20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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子ども創作コンクール

2009年09月25日 | Weblog
 今日は朝から夕方まで、くもん出版、日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会主催の「子ども創作コンクール」の一次選考委員会です。
 
 昨年までは、一次選考委員の皆さまにお選びいただいた作品を最終選考委員会で読んでおりましたが、応募数が増え一次選考の作家の皆さんのご負担が増えすぎてしまったので、今年からは一次選考をその両方の選考委員で行い、最終に選ばれた作品から10月さらに最終選考委員会で、優秀作を決定するというやり方に変更いたしました。

 最終選考委員の皆さんには今日と10月、のべ二日にわたる選考で加重負担になってしまいますが、子どもたちのすてきな作品と出会えることを楽しみに、ぜひよろしくお願いいたします。
 また一次選考委員の皆さんも、今日は10時から夕方まで会議室にカンズメで選考です。
 大変ですがよろしくお願いいたします。がんばりましょう。

「子ども創作コンクール」も今年で10年。
 思えば、2000年の「子ども読書年」に、すべての子どもの本の団体が集まって大崎ゲートシティで行った「どきどきわくわく子どもの本ワールド」の取り組みのなかで、「せっかく、こうして児文芸、児文協が顔を揃えたのだから、なにか一緒にやりましょう」というおしゃべりから生まれたコンクールです。
 この子ども読書年は、さまざまな取り組みのスタートにもなっていった年です。読書推進会議なども、それ以降生まれました。

 2000年以来、こうして年にいちど児文芸の皆さまとご一緒に、力をあわせて取り組めることに、ほんとうにうれしさを感じております。
 これもひとえに、日本公文教育研究会・くもん出版の皆さまのお力添えがあったからこそ実現した企画です。

 今年も皆さん、和気藹々と楽しく、ステキな時間を過ごしましょう。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しかったです (ムーン)
2009-09-26 00:25:09
10周年に到る経緯には、そういうことがあったのですね。
きのうは、子どもたちの作品に刺激をもらって、また、その後のお茶の時間も…、本当に楽しい時間が過ごせました。
ありがとうございました。
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Unknown (加藤純子)
2009-09-26 08:53:53
ムーンさん

昨日はご苦労さまでした。
一年に一回、ああして子どもたちの作品に出会えると、いろいろ学ぶ事も多いです。

これから最終選考作品が選ばれ、10月には最終選考です。
今年はどんな作品が出てくるでしょう。

また授賞式のセレモニーのことでは、ムーンさんにはいろいろお世話になります。楽しい会にしたいですね。
よろしくお願いいたします。
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Unknown (yesnid(虹乃))
2009-09-26 13:26:15
ここから、将来の児文界を背負う作家が出てくるかもしれませんね。
返信する
Unknown (加藤純子)
2009-09-26 15:38:22
yesnid(虹乃)さん

作家を輩出することが目的ではありませんが、毎年応募してくる、いわゆる常連の子どもたちがいて、その子たちの物語への取り組みの工夫や、進化には驚かされます。

大人である私たちも、もっともっと努力工夫して物語を構築していかなければいけないと刺激されます。
子どもたちの力ってすごいなって思わされます。
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