マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

この今

2009年01月16日 | 娘と私
娘の小学校最後の参観日に行って来ました。
まだまだ卒業の実感はわかないといいつつ、
やはりじわりじわりと感じるものが増えつつある今日この頃です。

参観をしつつ、教室のすみずみまでじっくりと見ていると
 
今を、ありがとう

と書いてあるのに気づきました。

その晩、『人生は愉快だ』(池田晶子著・毎日新聞社)を読んでいて、
おお!と思った個所がありました。
ちょっと引いてみますね。

今のここに死はあるからこそ今のここの生はあるのだと思えば、
人生は長いとか短いとか言いようもなくなるはずだからです。
だって、いつだって、「この今」しかないのだから。
「この今」しかないと気づけば、先のことをあれこれ悩んで苦しむことはなくなるようです。
悩みや苦しみというのは、人生には先があるとする錯覚的時間認識作り出す、
まあ一種の気の迷いみたいなもんでしょう。


池田さんの亡くなった後に出された新刊、です。
彼女の本は読むたびに、「うわぁ~」と目からウロコなのです。

教室で見た「今を、ありがとう」

池田さんの著書で見た「いつだって、『この今』しかない」

自分の中でうまく繋がったようで嬉しかったです。
コメント
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