20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

『雨の日と月曜日は』

2009年09月30日 | Weblog
 息子が後期からT大とA大で非常勤講師をしているので、毎週水曜日になると飛行機で帰京し、ふたつの大学で講義して、それがおわると我が家にやってきて一泊します。
 そして翌朝早く、また飛行機であちらの大学の講義に間に合うよう帰っていきます。
 広島と東京を毎週行ったり来たりしているのです。
 日本列島は長く、広島は遠いです。

 そんな訳で今夜は、息子の好きそうなお夕食の下ごしらえをして、3時からKさんと赤坂見附で仕事の打ち合わせです。

 外は雨。
 こんな日は、アン・バートンの「雨の日と水曜日は」ならぬ『雨の日と月曜日は』を聴きたくなります。
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秋雨前線

2009年09月29日 | Weblog
 ばたばたしています。
 肩もぱんぱん。
 う~ん。

 秋雨前線がゆっくりと南下しているようで、なにやらお天気が崩れそう。
 やっぱり秋はぴかーんと晴れてるほうが元気がでるけどな、なんて思いながら、空を見上げています。
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思いがけないプレゼント

2009年09月28日 | Weblog
 先日、仲よしの作家のKさんが宅配便で、化粧品の試供品を大量に送って下さいました。

 実は過日ファンデーションを買いにお店に行ったとき、お肌チェックをさせて下さいと言われたのでやっていただいたところ、保湿は90%ですごくいい肌の状態だったのですが、角質が落ち切れていないと言われてしまいました。
 では、角質が落ち切れていないとどういうことになるかと、手の甲で実験をしてくれました。
 角質が落ちていないと、せっかくの化粧水の吸収が弱くなり、お化粧のノリにも影響するらしいです。

 その日以来、角質を落とす洗顔クリームが欲しいなと思いつつ、忙しさにかまけ、そのままになっていました。
 そしたらなんと、Kさんが山のような大量の洗顔クリームと美容液の試供品を、それぞれジップロックに入れて送って下さったのです。

 もしかしたら電話で、彼女にそんな話をしたのかもしれません。
 まったく記憶にないのですが、彼女が私の望んでいたものをプレゼントして下さったということは。

 その洗顔クリーム。
 顔に塗ると、ぼろぼろ角質が落ちます。
 そしてお水で洗い流すと、なんとお肌がつるつる。
 なんだかうれしくなってしまいました。

 日本にも入っている韓国の化粧品メーカー「美思(ミシャ)」の洗顔クリームと美容液です。他の化粧品会社と比べるとぜんぜんリーズナブルなお化粧品らしいです。
 H大学の大学院でMBAを取られたKさんのお嬢さんがその会社で働いてらっしゃるのです。
 ですからいつも、パックやなにやら、お裾分けをいただいております。
 近々、高麗人参と冬虫夏草入りの化粧品も発売されるとか。
 高麗人参は日ごろ疲れたときに飲んでいるし、冬虫夏草はわざわざ中国大連の漢方薬屋さんに買いにいったくらいお馴染みです。
 それをお肌に・・・。
 楽しみです。
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校庭の万国旗

2009年09月27日 | Weblog
 夫はこの土日、単身赴任先ステイ。
 金曜日には日帰りで東京に来て、そのままトンボ帰りだったとか。
 忙しそうでほんとうに大変です。

 いろいろな仕事が重なるときって重なるもので、いま、机の上がたいへんなことになっています。
 この予定、またこれからの予定。すべてわかっていたことなのに、うかつでした。
 この状態は10月半ば過ぎまで続きそう・・・。

 窓の下にみえる、近くの小学校が今日は運動会みたいです。
 秋空の下、いさましい音楽が、窓を開け放したままの仕事部屋にも聞こえてきます。
 子どもたちの元気な声も聞こえます。
 このなかに、どれだけの物語が内包されているのでしょう。

 それにしても、運動会ではなぜ、万国旗がはためくのでしょうか。
 こうして上からのぞきこむと、今まで気にならなかったことが気になるものです。
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今日は詩を読む日

2009年09月26日 | Weblog
 小さな原稿の締め切りを気にしながら、今朝、図書館でたくさんの詩集を借りてきました。
 
 20年ほど前にも、こうした小さな作品を書いたことがあります。
 しかし今回は、そこにテーマが設定されています。
 いざ取り組んでみると、そのテーマが、なかなか手強い。

 こんな日は、おなかが膨らむくらい息を吸いこんで、ぺちゃんこになるくらい吐き出して、焦らず、詩でも読むに限ります。
 
 工藤直子・松本大洋親子の詩集を読んでいると、子どものころのささやかな瞬間を思い出させてくれ、くすぐったいような気持ちになります。
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子ども創作コンクール

2009年09月25日 | Weblog
 今日は朝から夕方まで、くもん出版、日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会主催の「子ども創作コンクール」の一次選考委員会です。
 
 昨年までは、一次選考委員の皆さまにお選びいただいた作品を最終選考委員会で読んでおりましたが、応募数が増え一次選考の作家の皆さんのご負担が増えすぎてしまったので、今年からは一次選考をその両方の選考委員で行い、最終に選ばれた作品から10月さらに最終選考委員会で、優秀作を決定するというやり方に変更いたしました。

 最終選考委員の皆さんには今日と10月、のべ二日にわたる選考で加重負担になってしまいますが、子どもたちのすてきな作品と出会えることを楽しみに、ぜひよろしくお願いいたします。
 また一次選考委員の皆さんも、今日は10時から夕方まで会議室にカンズメで選考です。
 大変ですがよろしくお願いいたします。がんばりましょう。

「子ども創作コンクール」も今年で10年。
 思えば、2000年の「子ども読書年」に、すべての子どもの本の団体が集まって大崎ゲートシティで行った「どきどきわくわく子どもの本ワールド」の取り組みのなかで、「せっかく、こうして児文芸、児文協が顔を揃えたのだから、なにか一緒にやりましょう」というおしゃべりから生まれたコンクールです。
 この子ども読書年は、さまざまな取り組みのスタートにもなっていった年です。読書推進会議なども、それ以降生まれました。

 2000年以来、こうして年にいちど児文芸の皆さまとご一緒に、力をあわせて取り組めることに、ほんとうにうれしさを感じております。
 これもひとえに、日本公文教育研究会・くもん出版の皆さまのお力添えがあったからこそ実現した企画です。

 今年も皆さん、和気藹々と楽しく、ステキな時間を過ごしましょう。
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ブルーベリーサプリ

2009年09月24日 | Weblog
 先日来、目が疲れて、いかにも疲れ目といった感じに、ときどき白目が赤くなったりします。
 自宅で仕事をしているときはメガネにしたりしたのですが、近視メガネには乱視が入っているので、活字を長時間見ていると頭痛がしてきます。
 仕方がないので、眼科でコンタクトを買ったついでに診ていただくことにしました。
「疲れ目ですね。同じものを長時間見ないでください」
 同じものを長時間見ないでといっても、それでは仕事になりません。
「先生、では、ヒアレインをたくさん処方してください」
 自己防衛のため、私は目の角膜を保護する点眼液を何本も出していただきました。
 
 ひっきりなしに、それを点眼しているのですが、なかなか疲れが改善されません。
 ドライアイではないのに、まるでドライアイのような症状です。
 そんな話を先日、会議のとき、友人の作家Hじぃさんにしたら、
「だったらブルーベリーがいいよ」
 と、彼に教えてもらいました。

 5~6年前まではサプリメントといえば、私の専売特許でした。毎日、手のひらいっぱいのサプリメントを飲んでいたのですから。
 コエンザイムQ10からブルーベリー、いちょう葉(ギンコバ)までもを。
 アメリカのビタミンショップや、日本のサプリメント会社のファンケルにはずいぶん貢献したものです。
 そんな話をするたびに「出た!」なんて、友人たちから嘲笑されながらも、意志固く。

 けれど最近は、それらの主にビタミン類をお医者さんに処方していただいております。
 市販のサプリメントより、数倍も、場合によっては数十倍も効果のある薬を処方していただけるのですから。
 ビタミンCも、ビタミンEも、ビタミンB12も。
 さすがに、先生からは「ビタミン好きのカトーさん」と言われておりますが。
  
 そんなわけで最近はすっかりサプリメントとはご無沙汰でした。ですからブルーベリーは盲点でした。
 もちろん健康オタクの私が、すぐに買いに走ったのは言うまでもありません。

 それが、どうやらいいようです。
 フルーツのブルーベリーを買ってきて冷凍にでもして、おやつとして食べたほうがもっと効果絶大かしら。
 と、そんなことを考えながら、今日もブルーベリーのサプリを飲んでいます。
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鱗雲

2009年09月23日 | Weblog
 シルバーウイークも今日でおしまいです。
 空には、いちめんの鱗雲。

 久しぶりに東京での休日をのんびりと楽しんだ夫も、早めのお夕食をすませ、夕方には新幹線であちらに戻ります。
 私も今夜からはまた、仕事です。
 
 この連休、遠くにはお出かけしませんでしたが、あちこちにお買い物に行ったりとのんびりと楽しい秋のひとときを過ごしました。
 この連休は曇り空が多かったですが、今日はところどころにぬけるような青い空がひろがっています。
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『バターサンドの夜』(河合二湖著・講談社刊)

2009年09月22日 | Weblog
 若き書き手の友人、河合二湖さんのデビュー作のご紹介です。
 河合二湖さんは、昨年度の講談社児童文学新人賞をこの作品で受賞し、今回出版となった期待の新人です。
 
 本の帯には、翻訳家の金原瑞人さんが、こう推薦文を載せています。
「この新しさをなんと説明すればいいんだろう!
 『バターサンドの夜』が出たいま、ヤングアダルト小説の世界はもうこのままではいられない。」 

 二湖さんのこの原稿をはじめて読ませていただいたのは、一昨年の春でした。
 一読した瞬間、「これはいける!」と直感しました。
 それから彼女は丸一年の歳月をかけ、作品の完成にむけ、あらゆる努力を積み重ねていきました。
 そんな彼女が、自らの力でずんずん高みにのぼりつめていくのに、時間はかかりませんでした。

 私が「いける!」と直感したのは、彼女が捉える現代を生きる中学生の女の子たちの世界の所在なさと窮屈さ。
 少女たちの関係性の新しさです。
 そしてなにより、文章のレトリックの見事さです。
 彼女は繊細でしなやかで熱く、それでいて冷静な人です。
 その塩梅が作品を絶妙な具合に仕上げています。

 モデル。「ロシア革命」のアニメのコスプレ。クラスメートたちとの関係。家族の関係。
 いまの少女たちを取り巻く状況や思いが風俗を通して、また友人たちとの関係、家族との関係を通して、まぶしく展開されていきます。
 そしてすべての関係性が収束していくとき・・・。
「わざわざ、あんな下流な人たちのところへ行くんだ」
 友人に、その言葉を吐かせた河合二湖の作家的感性の新鮮さ。
 
 とにかく、新人、河合二湖さんがどっぷり「今」と格闘しているデビュー作です。
 どうぞ皆さま、お読みになってください。
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1歳のお誕生日

2009年09月21日 | Weblog
 今日は娘夫婦の息子の1歳のお誕生日です。
 昨年のいまごろ「いまか、いまか」と生まれてくるのを、夜も眠れずに待ち望んでいたことを思い出します。
 それが今日で1歳。
 真っ赤なお顔で、「ふぎゃふぎゃ」と泣いていた一年前が嘘のようです。
 
 おしゃべりだって上手だし、指を1本突き上げて、「1歳!」と高らかに宣言したり、「おつむてんてん」だって「ちょちちょち」だって「バイバイ」だっていろいろなことをして私たちを喜ばせてくれます。
 絵本だってだいすきです。

 ・・・これってかなりの「バババカ」?
 ええ、ええ、かなり、です。

「この子たちの幸せのためにも、平和な世界でなければ・・・と、切に思います」
 と、昨日、同じく生後4ヶ月になる可愛いお孫さんをお持ちの、尊敬する大先輩からメールをいただきました。
 ほんとうに同感です。
 
 今日はお昼から、近所に住んでいる娘夫婦の家で、1歳のお誕生日会です。
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