スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

3月の吟詠:渡辺吟神集から「童謡入り 島原の子守唄」を紹介します

2018-03-10 09:00:00 | 新体詩吟詠

吟道範典の一つに渡辺吟神先生が著された「吟神作品集」があります。

最初の章は「一日一吟、これを吟じ、これを実践して、幸福をつかんでいただきたいと祈りながら」の

前書きの基、「万人幸福之詩」等、多数の吟譜が纏められています。

私も座右に置いて、機会ある毎に修練しています。

昨年は、「万人幸福之詩」を紹介しました。

今回は童謡入り吟詠「島原の子守唄から紹介したいと思います。

私自身、歌・カラオケは上手くはありませんので、大きな心でお聞き下さい。

1.歌詞と詩文

島原の子守唄 渡邊吟神

 歌  おどみや島原の  おどみや島原の

    なしの木育ちよ なんのなしやら

    なんのなしやら いろけなしばよ

    しょうかいな 

    はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ

    鬼の池ん 久助どんの 連れんこらっしゃるばい

雲仙の噴煙 不知火の海

紅黛の少女 子を背にして 徘徊す

 雨に咽ぶは 長崎 伴天連の笛 

殉教の哀史 泪をとどむること 千載

 

2.吟詠をどうぞ

今回は吟詠伴奏にカノン(風景叙情)を使用しました。ご感想は?

 平成30年2月の吟詠は渡辺吟神集から「童謡入り 島原の子守唄」を紹介しました。

私の故郷は長崎県で、島原市近くの大村市です。

そんなことから懐かしい想いから吟詠に、更なる感情移入が出来ました。

昨年の「今月の吟詠」は、渡辺吟神集から「人生の教訓」をテーマに取り上げました。

本年は新しいテーマのシリーズとして「歌謡入り吟詠」に挑戦したいと思います。

是非お付き合い下さい。

ではまたお会いしましょう。

 

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