太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

人は見かけで態度を変えるか

2020-09-11 08:44:58 | 社会
これはもう100%変えると思う。機内でマスクをするしないで揉めた事件がマスコミで取り上げられている。乗客の一人がするしないは自由だと言ってCAと揉めて緊急着陸までして現地到着は2時間以上遅れたとのこと。乗客側の問題かどうかはマスコミでも賛否両論あるようだが自由をかけて戦うような問題でも無い様に思うが。いい迷惑は他の乗客である。急いでいるから航空機を利用する人が多いと思うが新幹線にすれば良かったと思う人も居ただろう。
 さて頑なにマスクをつけない自由を主張する客だが、もし他の乗客の中に先日ブログに書いた水上バイクを海に降ろす作業をしていた180㎝以上100キロを裕に超えるであろう短髪で背中全体に極彩色の倶利伽羅紋々をしていた家族思いの優しいパパがいたらどうだろう。そのパパが「迷惑だからええ加減にせえ」と怒鳴っていたらどうだろう。多分CAの指示に従いブツブツ言いながら席を移っていたのではないだろうか。自分より弱い者に対して威丈高になる例は良く有るがとんでもない場面に遭遇したことがある。煽り運転は最近でこそ問題になっているがひと昔前、車が急にノロノロ運転になり事故でもあったのかと思って徐行していたら反対車線に小型車とスポーツタイプの車が停まっておりその前の道路上で何人かが揉めている。「この野郎舐めやがって」とその筋らしき人がヤンキー風のあんちゃんの襟を掴んで引きずり回している。ヤンキーは「すみません、すみません」とひたすら謝っている。その筋風の人の脇には明らかに子分風の者もついていた。多分ヤンキーが前の小型車にクラクションを鳴らして煽ったのだろう。ところが降りてきた人がただ者ではない。相手を見誤ると煽る方も命懸けである。
 大阪から関東に移り住んで30年以上になるが初めに驚いたのは繁華街である。大阪では必ず白や縞の背広で前を開け、ズボンのポケットに手を突っ込み肩で風切り外股で歩く如何にもの人によく出会った。TVや映画に出て来る姿そのままである。そういう人に出会った時は目を合わさず素早くやり過ごす。ところが東京ではそんな分かり易い人はいない。東京は安全で紳士的だと言うと東京に住んでいる者が普通の人に見える方が本当は怖いと言う。筋の見分けがつかないと避けようがなくそうかも知れない。ただ何があっても怖気づかない人が居ることも忘れてはならない。電車で前の座席に座っている人が何やら揉めている。片方は足を広げ如何にもその筋風の人で片方は如何にも弱弱しいサラリーマン風である。どうやら肘が当たった当たらないの揉め事だ。普通ならサラリーマン風がすみませんと謝って席を移りそうなものだが言い争いに食い下がっている。その筋風の人も予想外の展開だったのだろうかやがてタジタジになってきて黙り込んでしまった。このサラリーマン風の人が年がいって今回の飛行機の乗客になったのかも知れない。見かけを上回るのは拘りの強さであるが見かけも弱く、拘りも大して持たない拙老など誰にも勝てない。


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