20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

仕事部屋とウォーキング

2020年03月31日 | Weblog

            

 ここ数週間は、仕事部屋と、サロン、キッチン、そして近所にお買い物を兼ねたウォーキング、それだけです。

 でも椅子の座り方が、悪かったりすると、長時間、座っていると、足の付け根のあたりが痛くなって、歩き始めが大変です。

 歩き出してしまえば、どうってことはないのですが・・・。

 

 この写真の後ろあたりには、書棚に入りきらない本が、倒れそうになるくらい、いくつも山積み。

 未読の、ご恵贈いただいているご本は、椅子の横に積んであるので、間違えませんが、何か書評などの時に使うからと、自分でわかるように、山積みです。

 仕事部屋の前を通りかかった夫が、「僕が片付けるの、手伝ってあげようか?」

 「やめて。お願い。ほっといて」

 この、我が城内だけは、夫といえども、立ち入り禁止です。

 あの本はこのあたり、この本はこのあたりと、自分の脳内では整理できているのですから。

 

 さて、今日で3月もおしまい。

 コロナウィルスとの戦いは、まだまだ続きそうです。

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抗体検査と、困っている人たちへの生活援助

2020年03月30日 | Weblog

                

 今日は、本来でしたら、日本ペンクラブの「子どもの本」委員会でしたが、新型コロナウィルス感染予防のため、中止になりました。

 

 私も、PCR検査を受けていないので、陽性なのか、陰性なのか、自分でわかりません。

 PCR検査が、数が少なくて、大変だというのでしたら、わずかに血液をとるだけで、15分ほどでわかる、抗体検査(コロナに感染したことがあるかどうかの、免疫を調べる)の研究がどんどん進み、やってくれれば、ありがたいと思います。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-immune-test-idJPKBN21E0F3

 知らない間に感染し、もうすでに、免疫ができていたら、堂々と、会議などにも出られます。

 皆さんに、感染させる心配がないのですから。

 自粛で引きこもらず、前向きにどんどん動ける人もたくさん出てきます。

 

 国に、早急に願うのは、まずはこうした、抗体(免疫)検査を早く開発し、街のクリニックで、簡単にしてもらえるようにすること。

 そして、この間の自粛、閉鎖で、生活に困窮している、すべての人たちに、ヨーロッパの国々のように、生活を保証するお金を、貸し出しとかではなく、無償で支援すること。 

 それを迅速にやってほしいです。

 

 コロナとの戦いは、最低一年は続くでしょうと、先日もiPS細胞の、京都大学の山中先生が話されていました。

 この長丁場の戦いに、前向きに向き合っていくためにも、そうした抗体検査や、金銭補償が、すぐに保証されれば、少しは心の緊張もほどけます。

 いろいろが、閉塞状態から、前向きになっていきます。

 

 それを迅速に行い、痛みを感じている人たちの思いを想像して、すぐに手を打つ。

 その迅速さが、リーダーとしての、資質ではないでしょうか。

 

 首相の奥さんが友人たちと十数人でお花見をしている写真がSNSに流れ、追求された首相は「公園でお花見をしているわけではないから」と。

 自粛自粛と言いながら、首相も奥さんも、こんな状況下、どんな思いで、みんなが生活しているのか。そうした、他者への想像力のかけらもありません。

 というか、森友問題にしても、今回のではない「桜を見る会」にしても、すべて奥さん主導です。

 彼はよほど、奥さんに弱みでも握られているのでしょうか? 「彼女は、奔放だね」という言葉だけでは括れない不気味さを感じます。

 森友問題で、責任を感じ、自ら命をたった方の奥様は、この事態をどうご覧になっているのでしょう。胸が痛みます。

 

 とにかく、国からの、強権的な規制で、動かされる前に、自らの力で、自分たちや、他者の命を守る。

 その意識こそ、今、大切な気がします。

 

 某スシローなどは、「もっとさらに強権的な縛りをかける法律を作らなくちゃ、非常事態宣言を出しても、単なるお願いだから、効力が弱い」などと言っています。

 もし、さらに状態が悪くなったからと、非常事態宣言より強権的な国民への縛りの法律が改憲と絡み、出てきたら・・・。

 

 その前に、抗体検査を。そして困っている人たちに経済援助を。

 それが私たちが、前向きに、コロナと戦っていく力になります。

 そのためにも、新型コロナウィルスの正体を、きちんと勉強しましょう。

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今日も書きました。

2020年03月29日 | Weblog

             

 

 このところ、家の中か、近所にお買い物に歩くかで、 blogネタがすっかり切れてしまいました。

 

 ま、一応、この10年ほど、毎日、たとえ5分でも、blogUPを自分の課題にしていたので・・・。

 こうして書き続けるのは、短時間で書く、短い文章トレーニングになります。

 あれ、今日は面白く書けたな、いやいや、今日は単なる報告書だ、など、仕上がりは、さまざま。

 でもそんなことに一喜一憂していたら、10年1日も欠かさず、書き続けることはできません。

「ま、いいか」いつも、そんな気分です。

 

 以前、HPをやっている時は、エッセイも載せていました。

 それには、かなり推敲も必要です。時間がかかります。

 

 無料のHPだったので、知らない間にクローズになり、残ったのがこのblogだけ。

 それからは、真面目に、ご献本いただいたご本の、紹介blogに。

 でも、ここ数年は、週に、3~4冊のご献本をいただいています。

 ご本の紹介というのは、かなり神経が疲れます。

 人さまのご本を、ネット上でご紹介するわけですから。

 

 もちろん、今のような、5分の作業ではすみません。

 ご献本いただくのは、ありがたいことです。

 拝読し、刺激を受け、個人的に感想はお送りしていますが。

 でも何よりありがたいのが、文学賞委員会のために年間に出版された本を読むとき、すごく助かっています。

 すでに、かなりの本を読んでいるわけですから。

 

 そこで「毎日、書く」を優先させて、たどり着いたのがここ。

 日々の暮らしを、どう楽しく過ごせるか・・・。

 昨日は、こんなものを発見したとか。そんなささやかなことばかりを綴り始めました。

 そしたら、見てくださる方も、親戚をはじめとして、「心地よく見ているよ。そんなふうに肩の力を抜いて、人生を楽しみたい」とおっしゃっていただくようになりました。

 このところは、コロナ鬱の話が多すぎますが(笑)。

 

 これなら、1日5分の作業で、時には、楽しみも、みなさんと共有できる・・・。

 でも、1日に1000人以上の方が、このblogをご覧になってくださっています。

 ですから、いくらblogネタ切れだからと、お休みするわけにはいきません。

 一度だけ、物理的な事情で、書けなかったことがあったときは、ご心配くださるメールをいくつもいただいてしまいました。

 気楽に覗いてくださる、場所なのかもしれません。

 

 さて、とりあえず、今日もblogを書きました(笑)。

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「スカーレット」

2020年03月28日 | Weblog

            

 毎朝、朝の連ドラ「スカーレット」を見ています。

 実際にいらした陶芸家の女性の人生を描いているそうです。

 主人公の女性の息子が、白血病になり、でも彼は母親や別れた父親と同じ、陶芸の道に進む。

 今日で、最終回でしたが・・・。

 

 この朝の連ドラ、もう惰性のように毎回、見てしまいます。

 テレビに、向かって文句言ったりしながらも・・・(笑)。

 

 今回、面白かったシーンが、その白血病の息子が、焼いた「水が溢れるような」色のお皿。

 それを見るまでは、上の写真のような色かなと思っていました。

 

 でも、もっと透明で、空色に近い色でした。

 焼き上がったあとに、お皿の熱が覚め、ヒビの入る瞬間。

 水が滴り落ちるような音が・・・。

 そんな音を聴けるのは、陶芸家の特権。

 そのシーンに、妙にリアリティを感じました。

 

 そうそう、キムタクは昔からのワンパターンの表現と顔の老化。でも同じSMAPでも、ゴローちゃんは飄々として、いい感じ。

 人間、生き方が、顔に出るなと思いました。

「三島と東大全共闘」の映画でも、同じようなことを思いました。

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免疫力をつける

2020年03月27日 | Weblog

               

               

 このところ、近所にお散歩がてら、お買い物にお出かけするだけ。

 blogもネタ切れです。

 

 高島屋から届いた会報誌を読んでいたら、「食」についてが特集でした。

 私も、ウォーキングがてら、八百屋さんに行っては、さまざまな食材を買ってきて、お料理を作っています。

 先日は、うど。

 皮はきんぴら。中は酢味噌あえ。

 

 ブロッコリーを硬めに茹でて、トマトのアイコと、シーチキンの缶詰を入れて、サラダ。

 とにかく、朝はグリーンスムージー。

 夜は、様々なお野菜と、いっぱいのお野菜を食べています。

 レモンと蜂蜜も、免疫力強化といいます。

 グリーンスムージーに入れています。

 

 とにかく今は、免疫力をつけて、もし陽性であっても、症状が出ないでしょうから、他の人にうつさないようにすることだけを心がけています。 

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日々の暮らし

2020年03月26日 | Weblog

           

 新型コロナウィルスのせいで、日々の暮らしも、とても狭くなっています。

 

 気になってテレビでニュースを見過ぎたせいで、自律神経がおかしくなり、吐き気が止まらなくなったりしたので、何か私が気になって、夫にいうたびに、

「気にしすぎだよ」

 と、忠告されます。

 

 東京はとうとう感染者数が増えてきて、厚労省の推測を超えているようです。

 この状況が、あとどれくらい続くのか・・・。

 そうこうしながら、人間も、少しづつ、コロナに対する、精神的な耐性ができていくのでしょう。

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春なのにシクラメン

2020年03月25日 | Weblog

            

 夫が、枯れかけたシクラメン や、アロエ、いろいろな植物を、自分の書斎から出たところの、あまり風の当たらないベランダで、思い出してはお水をあげたりしてくれていたようです。

 アロエも、金のなる木も、みんな元気です。

 

 ところが昨日、

「シクラメン が、今頃、咲いたよ」と。

 見ると、もう枯れてしまったと思っていた植木鉢から、赤いシクラメン 、写真のピンクのシクラメン が、それぞれ花を咲かせていました。

 うれしそうに夫は、自分の部屋の、孫の写真などを立てて飾っている、キャビネットの上にのせました。

「せっかく外気と、お日様の力で、花が咲いたのだから、外に出しておけばいいのに」といったら、

「しばらく、このきれいさを、自分の部屋で楽しみたいから」とニコニコ。

 

 それにしても春にシクラメン が咲くなんて、なんだか、季節を間違えてしまったのでしょうか?

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ソイティ

2020年03月24日 | Weblog

          

 近頃、豆乳を入れた、紅茶に凝っています。

 ふうふう言いながら、あったかいソイティを飲む。

 

 元々、朝食で、バイタミックスで作っている、グリーンスムージーにも、豆乳を入れています。

 小松菜一把、人参1本、りんご、レモン、蜂蜜少々、れんこんパウダー、豆乳を、バイタミックスで攪拌します。

 他には、グレープフルーツと、手製の、赤くて大きな、フレームシードレス種という、ポリフェノールがたっぷり含まれているレーズンを、黒酢玄米りんご酢に漬け込んでおいたものを作って、タッパーで冷蔵庫においておき、それをヨーグルトにかけて食べます。

            

 それで怪我をした時も、都立病院の整形外科の先生に、回復力が速いのは、内臓がしっかりしているからです、と言われたり、本郷の歯科クリニックでも、カトーさんの回復力は凄いですよ、と言っていただいたり・・・・。

 この生活を、もう10年近くしています。

 ですから豆乳好きです。

 アマゾンで、ひと月に二回、1000mlの豆乳6個入りを配達してもらいます。

 スーパーでは重くて大変なので。

 

 でも紅茶に、豆乳。

 本当にあいます。 

 美味しいです。是非お試しになってください。

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白木蓮

2020年03月23日 | Weblog

         

 このお花を見ると、秩父での子ども時代の春休みを思い出します。

 春休みの終わり頃、

 庭が、ティッシュが散り落ちたようになります。

 

 咲いている時は、きれいなのに、散り落ちた白蓮は、惨めなものです。

 それを見ると、「ああ、新学期が、もうすぐ、始まるんだ」と思いました。

 新学期のクラス替え、いつもドキドキしていました。

 仲良しの子と、また一緒のクラスになるかな?

 仲良くなれそうな子はいるかな。

 

 夢見る新学期。

 でもそれと同じくらい、心の揺れ動く季節でもありました。

 ティッシュのように、散り落ちた白蓮を、見ると、いつもその時の気持ちを思い出します。

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桜咲く。

2020年03月22日 | Weblog

            

            

             

 昨日は、細長い公園を、2時間近く歩き、その先のスーパーでお買い物をしたりして、桜並木を堪能してきました。

 桜は、5~6分咲き。

 でも美しいです。

 一年に一度しか見られない光景を眺めていたら、アクセントのように、黄色い菜の花が・・・。

 本当に、花々の美しい季節です。

 

 夫に映画館の観客数を調べてもらったら、ガラガラ。

 今日は、マスクをして映画を観に行きます。

 

「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」です。

 右翼である三島が、全共闘を説得しようとする言葉。

 それに相反する、全共闘の言葉。

 言葉と言葉のぶつかり合いです。

(「圧倒的熱量」の言葉)。

 このキャッチコピーにやられて、見る気になりました。

 

 このフィルムから、しばらくして、三島は市ヶ谷の自衛隊の駐屯地で45歳で自決します。

 肺浸潤で、19歳で徴兵制を免れ、病弱だった少年は、ボディビルで体を作り上げます。

『仮面の告白』では、そんなサバイバー・ギルトを描いていると、作家の平野啓一郎は、語っています。

 

 私が三島で好きなのは、『私の遍歴時代―三島由紀夫のエッセイ〈1〉』 (ちくま文庫)です。

 三島のエッセイは、面白い。レトリックがすごい。

(そういえば、土曜日に「さわこの部屋」に出た、角田光代が、「四年間、この作品と格闘していて、全く小説が書けなかった」と話していたのが「源氏物語」。紫式部の比喩の凄さ、人を見る目の鋭さなどから、紫式部って、どれだけ意地悪な女性かってことを、見事に「源氏物語」には表現されている、と話していて、大笑いしました。レトリックの凄さは、時代を超えたものでした。私が最初にレトリックに興味を持ったのは、現代アメリカ文学でしたが、ああ、紫式部の時代から、すごいレトリックを書く作家っていたのですね)。

 身体性を、追求していた三島は、後年、自衛隊に入隊し、右翼になっていきます。

 

 東大・法学部卒の三島が、なぜ、東大全共闘1000人を説得しようとしたのか。

 右翼である三島と、極左は、どこかつながり合うものが、あったのか・・・。

 映画を見て、一度、きちんと、学んでみたいと思いました。

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