20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

秩父路へ

2013年09月30日 | Weblog

           

 今日はこれから、お花とお線香を携え、池袋からレッドアロー号にのって秩父に行きます。 

 過日亡くなった、従兄弟のお墓参りです。

 

 西武秩父駅につくと、仲良しの従姉妹が待っていてくれ、彼女の車で案内してもらいます。

 駅から、すぐ近くにあるお寺です。

 

 私の両親や祖父母や祖先が眠っているお墓は、秩父線の秩父神社の近くにある、少林寺というお寺です。

 もともとは、秩父神社の中にあったお寺らしいですが、明治維新の神仏判然令で、廃寺になり、その後いまの秩父神社と目と鼻の先の場所に移転したらしいです。

 お墓参りをしていると、秩父線の踏切の、カンカンというのどかな音が聞こえます。

 時間があったらついでに、お線香だけでもお供えしたいと思っています。

  

 その後、従姉妹と久しぶりにランチでもしながら、おしゃべりを・・・。

 今日は久しぶりに、お墓に眠っている、母方の伯父、伯母、そして従兄弟に会ってきます。

(写真は西武鉄道のサイトからお借りしました)

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FROM HAND TO HAND

2013年09月29日 | Weblog

        

                

FROM HAND TO HAND 絵本のチカラ― 3.11後の私たちの生き方

 2011年の3.11とフクシマは世界中の人々に強い衝撃を与えました。横浜の日本新聞博物館で10月26日から開催される展覧会「FROM HAND TO HAND手から手へ展 絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」では、内外の著名な絵本作家たち110人が作品を寄せ、次代を担う子供たちへ希望のエールを送ります。私たちが本当に見つめなければいけない現実、私たちが本当に描かなければいけない未来を、来日作家とともに考えます。

日時

2013年10月26日(土)午後1時~午後4時

会場

日本新聞博物館2Fニュースパーク・シアター

横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内 TEL 045-661-2040

パネリスト

第1部

降矢奈々、マライ・メントライン、ミヒャエル・ゾーヴァ

第2部

あべ弘士、那須田淳、はたこうしろう、降矢奈々、ミヒャエル・ゾーヴァ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本ペンクラブ「子どもの本」委員の、那須田淳さんからの情報です。
申し込み締め切りは、10月15日だそうです。 
ぜひぜひ!
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脛のアザ

2013年09月28日 | Weblog

           

 先日、銀座にいったとき、「このあたりだったかしら?」と、薄暗くなった道を歩いていたら、硝子張りの画廊の中に、藤本四郎さんや奥さまや友人たちのすがたを発見!

「あ、やっぱりここだ!」と。

 入ろうとした瞬間、10センチくらいのコンクリートブロックがあるのに気づかず、つまずいて見事にすってんころり!

 通りかかった女の人たちに、「大丈夫ですか?」とお声をかけていただき、すごく痛かったのですが「ええ、大丈夫です。ありがとうございます」と微笑みかえし・・・。

 見る見る間に、左足のすねが腫れあがっていきます。(弁慶の泣き所あたり)

「シップ、買ってきてやるから」と、友人の編集者のTさんが・・・。

「大丈夫、大丈夫」と、作家の友人Mさんにいただいたバンドエイドを貼りに、洗面所に・・・。

 

 ぷっ~と腫れたところが、少しだけ血腫になっているので、念のため翌日、整形外科のクリニックにいきました。

 歩いても痛みもまったくないのですが、先生が「年齢がいくにつれ、変形性膝関節症が多くなるので、念のためレントゲンを撮ってみましょう」と。

 結果は、なんの問題もなく、膝の軟骨の間隔もとても広くて若いですね、と言われ、血腫も自然に吸収されていく範囲で心配ないと言われました。

 これもひとえに、日ごろの健康オタクの成果(笑)?

 膝や足のレントゲン写真なんて、滅多にやる機会はありませんので、まさに怪我の功名でした。

 

 それにしても自慢じゃありませんが、運動神経が鈍くて、おっちょこちょい!

 しばらくは、黒のストッキングしか履けません。

 お騒がせした皆さま、もう大丈夫です。ご心配おかけいたしました。

(汚い私の脛の写真ですみません。おまけに生足をお見せする年齢でもありませんしね(笑)。血腫というのをお見せしたくて・・・。赤くなっているところが血腫です)

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「新・童話の海」

2013年09月27日 | Weblog

           

 今日は夕方から、ポプラ社にて、「新・童話の海」の二次選考及び最終選考を行います。

 選考委員は、薫くみこさん、那須正幹さん、西本鶏介さん、加藤純子、ポプラ社編集部の皆さんです。

 

 最終選考の結果は、雑誌『日本児童文学』の11~12月号に掲載されます。

 また同時に、ポプラ社のHPと、日本児童文学者協会のHPでも発表されます。

 

(写真は、入選作、『ゆびわがくれたプレゼント』(田沢五月作)

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ごちそうサラダ

2013年09月26日 | Weblog

       

 日ごろ、グリーンスムージーを筆頭に、お野菜はたっぷり摂取しています。

 サーモンのお刺身なども、ベビーリーフとアボカドと一緒に、わさびをとかした「青じそノンオイルドレッシング」をかけて、カルパッチョにして食べたり、どんなお料理にもたくさんのお野菜を使っています。

 

 それなのに、デパ地下にいくと、目を奪われるのが『RF1』などのサラダ。

 見た目もきれいだし、それぞれ創意工夫が懲らされています。

 どうしたら、日常あんなおいしそうなサラダが作れるのかしらと思いながら、ある日新聞を読んでいたら・・・。

『デパ地下みたいなごちそうサラダ』(北嶋佳奈作・宝島社)という本の広告が出ていました。

 どうやら、私と同じようなことを考える人がいたようです。

 

 さっそく本屋さんにいって、その本をのぞいてみました。

 秘訣は、お野菜の組み合わせと、ドレッシング。盛りつけ方にあったようです。

 さっそく買ってきて、それ以来「ごちそうサラダ」に凝っています。

「ごちそう」というのは、ただの枕詞で、おかずになりそうなサラダや、手作りドレッシングの作り方が紹介されている本です。

「さて、今日は、どんなサラダを作ろうかしら」

 お買い物に行く前になると、その本をひらき、にたにたしています。

 たった一冊で、お料理を作る意欲をふつふつと燃やしてくれるのですから、本の威力って、たいしたものです。

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藤本四郎・風景画展

2013年09月25日 | Weblog

            

 水質調査隊のお仲間でもある、画家の友人、藤本四郎さんが個展を行っています。

「日本とヨーロッパを描く 風景画展」

 藤本四郎さんは、現在、子どもの本の画家の皆さんで組織している(一般社団)「日本児童出版美術家連盟」(童美連)の理事長をなさっています。

 ほぼ毎年、彼は銀座で個展を行っています。

 ヨーロッパもそうですが、 新潟の松之山も、彼のホームグラウンドです。

 私たち水質調査隊も、以前「アカショウビン」を見に、松之山に連れていってもらったことがあります。

 

 今日は夕方から、水質調査隊の仲間たちとお祝いに集まります。

・・・・・・・・・・・・・・・

 2013年9月22日~28日

「ギャラリー青羅」にて

 中央区銀座3-01-19

 美術家会館1F

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「子どもの本」委員会

2013年09月24日 | Weblog

          

 今日は、夕方から日本ペンクラブの「子どもの本」委員会です。

 ペンクラブは茅場町に、とてもモダンなビルを保有していて、その会議室でいつも会議を行っています。

(写真、↑ お借りしました)

 この春、役員改選があり、いままで「子どもの本」委員会の委員長でいらした、常務理事である評論家の野上暁さんが、財政責任者になられ、委員長は作家の森絵都さんに代わりました。

 野上さんはそのまま「子どもの本」担当常務理事をして、いままでどおりです。

 このペンクラブの「子どもの本」委員会。なかなか刺激的な委員会です。

 とにかく企画力がすごいです。

 行動力もすごいです。

(会議終了後の飲み会でのお話も、刺激的ですが!)

  以前このblogでお伝えしましたが、10月11日(金)に、「子どもの本の翻訳を考える」というシンポジウムを渋谷の「こどもの城」で行います。

 いまをときめく翻訳家たちが、パネラーとして出揃います。

 ぜひ多数の皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 古くからの友人である「SF・ファンタジー研究会」の代表、浅井利之さんが急逝されました。56歳でした。 

 今夜は、彼のお通夜です。

 そんなわけで私は伺うことが出来ないので、彼とサークル「拓」の同人である、友人のI平さんにお願いしました。

 彼から、奥さまに電話で伺ったお話などを聞きました。

 ほんとうに、悲しいです。

 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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土門拳「昭和のこどもたち」展

2013年09月23日 | Weblog

            

 日本橋高島屋で、昨日の最終日、土門拳の「昭和のこどもたち」展を見てきました。

 昭和10年代~30年代にかけての子どもたちのすがたが、モノクロームの写真で表現されています。

 土門拳のリアリズムの手法に圧倒されました。

 

 まだ日本が貧しかった時代を生きる、子どもたちのキラキラ輝くような瞳や、表情が印象的です。

 代表作である「江東のこども」「筑豊のこどもたち」「ヒロシマ」など200点の作品が並んでいました。

 あの時代、いまを生きる子どもたちとは違った喜びや、楽しさ。そして生きる困難さがありました。

 そんな子どもたちのすがたを生き生きと捉えています。

 モノクロ写真の光と影が、リアルに胸に迫ってきます。

 原爆におそわれた子どもたち。貧しさに押しつぶされそうになった子どもたち。障害があるゆえに、親から捨てられた子どもたち。巷にあふれる浮浪児や、靴磨きなどで働く子どもたち。

 そんな子どもたちの、力強いまなざしや、悲しげなまなざし。そして生きることにひたむきなまなざし・・・。

 おもわず涙がこぼれました。

 土門拳が日ごろ語っていた、「カメラは道具にすぎず、写真を撮るのは人間であり、思想である」の言葉が、実感としてわかります。

 私は木村伊兵衛の、洗練された写真が好きでしたが、こうして土門拳の泥臭いまでのリアリズムを突きつけられると、胸がしめつけられるような凄さを感じてしまいます。

 土門拳、やっぱりすごい写真家です。

(写真は、頭にトカゲをのせて遊んでいる子どもたち。サイトからお借りしました)

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トルコ桔梗

2013年09月22日 | Weblog

           

 お花屋さんの店先で、見つけたグリーンのトルコ桔梗。

 薄紙で作ったような、繊細なお花です。

 もうトルコ桔梗の季節なんですね。

 

           

 そういえば先日、デパートのアクセサリーコーナーの親しくしている店員さんに薦められて、コサージュを買いました。

 それが、同じくグリーンです。

「デザインがシンプルなので、カジュアルでもいけますよ」

「めずらしい色のコサージュね」

 薦められるままに買ったものの、意外にお洋服にあわせるのが難しいグリーンのコサージュ。

 デビューは、いつになるのでしょう・・・。

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『海のむこう』(土山優文・小泉るみ子絵・新日本出版社)

2013年09月21日 | Weblog

            

 今夜は、この絵本を書かれた、土山優さんの出版お祝いの会です。

 優さんといえば、後藤竜二さん亡き後、全国の書き手仲間を束ねている日本一大きな同人誌『季節風』の、屋台骨を支えている人です。

 

『海のむこう』は、そんな土山優さんが、生まれ育った北海道を舞台にした少女の頃の物語です。

 おとずれる長いふぶきの冬に、少女が海のむこうに見たものは・・・。

 少女の心に寄り添いながら、移ろっていく北海道の自然が、叙情性豊かに描かれた絵本です。

 小泉るみ子さんの、水彩とパステルで表現した北海道の自然の描写が、とてもステキです。

 

 こんな雄大な自然の中で、豊かな子ども時代をすごされた優さんの原風景が、鮮やかに立ち上がってきます。

 優さんの大陸的で豊かな人間性は、こうしたところから育まれてきたものだったのですね。

 

 優さん、おめでとう!!

 今夜、お祝いに伺いますからね。

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