昨日は、冬至で、ゆず湯に入りました。
カボチャは、食べませんでしたが、たった5個でしたが、ゆずを入れて、ゆったりとお風呂に。
子どもの頃、母がガーゼを縫った袋に、皮をむいたゆずを皮ごと入れて、湯船に浮かべていたのを、思い出しました。
私はいつも、ゆずを洗って、そのまま丸ごと、バスタブに、ぽちゃん、ぽちゃんと。
手抜きです。
バスタブの中で、ゆずを擦ると、微かに香りが・・・。
そういえば、祖母も、
「ゆずの入ったガーゼで、体を擦ると、肌がすべすべになる」と、言っていました。
ゆず湯は、遠い子どもの頃の、思い出でもあります。
先日、建築家として活躍している弟が「(20階の窓辺から)を、毎日、読んで、ジュンコさんが楽しく生きている姿に、触発されてるよ」と、メールをくれました。
ああ、いとこのKちゃんも、弟も、姉も、み〜んな、見てくれているんだ。
姉が見てくれているのを知ったのは、骨折した時です。
「あなたが骨折したことを、blogを読んで知りました。病院を教えてください」と、姉からスマホにメールが来たのです。
姉弟も、いとこも、見てくれているんだ。
そう思ったら、今年の冬至のゆず湯は、ガーゼの袋でも縫ってみようかなと。
秩父の母が亡くなって 、すでに10年近い年月が経ちます。
その母への祷りの気持ちを、姉弟で共有したい想いに、かられたからです。
ガーゼを縫い合わせ、5分ほどで簡易な袋を作り、そこに、切ったゆずを入れ、輪ゴムで止めました。笑(速さだけは自慢ですが、手芸は苦手なので)。
ゆずの香りは、心と体を、ほっと、和ませてくれました。
バスタイムが、ただ、ゆずを丸ごと放り込むだけではない、芳しい香りに溢れ・・・。
ゆず湯の時間は、豊潤な香りに包まれながら、あの黄金時代のようだった、子どもの頃を思い出させてくれる時間になりました。
私たちは、父や母たちから、いくつもの力をもらい、大人になっていったのだなと、今更ながらに思います。
それも、これも、弟からのメールのおかげです。