週刊誌と言う蟻に集(たか)られると巨大な羽虫もなす術が無い。フランスへの研修旅行でやり玉に挙がっている議員のI氏とM氏。言い訳すればする程蟻地獄に嵌って行く。後は人の噂も七十五日でじっと嵐が過ぎ去るのを待つだけだろう。確かに噂は長続きしない。次の選挙まで忘れずにいるのは拙老のような捻くれ者だけかも知れない。老人は新しい刺激が少ない分過去の事を執念深く覚えている。そして投票に行く割合は頗る高い。事の成り行きを注意深く見守るつもりだ。選挙区が違っても坊主憎けりゃで公認する党の信頼度に影響すると思って貰って良い。選挙区?風力のA氏、これは選挙権がある。離党したから党に影響は及ばないと思っているだろうが。
蟻が集まっていると何事かとネット民が同じように集まってくる。ここで一言はコメンテーター気取りのお笑い芸人など雑多である。何か言わないと損した気分になるのだろう。そうだそうだと後追いのコメントが溢れる。熱しやすく冷めやすいのもネット民の特徴である。それは「今」を追いかけるからである。ネット民になり切れない老人、貧民と呼んでも意味はあまり変わらないが簡単には忘れない。忘れるようになればそれは最終段階である。
今日は久し振りに朝の暑さはそれほどでもない。ふらんすへ行きたしと思えどもフランスはあまりに遠し(萩原朔太郎)金も無し(拙老)せめては古き愛車にて気儘なるコンビニでも行ってみん。暑さ寒さも彼岸までというが秋分の日(秋彼岸の中日)は9月23日である。予報士ではないが確実に涼しくなる。七十五日も待たなくて良い。涼しくなることが分っているからこの暑さも耐えられる。人生も同じようなものだ。先が見えればどんな苦労も耐えられる。もしこの暑さが永遠に続くとしたら?我慢などしない。借金してでも北海道に移住する。
さて1週間後フランス研修旅行はネットで話題になっているだろうか。否。必ず新しい話題が出て来る。蟻はそちらに向けて大移動する。日本人は頗る優しい。
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