スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

漢詩の創作について(3回連載の内その2)

2019-08-17 09:00:00 | 創作漢詩2019(R1)年

漢詩の創作、今回は3回連載の内その2回目です。

「平仄」・・・読めますか?(失礼)

私は読めませんでした。・・・「ひょうそく」です。

とにかく漢字には①平字、②仄字があり

仄字の中には①上、②去、③入の3つがあります。

前回の私の処女作を公開しました。

      思朋友  指方順一郎

多忙連日月三更 客舎郷音幽有声

遂兎釣魚蘇往昔 遠思朋友一杯傾

この七言絶句を創作する際の規則を説明します。

二四不同(二文字、四文字目は同じ平仄文字としてはダメ)

二六同(二文字、六文字目は同じ平仄文字とすること)

③起句と結句では四文字目「平字」を孤立させてはダメ(孤平禁)

④起句、承句及び結句では七文字目は韻を踏むこと(上記「思朋友」では平起式「庚」韻)

 何にも知りませんでした。5月セミナーではじめて知りました。

以上4つの規則をきちんと守らなければ、先生に真っ赤に添削されます。

(私自身未だ解っていませんが、その他もろもろの規則は後日)

私の処女作「思朋友」では規則は守っています

この規則を守ることはなんだかパズルを解いているみたいです。

この規則を守る為に漢和辞典が欠かせません。

(漢和辞典は重たくて片マヒには扱いにくいです。)

まるで受験生になったみたい。またお会いしましょう。

次は第2作目に挑戦します。

(私の故郷大村城址の桜です)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漢詩の創作について(3回連載... | トップ | 漢詩の創作について(3回連載... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

創作漢詩2019(R1)年」カテゴリの最新記事