20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

入園お祝い会

2012年03月31日 | Weblog
            
 
 昨晩我が家にお泊まりした娘夫婦と○くん、そして私たち夫婦で、今日はこれから銀座にある「上海小南国・銀座店」でランチです。
 娘夫婦の息子の○くんが、4月から幼稚園の年少さんに入園するので、そのお祝いも兼ねています。

 このお店はその名のとおり、上海にある中華レストランです。
 日本での出店は、この銀座店だけ。
 ここは、葱油と醤油風味の和え麺と、上海ダッグが名物です。
 上海系の中華は上品で、とてもおいしいです。

 個室に予約を入れたので、3歳半の○くんも入店OKです。
 ドレスコードをうるさく言うお店は「5歳以下の入店お断り」が多く、銀座もそういうお店ばかりで、お店選びもどうしても限定されてしまいます。

 今日は主役の○くんを囲んで乾杯を。
(写真はお店のサイトからお借りしました)
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お泊まり会

2012年03月30日 | Weblog
          
 
 娘夫婦の息子の○くんが、春休みで今日はお泊まり会です。

「お風呂に入って、ばあばんちで寝るんだよね~」
 非日常は、小さな子どもにとっては、きらきらとまぶしいことばかり。
 このあいだは、目の前で、画用紙にすらすらとお手紙を書いてくれました。

「じいじすき。ばあばすき。じぶんもすき。」

「自分も好き」というところに、3歳児の正直さが溢れ出ていて、思わず笑ってしまいました。
 今夜帰宅する夫も、○くんの寝顔をみて、うれしさのあまり、にやにやしそうです。
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女子会+α

2012年03月29日 | Weblog
          
 
 今日は新宿で、またまた女子会です。
 4月に行われるTさんの会の打ち合わせです。
 でも今日は+αのご参加があるようで、女子会とは言えませんが。
 例の駅ビルのお店で。
 もうすっかり覚えたので、今日は迷わず行けそうです。

 写真は街の灯り。
 街を歩いていて、ヨーロッパの街並みにあるような街頭を見つけ、思わずカメラを向けました。
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打ち上げ会

2012年03月28日 | Weblog
           
 
 今日はこれから神楽坂で、K社のシリーズの打ち上げ会です。
 かれこれ20年以上、このシリーズに関わり編集してくださった、K社のKさんが、昨年末で退社されたので、そのお疲れ様会も兼ねています。

 仲よしだった編集者の皆さんが、順番に退職される年齢になりました。
 なんだか、とても寂しいような気がします。

 写真は、大好きなお店の一角。
 建物内部が、コンクリート打ちっ放しというのも、なかなか雰囲気があるものです。

(写真は、今夜の打ち上げとは関係ないお店です)
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春の花々

2012年03月27日 | Weblog
          
          
 
 ホームセンターの店先で見つけた春の花々。
 いろとりどりのお花が咲いていて、春満開です。

 まだお花を植える時間的余裕がないため、写真を撮って,横目で通りすぎます。
 でももう少し暖かくなったら、すっかり冬枯れになっているベランダに春を招き入れたいです。

 Facebookに、先日のN会長のお疲れ様会のときの、女性陣に囲まれたN会長の写真を載せています。
 Kさんが送って下さった2枚です。
 こちらには載せられませんが、Facebookではすでに、たくさんの方々がご覧下さっています。
 記念写真に写っていらっしゃる方で,写真を欲しい方。ご連絡ください。Kさんからお送りいただいたのを転送しますので。
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プリザーブドフラワー

2012年03月26日 | Weblog
           
 
 昨日は夫と三越本店にお買い物に行きました。
 いま地下の入り口に、「洋と和が響きあう、風光る庭」のテーマで、お花が飾られています。(写真)
 気鋭のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんが表現した花だそうです。
 故郷デンマークと日本、それぞれの自然への敬意を込め、それぞれの花スタイルを融合させて伸びやかに美しい花世界を築き上げたということです。
 フロールエバーのプリザーブドフラワーを贅沢に使用したディスプレイで、ステキです。

            

 ↓のプリザーブドフラワーは、家具売り場にあったもの。
 三越本店にお買い物に行った目的は、リビングの食卓用テーブルを買い換えるため。
 いまは天童木工の6人掛けの大きなテーブルを置いていますが、チビちゃんたちが大きくなると、八人掛け以上にならないと、みんなで食卓を囲めません。
 そこで八人掛けのテーブルとイスを探しているのです。
 飛騨高山にある「シラカワ」の家具が、サイズや色をオーダーできるというのでちょっと気に入りましたが、イスがいまひとつ。
 新宿御苑前にショールームがあるというので、そこを見たり、銀座の大塚家具のショールームを見たり、これから時間をかけて探し出したいと思っています。
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新刊7冊ご紹介

2012年03月25日 | Weblog
 友人の作家の皆さんの新刊7冊をご紹介いたします。

          

『海馬亭通信2』(村山早紀・ポプラ文庫)
 村山早紀さんの人気シリーズ『海馬亭通信』の第二巻です。
 風早の街にやってきたやまんば娘の「由布」から山に住む姉に宛てた手紙三通と、十七年後の風早の街4つの物語が収録されています。
「由布」は、人間は年齢を重ねると年をとるのに、やまんばの自分はいつまでたっても、そのままのすがたであるということから、海馬亭を出て山へ戻る決心をします。けれど由布の心のなかには、海馬亭で暮らす人々への思いがずっと消えずに残っていました。
 そんな由布の物語と、ラストは重圧から歩けなくなってしまった少年が10日間、医師になった海馬亭の住人「千鶴さん」と一緒に暮らしながら、いろいろな不思議と、人びとのあたたかい心に出会っていくお話です。
「この先の未来には不幸が待っているかもしれないと思えて怖くても、そこにわずかでも明るい可能性があるならば、ぼくらは生きて、前にいかなくちゃいけない」
 この、心に残るメッセージが折々に伝わってきます。

          

『恋する和パティシェール』(工藤純子・ポプラ社)
 3年生の最後の授業で「将来の夢」という作文の課題が出されます。
 主人公の和菓子屋さん「和心堂」の娘の「あんこ」は、なにになっていいか自分の将来がみつかりません。仲よしの友だちで、おばあちゃんが日本茶のお店を出している「倫也」は堂々と「日本茶を世界にひろめる」と書いています。
 ある日、幼稚園のときから一緒だった「かずくん」と出会います。「かずくん」の家も同じく和菓子屋さん。けれど「あんこ」の家とは違って、創作和菓子で評判の「扇屋」というお店です。
 けれどそのお店がつぶれ、「かずくん」は亡くなったおじいちゃんの弟子になりたかったことが忘れられなくて、同じ和菓子屋さんである「あんこ」の家にやってきたのです。
 転校生で、パティシェールのすがたで現れたケーキ屋さんの娘、「吉沢さん」や、みんなのすがたに励まされながら、「あんこ」は和菓子の世界に目覚めていきます。
 和菓子職人を「和パティシェール」と呼ばせるおしゃれさが、光っています。

          

『あけちゃダメ!』(小川英子・新日本出版社)
 暑い日。
 冷蔵庫をあけたら、そこには黒い牛が!
 牛は「なにが欲しいのだ」と「ぼく」にたずねます。
「牛乳」と答えると、牛は冷蔵庫へ「ぼく」を引っ張り込みます。
 牛のしっぽにしがみついて、運ばれたところは、なんと、そよそよと風のながれる草原。
 ここから不思議さがフル回転します。
 世にもシュールなストーリーがあれよ、あれよと繰り広げられます。
「シロクマくん」ならぬ「クロウシくん」冷蔵庫のお話です。
 そこには、ややグロさが、味つけされています。なにせ、シロクマではなく、「クロウシ」ですから。
 小川英子の発想は、これでもか、これでもかと、シュールな世界をかっとばしていきます。
 もう一編収録されているのは、「洗濯機」のお話。
 これもまた、シュールです。

          
      
『ぼくとおじいちゃんとハルの森』(山末やすえ・くもん出版)
 おばあちゃんの弟であるモリおじちゃんは、腕のいい大工さん。しかしある日とつぜん、
 大工さんをやめたおじさんは、山小屋で暮らすと「ぼく」をその山小屋へ誘います。
 そこで出会った捨て犬の「ハル」と、「ぼく」とおじさんの物語。
 山末さんというと、ファンタジー。
 でもこの作品では、あえてファンタジーを使わず、山小屋を生きる。森で生きることそのものが、ファンタジーのように、ゆったりとした筆で、心地よく描かれています。
 木立を流れる風。ブランコのそよぎ。青い海。
 そんな自然の中でくらしながら、主人公の「ぼく」の抱える問題。おじさんがかつて抱えていた問題。山小屋に以前住んでいた外国人の話。
 そういったさまざまなことが、ゆるゆるとほどけ、「ぼく」はひとつ、大人になっていきます。
 このゆるやかさ、おだやかさは、疲れた子どもの心を癒してくれそうです。

           

『まほうの森のプニュル』(ジーンウィルス作・石井睦美訳・小学館)
 おかあさんにないしょで、おねえさんといもうとは、ブルーベルの森に入っていきました。
 そこには「まほうのいけ」があるのです。
 そこでふたりは、森の子をつかまえました。
 カエルくらいの大きさで、まるっこくて、青い色をしたいきもの。どんぐりまなこに、さきっぽのとがったしっぽ。ネズミみたいな耳。あおむけに水の上をうかんでは、行ったり来たり。足のゆびをしゃぶったりもする・・・。
 ふたりは、そのいきものに、「プニュル」と名付けました。持ち帰った「プニュル」を、ふたりはものおきごやに隠しました。ところが、「プニュル」は日に日に元気がなくなっていきます。ある日、ふたりは・・・・。
 架空のいきもの「プニュル」。でもこの絵本を読んでいると、へんな格好をした、愛らしく、ゼリーのようないきものと会ってみたい。飼ってみたいと思わされます。
 ラストには「あなたの森の子についてのメモ」というコーナーがあって、森の子を守る会から、森の子についてのアンケートが記されています。

           

『ちっちゃなしろうさぎ』(ケビン・ヘンクス作・石井睦美・BL出版)
 これも、石井睦美さんの翻訳された絵本です。
 お馴染み、「ケビン・ヘンクス」の絵本です。
 ここでは小さな「しろうさぎ」が「みどりって、どんなふう?」と思ったり、
「たかいって、こんなかな?」と思ったり、「じっとしてるって、どんなふう?」と思ったり、
「はばたくって、こんなかな?」と感じたり、小さな「しろうさぎ」は、まだまだわからないことでいっぱい。
 でも、だれがすきかってことだけは、ちゃあんとわかっていた、というお話。
 小さい子どもたちが、抱く疑問が、やさしく、あるときは力強く絵と、詩のような文章で、表現されています。

           
 
『セロリマン♪さんじょうでやんす』(吉田純子・岩崎書店)
 吉田純子さんの小学校1~2年生向け新刊です。
 学校から帰ってくると家で待ち構えていたのは、なんと赤いマントを着て、腰に金ぴかのベルトをしめた「セロリマン」。
 セロリマンが言うには、セロリの嫌いな子どものところへいって、子どもたちのお役に立ちたいと・・・。
 セロリ王国の宣伝マンといったところでしょうか?
 ところがこのセロリマン、情けないほどへっぽこで役立たずで、「~でやんす」言葉でしゃべる愛すべきキャラクターです。
 さて、子どもたちとセロリマンは、どんな楽しいことを見つけ出していくのでしょう?
 そして、はたして子どもたちはセロリを好きになったでしょうか?
 それは読んでのお楽しみ~。
 セロリマン♪・シリーズ、第1作です。
 楽しいエンタメ作品に仕上がっています。

 今回は新人賞の本読みやらなにやらに追われていてばたばたしていて、まとめて7冊ものご紹介になってしまいました。
 皆さま、ぜひお読みになってください。
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ゴシック模様のキャンドル

2012年03月24日 | Weblog
             
             
 
 息子がフランスのおみやげに、彫りの入ったキャンドルを買ってきてくれました。
 私のキャンドル好きは家族でも有名なので、きっと息子の奥さんが「ジュンコさんにはこれがいいわよ」とプレゼントしてくれたのだと思います。

 それにしても、さすがゴシック建築の研究者です。
 選ぶキャンドルまで、まさしくゴシックです。
 アロマキャンドルなのでしょうか。
 異国の香りが漂っています。
 ソニープラザの匂いといったらおわかりいただけますでしょうか。
 
 手の残り香や、リビングに満ちるアロマの匂いを嗅ぎながら、このうつくしいキャンドルに、はるか中世のヨーロッパへの思いを馳せています。
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H先生

2012年03月23日 | Weblog
            
 
 昨晩は、しみじみと、楽しい会でした。
 カラオケでは、「ぼくたちの失敗」を・・・。
 飲んでお喋りしているときに、評論家で大学の先生のMさんが、
「家のおかあさんが、毎日カトーさんのblogを見ているよ」と・・・。
「H先生、おいくつになられたの?」
「このあいだの15日がお誕生日で、89」
「えっ、すご~い!」
 89歳のH先生が、毎日パソコンの前に座って、拙blogをご覧下さっている?!
 作品だって、いまだばりばりお書きになっていらっしゃるし・・・。
 あらためて、すごい作家というのは年齢など関係なく、前へ前へ向かっていらっしゃるものだということを知りました。

 H先生、いつまでもお元気で、90歳をいくつも過ぎても現役で、私たち後進をひっぱっていってください。

 今日は午後から神楽坂で、児童文学者協会の3月の定例運営委員会です。
 今日で3日連続の神楽坂詣でです。

 会議が終わったら、N会長の慰労会。
 飲み会も、今日で3日連続です。
 とはいえ、私は烏龍茶でのおつき合いですが。
(写真は『しっぱいにかんぱい』(宮川ひろ・童心社))
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『ぼくたちの失敗』(森田童子)

2012年03月22日 | Weblog
   

 ご存知、森田童子の歌う『ぼくたちの失敗』です。
 この歌をカラオケで、よく歌っていらしたのが、作家のS 先生。
 数年前にお亡くなりになりましたが。

「挫折」「絶望」「諦念」・・・。
 この歌を聞きながら浮かんでくる言葉は、ぜんぶネガティブなイメージばかりです。
 でもなぜか、このネガティブさに、時としてたまらなくどっぷりと、身を寄せていたくなることがあります。

 今夜は、某先輩作家の、何回目かの偲ぶ会です。
 神楽坂の居酒屋に集まって偲ぶ会を催し、あとは、恒例のカラオケ。
 やはり歌うは、『ぼくたちの失敗』でしょうか・・・。
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