20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

トーハクのユリノキ

2014年01月31日 | Weblog

           

           

 先日のblogでユリノキのことを書いていたら、いま上野の東京国立博物館でやっている『クリーブランド美術館展』を見たくなって、火曜日さっそく行ってきました。

 やっぱり東京国立博物館のユリノキはすごいです。迫力があります。

 さて展覧会。

 アメリカのグリーブランド美術館からやってきた、日本の人気絵師の絵・・・、平安時代から明治にいたる千年の美が一堂に介しています。

 面白かったのは、室町時代のユーモラス溢れる庶民をカリカチュアした絵の数々。

 あんな時代から、ユーモアは日本人の血の根底を流れる、美意識だったのかと・・。

 ちょっと気持ちよくなって、平成館をあとに・・・。

           

 グリーブランド美術展が、短めの展示だったので、久しぶりに大好きな法隆寺宝物館に足を向けることにしました。

 ここは建物も宝物の数々もだいすきです。

 忙しかったので今回は展示はあまり見ずに、その中に入っている「ホテル・オークラ ガーデンテラス」で、久しぶりに海老マカロニグランタンを食べて早々に帰ってきました。(マカロニグラタンなんて、何十年ぶりでした)

 時間があれば、宝物館の椅子に座り、静かな水のゆらめきを眺めるゆったりとした時間がすきなのですが・・・。今回は、残念!

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取材

2014年01月30日 | Weblog

 今日は午後から、TVCMでもお馴染み、根強い読者ファンの多い雑誌の、編集者とカメラマンのかたがお見えになり取材してくださいます。

 仕事部屋で写真撮影をしていただくので、散らかっていた机まわりや部屋の中などをあわてて片付けました。

 夏号に掲載されるので、薄手のお洋服を着ていてくださいと、言われています。

 どんなお洋服にしようかしらと、ちょっとウキウキしています。

 

 こうした機会でもないと仕事部屋が資料や本の山積みで、たいへんなことになっています。

 数年前にも取材していただき、楽しい時間を過ごしました。

 今日は久しぶりに、編集者のNさんと、カメラマンのYさんにお目にかかれ、またいろいろなお話を伺えるのがとても楽しみです。

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緊急学習会のお知らせ

2014年01月29日 | Weblog

 2013年12月6日(金)深夜 特定秘密保護法が成立し、13日に公布されました。

 世紀の悪法、そして審議不充分の強行採決。まさに民主主義の崩壊です。このまま黙っているわけにはいきません。
 今後「子どもの本・九条の会」としてどうしたらよいのか、お話を聞いてみんなで話し合いませんか。

 日 時:2014年1月30日(木) 18:30~20:30 
 内 容:講演と質疑応答・話し合い

   講演 伊藤 真 さん
     
 会 場:池袋勤労福祉会館4階(えぽっく10)
    研修室2(池袋駅南口徒歩7分)
 参加費:500円


 伊藤真さんプロフィール:
 伊藤塾塾長・弁護士・法学館法律事務所所長・法学館憲法研究所所長
 日弁連憲法委員会副委員長
 ★1958年生まれ、東京都出身。伊藤塾(法律資格の受験指導校)を主宰。
 ★「憲法を知ってしまった者の責任」から、日本国憲法の理念を伝える伝道師として、講演・執筆活動を精力的に行う。夢は世界の幸せの総量を増やすこと。日本を人権先進国、優しさ先進国、平和先進国にすること。また、多くの弁護士、著名人とともに、「一人一票実現国民会議」の発起人となり、日本に真の立憲民主主義を実現すべく弁護士として奮闘中。
 ★主な著書(一般の方を対象にしたもの)
 「中高生のための憲法教室」(岩波ジュニア新書)
 「憲法の知恵ブクロ」(新日本出版社)
「“清き0.6票”は許せない!~一票格差訴訟の上告理由を読む」(現代人文社升永英俊・久保利英明・伊藤真・田上純 編著)
「憲法は誰のもの?自民党改憲案の検証」(岩波ブックレット)
「憲法問題 なぜいま改憲なのか」(PHP新書) 
 他、共著、法律専門書多数。特に「試験対策講座」(全15巻 弘文堂)は、法曹志望者の必読書と言われている。

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ユリノキ

2014年01月28日 | Weblog

            

            

 落葉してからのユリノキは、どこか叙情性があります。

 枯れた果実がロウソクの炎のような形で、木枯らしに吹きつけられている様子は、ヨーロッパ的でさえあります。

 曇り空に、黒いシルエットのユリノキは、セイヨウヤドリギを彷彿とさせるからかもしれません。

 

 ユリノキと言えば、有名なのが上野の東京国立博物館。

 冬、ここにいくと、まずはユリノキを見上げます。そして深呼吸します。

 

 (写真のユリノキは、近所の公園の)

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蝋梅

2014年01月27日 | Weblog

            

 街で見かけた蝋梅。

 この花を見ると思い出すのが、秩父・長瀞の宝登山神社の山頂にある蝋梅の林です。

 

 まだ母が元気だったころ。盆暮れには毎年、姉弟の家族で母のところに集まりました。

 父が生きていたころは、総勢15名の大集合でした。

 そうすると翌日は、必ずみんなで秩父のあちこちを探索しました。

 家族それぞれの車を連ねて、秩父事件に関連した町や村々をいくつも訪ね、秩父事件についてみんなで話したり・・・。

 ある年、長瀞に行き、そこからロープウエイで山頂に登りました。

 目の前にひろがっていたのは、見事な蝋梅の林。

 眼下のはるか向こうには、秩父谷や両神山がうすむらさきに煙っていました。

 

 母が亡くなって今年で6年・・・。

 ときおりこうしてなつかしく秩父を思い出しながらも、いまではふるさとへの慕情は、犀星の「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」の境地になりつつあります。

 

 今日は夕方から、茅場町の日本ペンクラブで「子どもの本」委員会です。

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ゴイサギ

2014年01月26日 | Weblog

          

 お隣の公園の水辺で、はじめてゴイサギを見ました。

 大きな風体で、王者のような風格をして、あたりを見回しています。

 

 ウオッチングしていた人に伺ったところによると、本来は星明かりの空をふわっふわっと飛ぶ夜行性の鳥だそうで、こうして昼間にいるのは珍しいことだそうです。

 頭から背中は黒く、白い冠羽があり、翼と尾は灰色。

 世界中の温帯から熱帯で広く繁殖する鳥だとか。

 昼間は竹藪や林のねぐらで休息し、夕方飛び立ち、魚やカエルなどを捉えるそうです。

 お隣の公園にはカモがたくさんいるので、カモの子どもたちもターゲットにされるようです。

 

 そして夕暮れや夜明け、ゴアー、ゴアー」とあたりにひびくような雄叫びをあげるとか。

 水辺の生きものたちにとっては、さしずめ夜の悪魔のような存在です。

 

          

 昨日はカワセミも、なんども池に飛び込んではうつくしい羽を、待機しているギャラリーのカメラマンたちにサービスしていました。

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春の予感?

2014年01月25日 | Weblog

             

 小正月もすぎ、大寒もすぎ、そろそろ春の気配の感じられるころです。

 とはいえ、節分までは、一年でいちばん、寒い季節です。

 

 外は北風。 

 それなのに、お花屋さんの店先には、春がやってきていました。

 アネモネ・・・。

 愛らしいお花を見たとたん、おもわず、春の予感。

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グリーンスムージー

2014年01月24日 | Weblog

         

 相変わらず毎日、グリーンスムージーを作って飲んでいます。

 冬場は胃に入ったとき、冷たさを感じますが、習慣とはおそろしいもの。

 飲まないと、体が欲しているような気がするから不思議です。

 

 冬のあいだはバナナは入れず、小松菜・パセリ・アシタバ・レモン・リンゴ・ハチミツ。

 そこに冷え解消のために、九州の黄金生姜というネットで購入した乾燥粉末生姜を、スプーン一杯入れます。

 乾燥粉末生姜は、漢方では「乾姜」と言って、内臓の冷えを温めてくれると言われています。

「乾姜」は我が家の子どもたちも、小さいとき鼻水、鼻づまりのときはいつもお世話になったポピュラーな漢方薬「小青竜湯」などにも入っています。

 そこに豆乳を入れて、バイタミックスで撹拌します。

 

 幸い、夫も嫌がらずに毎日飲んでくれるので助かっています。

 お正月に息子が「ぼくよりお父さんのほうが、肌つやがいいね」と・・・。

 年末お正月は、息子も疲れがピークだったようです。

 秋に彼は、片道12時間の空路を「シャルル・ド・ゴール空港」に向けて、なんと3往復もしたのですから・・・。

 仕事とはいえ、いやはや。

 息子よ、肌つやがいいのは、どうやら豆乳をお水代わりにしてグリーンスムージーに入れているおかげのようです。

 だから、あなたたちも・・・☆

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寒椿

2014年01月23日 | Weblog

          

 食器売り場のかたすみの、寒椿。

 花器の余白に見たのは、枯れ野の幽玄・・・。

 

 今日はお昼過ぎから、神楽坂の児文協事務所で、常任理事会です。

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箸置き

2014年01月22日 | Weblog

         

 箸置きも、このように並べられると、アートです。

 青花の、陶器の箸置き。

 使い方によっては、とてもおしゃれです。

 このシンプルさ、素朴さ・・・。

 

 私はどうやら、子どもたちが結婚する前は、何品ものお料理をテーブルにならべ、見映えもお料理のひとつと考えていたようなフシがあります。

 でもいまは健康を気遣った、つつましい暮らしを旨としています。

 そんなとき食卓を彩ってくれるのが、お気に入りの器や、こうした小物です。

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