太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

何とももどかしい

2024-01-10 09:01:46 | 日記

 能登地震から10日目である。現地の救助映像を見る度に何とももどかしくなる。派遣された自衛隊、消防団などによる手作業の瓦礫撤去や救助作業は途上国の災害時の救援活動に似ている。日本でである。道路の寸断が大きな要因で重機が入れないとか物資が届かないと言っている。仮設橋を架けて戦車でも渡す時代である。道路だって仮の養生をすれば車は通れるようになるだろう。被災地は海に近い。自衛艦を使えばアクセスできるのではないか。

大災害の復旧には自衛隊の装備や人員が欠かせない。自衛隊の出動要請など行政手続きに時間をかける余裕など無い筈だ。自衛隊とは別に災害派遣隊を組織し別の指揮命令系統(例えば首相直轄)をつくるべきだ。地震、火事、津波、火山噴火など日本には予測不能な大災害が必ず起こる。国民の生命と財産を守るためには戦争より先に災害対策をどうするかだ。自衛隊の憲法上の位置づけを明確にするよりそのスキルをどう生かすかが優先事項だ。1万人ほどの自衛隊が出動して感謝などする必要はない。災害対策を最優先事項とする専門部隊の創設は待ったなしだろう。いざという時にはこの部隊は自衛隊に協力を要請する。この逆もあり得る。日本と同じように自然災害の脅威にさらされている国は沢山あるだろう。戦力ではなくそれで世界の範となることは可能である。一時期少数意見で有ったと思うが今こそ本格的に部隊の創設を検討すべきである。南海トラフは待ってくれない。



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