷のものですが、どうぞ・・・」と戴きました。
「ぼんたん」初めて手にするもので、ついカメラにおさめました。 

 


今年の野菜作り

2014年01月09日 | 野菜つくり

5日までの正月休みが過ぎてからも、普段の生活リズムに戻れなくて、”だらだら”とした 日々を過ごしていました。こんな事ではいけないと、9日午後から畑に出て、落ち葉を畑に運ぶ作業を1時間ほどしましたが、不安定な気圧配置で急に寒くなって、早々と家に帰ってしまいました。
 北陸から、東北地方の日本海側は雪のようですが、太平洋側は雪こそ降らないですが、朝は0℃以下の冷え込みで水桶の氷は、一日中溶けることは無い日が続いています。

 パソコンに向かって、正月の賑わいをブログに書こうとしても、盛り上がらず途中で止めてしまいます。じゃ、そんな悶々とした思いを、訴えることによってこの迷いから、抜けだそうとしてみても、途中で挫折してしまいます。
 とすれば、ここは自然に書けるようになるまで、ほって置こうと(老人のスランプ)と決めました。それが昨夜、私がブログ開設して7年、ほぼ月5~8回投稿出来たのは、「野菜作り」があった事を思い出し、「初心にかえって、カメラを持って畑に出てみよう」と考えた訳です。 今朝は、雲一つない夜明けになりました。気温はマイナス2℃・・・、8時半に着膨れて畑にでました。1時間ほどして、散歩の人から「車がパンクしてますよ!」と声をかけられました。

 畑用の自動車で、10年あまりで初めての経験です。工具のある所を含めて迷いましたが、自分でやってしまいました。手早くではないですが、簡単と云った感じでした。

          
  正月前から蕾があると思っていましたが冷たい北風の中畑の水仙が咲いていました。

          
 実は、畑を15坪ぐらいに区切って、7家族に畑を無償で貸しています。自立してもらうため、殆ど指導はしませんが、写真の拓君(3歳)家族が畑に来ていました。琢君は私にしてみると、ひ孫にあたる年代で、若い夫婦は、去年の夏参入してくれました。まだ野菜作りは初心者で上手ではありませんが熱心です。
 拓君は、私が声をかけると着いて来てくれます。「おじいちゃんの畑で、人参とミカンを採ろう!」と声をかけました。小手で、少し廻りの土を柔らかくしてやると、力んで、17本全部抜いてくれました。「おじいちゃん、写真を撮りたい!!」というと・・・確りポーズをとってくれた”現代っ子”です。
 琢君の希望で、人参3本ミカン7個を持つて行きました。

          

          
 女房の要望で青首大根2本、聖護院大根2個を採りました。人参を含めて京都の娘と、孫に送るためです。春にかけての野菜が畑には充分ある感じで、賄いを担当する女房には心強いようで「ありがたい」と口に出します。そりを聞くと「今年も野菜作り頑張ろうか!!」の思いです。
 2月末には、防寒対策をして2~3種の野菜を少し蒔きます。初蒔きになりますが、その期間を”だらだら”過ごさないないのが、私の課題です。

 


新年を迎える

2014年01月02日 | Weblog

 明けましておめでとうございます
 元日は、早朝雨が降りましたが8時ごろには上がり陽が照りはじめました。南側の廊下に、その日差しが差し込む時間を待つて、昨日最後に飾り付けをした花をカメラに納めました。その写真をパソコンに取り込んでいる間に、近所に住む女房の弟夫婦が挨拶に来てくれました。例年朝一番に来てくれる訳ですが、孫たちが大きくなった話を喜んで話し、その孫たちが来てくれるからと早々帰っていきました。

            
 もう、ずーっと(30年らい)正月の花は、私の担当になっています。習った訳でではないですが、女は家事や掃除に追われ、「お父さんは、「きよう」だからー?」に乗せられてやっています。今年は、女房の近所の知り合いから、なんてん4本、千両、万両の花などバケツ一杯もらいましたから、門松風に生花で飾り、出来はともかく賑々しくなりました。左の「観音菩薩像」は弟(三男・弟作)が4年前に贈ってくれたもので、力作で大切にしています。

 その三男と、直ぐ裏に住む二男も毎年元日に挨拶に来てくれます。私が”酒が飲めませんから・・・”お茶とコーヒー”で2時間ぐらい話していきます。今年の話題は、初めてですが、「安部のミクス・株の話」になりました。私は「株」には、無関心ですが、弟二人は過去または、現在経験があるようで盛り上がりました。しかし、心配するような結論にはなりませんでした。
 私が最後に、仏像を彫る弟に兄弟7人ですが「欲しいという兄弟に仏像をやってくれないか!」と頼みました。大小30体近い仏像を彫って、そのほとんどを持っています。「俺が死んだら、全部燃してくれー」と呟く時がありますし、皆は大事にしてくれるからと思い頼んでおきました。三男は、84歳になります。兄弟が身辺の整理を考える歳になりました。しかし 今の所皆元気でいます。