20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

窓辺のシクラメン

2020年04月30日 | Weblog

      

 今日で、コロナ・コロナで、自粛の4月が終わります。

 

 朝、起きると一番に、お仏壇にお水と、お線香をあげにいきます。

 そのお仏壇。

 9畳の、夫の書斎の一角に、あります。

 仏間がなくて、和室には子どもたちが、お泊まりに来る時くらいしかいきません。

 リビングも全部、床までのガラス窓。

 そこで、一番落ち着くのが、夫の書斎で、北西を背に、背のガラス窓には段ボールを当てて、南東向きにお仏壇を置いています。

 夫は家にいる時は、ほとんど書斎で過ごしているので、いつも父と母と一緒です。

 

 夜、寝る前は、夫もお線香を立てて、手を合わせていますが、基本、私が毎日、やっています。

 

 朝日が差し込んできた、夫の書斎に、足を踏み入れたら、「緑の手」の夫が慈しんで育てた、シクラメン が、キャビネットの上から窓辺に、移動していました。

 そこに、やわらかい、朝の日差しがふりそそいでいます。

 なんだか、幸せそうな、シクラメンたちです。

 隣のベッドルームでは、夫はまだ白河夜船。

  

 4月の終わりに、こんなふうにシクラメンが元気に咲いているのを見ると、なんだか平和な気持ちになります。

 一瞬でも、コロナを忘れさせてくれます。

         

 お仏壇の下方向には、両親の写真が・・・。(写真は公表しないほうがいいかしらと思い)

 今朝も、お水と、お線香をあげ、おりんを「チン」と鳴らして、手を合わせました。

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スマホ

2020年04月29日 | Weblog

            

 このスマホ、意外とコロナウィルスが付いているそうです。

 私は、外から帰ってくると、マンションの消毒液を、手にこぼれるくらいのせて、それでスマホを拭きます。

 

 という事は、パソコンのキーボードも?

 

 先日、近所の八百屋さんで、前に並んでいたおじさんが、白い手袋をしていたのはいいですが、よく見ると、手のひらが真っ黒。

 それで、セロリをとりあげ、あれこれ見ては、元に戻し、大きなトマトを、いくつもいくつも手にして、結局戻し・・・。

 すべてのビニール袋に入っていないお野菜や、果物を、その真っ黒な手袋で、持っては、元に戻し・・・。

 

 ああ、コロナウィルスがつく!と、心の中で悲鳴を。

 結局、いくつか買っただけなのに、あのおじさん、いったいどれほどのお野菜や果物に、触ったのかしら?

 じ〜と見てて、そのおじさんが、触らなかったものを手にし、新キャベツなど、もちろんセロリも、買ってきました。

 一回、自分が手にとったら、それを買うという行動をしないと、知らない間に他の人に感染を広げているかもしれません。

 その気持ちで、いつもいます。

 

 悪気はないのでしょうが、危機感が薄い人って、まだまだたくさん、います。

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歯科クリニック

2020年04月28日 | Weblog

                  

 結局、検診に行くことになりました。

 夫が、先日、インプラントの治療に行った時、「無理しなくてもいいですが、どこか具合が悪いところがあったら、すぐに治りますから」と、先生がおっしゃったとか。

 その言葉通り、その日、夫は小さな虫歯が見つかって、一度で治療OK。

 

 こういうことがあるので、私も怖い怖いと言いながら、今日は行くことにしました。

 先日、神保町の漢方の先生のところに行ったら、入り口で、手の消毒。

 受付で、おでこで検温。

 それでOKなら通してくれます。

 

 たぶん、本郷三丁目の先生は、慎重で、几帳面な方なので、そうしたことは基本としてご準備くださっていると思います。

 

 このまま、検診を放置していて、もし小さな虫歯があって、半年放置していたら、一度の治療で終わらないかもしれない。

 歯科医の先生は、私が痛がり、怖がりなのを、すごくよくご存じで、でも麻酔も効きやすい体質ということもご存知で・・・。

 

 おまけに、歯の資質が、あまり良くないという、家系的遺伝子を持っています。

 一番の問題は、父の親友が歯科医で、小学校で虫歯があるという通知をもらってくると、すぐに電話して、

「ジュンコを、いついつ、行かせるから。よろしく」と。

 他のきょうだいも、みんな、そうでした。

 その先生が、思わず腕を振り払ってしまいたくなるほど、痛く削ります。

 目に涙を浮かべながら、「もう、絶対、ここにはこない!」と目の先に見える、歯科医院のお庭の葡萄棚を睨みながら。

 

             

 ところが、後日、当時、大好きだった、不二家の「フランスキャラメル」を噛んでいると、奥歯の詰めものがすぐ取れてしまい、またあの泣き叫びたいくらい、痛くする歯医者さんへ。

 そのトラウマで、歯医者嫌いになってしまい、姉も弟も、弟など東京医科歯科大学で、きちんと治療したり・・・。

 大変な目に遭いました。

 

 私は、骨折で退院したあと、小さな虫歯が見つかって、軽い麻酔をして、一回で治してくださったことがあります。

 とにかく優秀な先生で、だから遠くても、夫も私も通院しているのです。

 さて、勇気を出して、マスクをしっかりして、これから、歯科クリニックに定期検診に行ってきます。

(写真は、タフトブラシ。電動歯ブラシで磨いたあと、歯の間を、一本一本歯間ブラシをして、そのあと仕上げに、歯と歯の間や、ねじ曲がった歯の裏側などを、この先が三角の、タフトブラシで磨いています)

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「飛ぶ教室」(光村図書)61・春号+「日本児童文学の現代へ」

2020年04月27日 | Weblog

           

 

 関西在住の詩人で、画家の井上良子さんから、ご案内をいただきました。

「7日間ブックカバーチャレンジ」1日目です。 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は、「好きな本を1日1冊、7日間投稿する」ルールは「本についての説明はナシで表紙画像だけアップ&その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする」とのことだそうです。

 私はご恵贈いただくご本がたくさんあって、そこから7冊選ぶのは難しいので、申し訳ありませんがお断りしてしまいました。

 そこで、2冊。

 まずは、「飛ぶ教室」(光村図書)61/2020春号です。

 ここに、児童書の書評を、書かせていただいている関係からご恵贈いただきます。(ちなみに、この号のメインの書評は「あの子の秘密」です)

 

 また、新企画もスタートしました。

 巻頭の「子どもの本のグレードランナーに聞く」です。

 第一回目は、神宮輝夫さん。

 聞き手は、評論家で日本ペンクラブ常務理事の野上暁さんです。

 神宮さんは、ご存知のように、「アーサー・ランサム」作品の翻訳や、評論、大学教授などをなさった「早大童話会」ご出身の、児童文学をずっとリードしてこられた方です。

 お二人の話はとても刺激的ですが、ぜひお読みいただきたいのが、このご本。

 

            

「日本児童文学の現代へ」(野上暁・パロル舎)

 私は、付箋をぺたぺたはりながら、何度も読んでいます。あれ?と思っては、何かの折に、取り出して勉強しています。

 

 野上さんの読書量のすごさと、記憶力には、今でも脱帽していますが、

「ほら、あれ、なんてタイトルでしたっけ?」なんていうと、

「○○だろ」と、即決。

 おまけにディテールにわたり記憶されている、その力ってなんでしょう?

 仙人?(笑)。

 一度、野上さんの蔵書のお部屋を拝見したいです。

「飛ぶ教室」の対談と、「日本児童文学の現代へ」を、ぜひお読みになってください。

 

 良子ちゃん、お約束を守らず、一日、二作、ご紹介しちゃったけど、ごめんね。

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重版出来

2020年04月26日 | Weblog

          

 この本が、増刷になりました。

 12刷で、2万5000部だそうです。

 

  2万部を超えると、大ヒット作だそうです。

 ご執筆いただいた皆さんのおかげです。

 ありがとうございました。

 

 ちなみに、10万部を超えると、ベストセラーだそうです。

 そこまでは、長い長い、道のりですが(笑)。

 

 それにしても息長く、着実に売れ続けていて、ありがたいです。

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漢方薬

2020年04月25日 | Weblog

            

 漢方オタクなので、免疫力強化のために、ずっと漢方薬を飲んでいます。

 これまで飯田橋にあったのが、神保町に移転し、今日は初めて伺います。

 STAY HOME、と言われていますが、必要なので・・・。

 

 神保町に行くのも久しぶりです。

 何しろ、8割減で、近所でのお買い物しかしていなかったので。

 地下鉄を降りてすぐで、予約制ですし、おまけに漢方の先生は、患者さんも少ないので、すぐ終わります。

 薬の処方は、どこか好きなところでやればいいそうです。

 

 これまでは飯田橋の、クリニックのビルの裏側の専門の薬屋さんで処方していただいていたので、患者さんがたくさんいて、1時間くらい待たされました。

 その薬局は、今回、一緒に移転しなかったそうです。

 

 ですから、さっといって、さっと帰ってくる。

 そうした方式で、行ってきます。

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不気味な夕暮れ

2020年04月24日 | Weblog

            

 先日の夕暮れ。

 空には黒雲が蓋でもしたように、おおいかぶさり、下の部分だけに夕日が・・・。

 

 三寒四温の季節は、もうすぎたのに、なんだか寒暖の差があったり・・・。

 街はコロナウィルスであふれていたり・・・・。

 気分が鬱々とします。

 

 昨夜は、真夜中の12時に、突然目が覚め

「あ、コンタクトしたまま、寝ちゃった、どうしよう。コンタクトずっとしたまま」と、飛び起きて、夫を起こしてしまったようです。

 でもベッドから起き上がろうとして、「あ、コンタクト、ちゃんと、外してた」と、バタンキュ。

「まったく、夢でも見たのか、寝ぼけたことを言うから、ああ、またか」って思ったと、朝、夫が。

 コンタクトをしたまま、寝たことなどないのに、なぜか、年に一回くらい、そういう夢を見るのです。

 

 それでも今朝は6時に目が覚め、なんとなく眠いです。

 

 昨日はテレビで、3日に一度のお買い物と、言われました。

 月曜日に行ったので、今日は4日ぶりの、八百屋さんへのお買い物です。

 狭いお店なので、並ぶのが怖い。

 夫は「しばらく、あのお姉さんの八百屋さんにいくのをやめたら?」と言いますが、あのお姉さん、本当に優しい。

 「なに、なにをお願い」とお願いすると、次に行った時は、必ず置いてくれています。

 市場で、一生懸命探してくれるようです。

 狭いし、ソーシャル・ディスタンスも、あまり守らない人がいますが、奥で時々、お姉さんが「間を開けてください」と、荷物を並べながら、叫びます。

 それに、どこよりフルーツが美味しい。

 あんな新鮮で瑞々しいフルーツ、スーパーなどにはありません。

 ブロッコリーも、トマトのアイコも、ピンピンしていて、美味しい。

 だから今日も、歩いてきます。

 

 家の中で、スクワット(手洗いのたび、石鹸でゴシゴシしながらを20回づつ)、日に200回。

 夜は筋トレ。

 毎日、お出かけしているわけではないので、歩かないとやはりダメだと思い、自粛生活でも、スクワットや筋トレは、続けています。

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こんな時だもの、本を読もう!

2020年04月23日 | Weblog

            

 FBでも、知り合いの皆さんが、日々、本を勧めています。

 中には、すごく懐かしい本があったり、「うんうん、これ、すごいいい本!」と共感したり・・・。

 

 こうした時だから、本を読みましょう。

 と言いつつ、

 ここしばらくは、児文協の総会へ向けての取り組みで、メールでのやりとり。

 理事長、事務局長、常任理事で、連日メール交換。

 コロナ対策での、総会をどうするか。

 ネットで経産省からの、コロナでの総会、緊急取り組みの、通達を読んだり・・・。

 何しろ、会員の命を守ることが最優先です。

 

 委任状だけの開催にするか。

 それとも基本、委任状でWeBで総会の雰囲気を感じ、参加できる人たちには参加していただくか・・・。

 あれこれ議論、いたしました。

 なんだか、すごい、肩こり。

 それも、やっと、一段落しました。

 

 通信の受講生のお原稿も、お預かりしたまま。

 まずはそれから、再開しました。

 そして、ご恵贈いただいている本を、読みます。

  

 コロナの市中感染が気になり、その情報も知らなくちゃいけないしと。

 いつもより、テレビを見る時間も増えているような気がします。

 さて、気を引き締めて。

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歯科クリニック

2020年04月22日 | Weblog

           

 夫が、2本目のインプラント治療で、本郷三丁目の歯科クリニックに通っています。

 今日はその、治療日です。

 コロナの院内感染を、一番怖がっているのが、歯科クリニックだとか。

 

 夫は、インプラントを入れる治療中で、あと2回くらい、治療に通ったら、入るそうです。

 私は3月の終わりごろに、歯周ポケットチェックの定期検診で、予約を入れていましたが、それを今月末に延期してもらいました。

 でも、行くのが、怖い。

 

 今日は夫に、私が行かなくて良いかどうか、聞いてもらうことになっています。

 歯周ポケットのチェックも、毎回、ほとんどの歯が、ポケット3。

 たまに、一本くらいポケット4になることがあります。

 状態はいいようです。

 2〜3ヶ月に一回。

 これだけ、まめに歯科クリニック通いをしていると、歯石もたまったことがありません。

 

 でも、先生、「来てください」とおっしゃるだろうな。

 大江戸線に乗って、本郷三丁目まで行って・・・。

 考えるだけで、怖くて、憂鬱です。

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花冷え

2020年04月21日 | Weblog

           

 昨日は、雨降りの花冷えの月曜日でした。

 

 実際に見に行ったことはありませんが、ひたち海浜公園の、あの美しいブルーのメモフィラのお花畑。

 そして、秩父の羊山公園の芝桜、・・・みんな中止です。

 花々は、例年のごとく、美しく咲いているでしょうに。

 

 まるで観客を入れらない、華やかな舞台のようです。

 新型コロナの、こうした状況ですから、やむを得ませんが。

 今は、感染しないよう、みんなで、自分の命を守ること。

 それが他者を感染させない、心遣いにも繋がります。

 

 厳しい自粛生活ですが、何か楽しみを見つけて、頑張っていきましょう。

 昨夜、夕食後に、リンゴやみかんを切って、食べて、さらに物欲しそうだったので、冷蔵庫から、フルーツゼリーを出してあげました。

「外食もできないんだから、たまには、こういう、おいしい楽しみ方ができると、嬉しいね」と、夫が。

 

 そんな小さな、楽しみに、ささやかな喜び。

 これも、自粛による発見です。

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