20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

咳とマスク

2009年01月22日 | Weblog
 2~3日前から、ときどき咳が出ます。熱もなにもないのですが。
 早め早めが信条の私は、今朝、朝いちばんに(順番もいちばんでした)近所の診療所に駆け込みました。
「喉もさほど赤くないし、だいじょうぶです」
「あのぅ、ホグス(PL)とビタミンCも出していただけませんか?」
「ビタミンCは必要ありません」
 若い女の先生は、私の喉を見て『また神経質な患者が来た』とでもいいたそうな顔で、容赦ない返答。
 咳が出るから総合感冒薬と、ビタミンCを出して欲しいなどと要求する厚かましい患者はそうそういないかもしれません。
 結局、風邪薬の「ホグス顆粒」と、うがい薬の「イソジンガーグル」を処方してくださっただけでした。
「先生は、ああ、おしゃるけれど・・・」
 別に、重篤です、と言われることを期待していたわけではありませんが、あまりにも素っ気ないので・・・。
 そんなことを考えながらお会計を待っていたら、なおもこんこん咳が。
 意識しはじめたら、咳がとまらなくなってしまいました。
「カトウさん、これをしてみたらいかがですか?」
 看護師さんがマスクを手に、私に近づいてきました。
「空気が乾燥しているので、マスクをするだけで、咳がとまりますよ」
「え、頂戴してもよろしいのですか?」
 マスクをしたとたん、口中がじわっと湿気にくるまれ、ぴたりと咳がとまりました。
 それにしてもあの看護師さん、すてきです!とってもやさしいし。

 帰宅すると早々に、今年はまだ使っていなかった卓上用の、ペットボトル加湿器を取り出しました。
 ぽこぽこぽこ。
 雨だれみたいな音を聴きながら、すごくいい気分で、今日も原稿に向かっています。
 不思議なことに、あれから咳もとまっています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする