マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

琵琶湖つながり

2006年07月28日 | Weblog
先日の毎日新聞の特集ワールドで
滋賀県の新知事となった嘉田由紀子さんが取り上げられた。
水辺暮らしにほれ込んだ環境社会学の一人者と紹介してある。

「琵琶湖を語れば、それこそ話題は尽きない。
こんなおもしろく、知的な知事もそうそういない。」ともある。

琵琶湖と言えば、
つい最近読んだ一冊の本が思い出される。
『おじいちゃんは水のにおいがした』(今森光彦著。偕成社)。
写真をふんだんに使い、琵琶湖半で生活を営むあるおじいちゃんを
紹介した児童書だ。
私はこの写真を見て湖の側の暮らしもいいな~と心底思った。

しかし、特集ワールドによれば、
その琵琶湖も高度経済成長の流れで見る間に埋め立てられ、
レジャー施設が次々に登場し、
突如、湖に赤潮が大発生し、
外来種のブラックバスに占領されてしまったとある。

嘉田さんはフナずしが大好物だそうだが、
原料のニゴロブナがとれなくなって、今ではいいものでは二万もするほどの
高根の花になってしまたとか。
「琵琶湖の生態系を回復したいっていう私の執念、
安いフナずしを食べたいからなの。」
フフフと笑う嘉田さん。
なんと魅力的な人なのだろう。

これまでフナずしは食べたことがなく、
食べてみたいとも思わなかった私だか、
一口くらいなら、食べてみたいと思ってしまった。

琵琶湖半と言えば、
先日ブックオフの105円棚で購入した
『秘見仏記』(みうらじゅん、いとうせいこう著、中央公論社)で
紹介されていた仏像の宝庫ではないか!

こうやって私の興味はどんどん繋がってゆく。

泊まりたい場所はすでに決まっているのですよ。
琵琶湖畔のマキノ町。
ちょっとこれからまた地図を出して、見てみます。

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