★「フォーラム・子どもたちの未来のために」第1回学習会 ★
特定秘密保護法を、出版の世界から見れば……
昨年12月に施行となった「特定秘密保護法」。法案が示されて以来、各方面から疑義や懸念の声が出されていますが、わたしたち子どもの本の出版に関わる者にとって、この法律の意味や問題点はどこにあるのか。この法律が実効性を持っていけば、どのような事態が起こり得るのか。これから、廃止への声をさらに大きくしていくためにも、まずはこの法律の問題点について、もっともっと知識を深めていくことが求められます。
子どもの本の書き手と作り手が、特定秘密保護法反対の声をあげるために結成された「フォーラム・子どもたちの未来のために」では、そのための学習会を重ねていきます。その第1回は、日本ペンクラブの言論表現委員会の委員長で、ジャーナリズム論が専門の山田健太氏をお迎えして、下記のように学習会を開催します。知ること、知られることこそ権力がもっとも恐れることです。多くの方たちのご参加を呼びかけます。
●日時 3月3日(火)午後6時~8時(5時半・受付開始)
●会場 専修大学1号館12教室(地下鉄九段下駅または神保町駅から徒歩3分)
●講演 山田健太「特定秘密保護法は出版にどう影響するか」
●定員と参加申し込み 申し込みは、下記のそれぞれの所属団体、または日本児童図書出版協会
(Mail: kodomo@kodomo.gr.jp、Fax03-3267-5389)まで。定員(130名)になり次第締め切ります。
●参加費 500円(資料代。当日、受付にて申し受けます。)
◆講師紹介◆ 山田 健太(やまだ・けんた)
1959年、京都市生まれ。専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科教授・学科長。専門は言論法、ジャーナリズム論。日本ペンクラブ・言論表現委員会委員長、放送批評懇談会や自由人権協会の理事などを務める。主な著書に『法とジャーナリズム(第3版)』(学陽書房)、『言論の自由~拡大するメディアと縮むジャーナリズム~』(ミネルヴァ書房)、『ジャーナリズムの行方』(三省堂)、 『3・11とメディア~徹底検証 新聞・テレビ・WEBは何をどう伝えたか』(トランスビュー)などがある。
☆「フォーラム・子どもたちの未来のために」のアピール(14,10,16)への賛同者数2,591名(15年1月現在)。詳しくは、ブログhttp://kodomotachinomirai.blogspot.jp/をご覧ください。
◆主催 「フォーラム・子どもたちの未来のために」実行委員会
絵本学会理事会、絵本作家・画家の会、童話著作者の会、日本国際児童図書評議会理事会、日本児童図書出版協会、日本児童文学者協会、日本ペンクラブ子どもの本委員会
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