太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

新たな事実を踏まえて

2024-07-27 07:38:51 | 日記

 昨日はクロダイ釣りに出掛けた。今年は未だ釣れていない。1時間ほど粘ったとき大きなクロダイが掛かった。久し振りなので慎重にと思い波で左右に強烈に引っ張られる中タモ網を差し向ける時ハリスがプツンと切れてしまった。背びれの立派なトゲトゲからして40㎝くらいあったと思う。明日になれば50㎝くらいはあったと思うかも知れないが。クロダイは掛ってからが勝負である。慎重過ぎても強引でも駄目だ。分かっているが何度この悔しさを味わったことか。その後はアタリもなかった。また今度があると思いながら納竿。

原子力規制委員会が敦賀原発2号機は原子炉などが入る建屋の真下を断層が走っているため、この断層が将来動く可能性があるとして再稼働を認めなかった。この断層が別の活断層に引きずられて動く可能性があるとのこと。能登半島では活断層が連動して大規模地震が起こった。この事実を前に慎重な判断は已もう得ないところだ。今後ITの普及により電力供給が逼迫するとかコメントしている大新聞はどうかしている。安全性の審査であり電力の需給を問題にしている審査ではない。原発は技術云々の話ではない。福島や能登の経験から日本は原発立地に不向きな地形であると言わざるを得ない。地震や津波から逃れることはできない。未だに豪雨で堤防が決壊し大洪水に見舞われている国である。

何とも皮肉な話である。百貨店が土用の丑の日に販売した鰻の蒲焼、うなぎ弁当で複数の客から、嘔吐(おうと)や下痢など健康被害の申し出があったと発表した。スタミナをつけようと奮発して買った客は何とも気の毒。来年はきっと懲りるだろう。うなぎがこれほど貴重な食材になるとは思っていなかった。子供の頃近くに大きなため池があり近所のオジサンがウナギ釣りをしていた。二本の竹の浮きの間に糸を張りその糸に何本もの釣針をぶら下げる。丁度延縄のような釣りだ。餌はドジョウをぶつ切りにしたもの。オジサンは仕掛ける時、引き上げる時、行くかと言って自転車の後ろに乗せて連れて行ってくれた。随分可愛がられていたのだろう。ドジョウの頭の部分のブツ切りを見た時、こんな恐ろし気なものを食べるのだろうかと不思議に思った。釣れたときはうなぎが地面をのたうち回る。とても魚とは思えなかったし食べるなど想像もつかなかった。田舎は海には遠かったが鮒や鯉、大型の鯰など沢山獲れた。しかしそれを食べた記憶はない。多くは黒こげに焼いて砕いて鶏の餌になっていた。ウナギが高級食材と知ったのは大人になってからである。蒲焼という最高の調理法を知ってからである。ある商社マンから昼飯前に呼ばれることがよくあった。昼食を一緒にと近くの鰻屋に何度も行った。鰻が2層に配置され肉厚が1㎝くらいもあり柔らかくて超美味だった。当時でも5千円くらいの鰻重で商社マンは客と一緒じゃなくては食べられないと言っていた。北海道の名家の出の超ボンボンであったがやり口が強引なことと口の悪さで業界でも有名だった。何故か私のことを先生と呼び親しく思っていたようだ。こちらはてっきり向うが大先輩と思っていた。後に分ったが学部は違うが大学の同級生だった。大手商社をリタイアしてアフリカに移住した商社マンも居た。鰻ではなく現地で焼き鳥屋を開いた。時々電話してきて食べにおいでよ、超美味のタレを開発してから飛ぶように売れている。鳥はその辺でタダで幾らも獲れると。炎熱商人のモデルでもあった。焼き鳥を食べにアフリカには行けない。現地の交通事故で亡くなった時は日本の新聞にも載った。仕事柄商社マンとの付き合いは多かったが皆個性的で組織というより個人商店に近かった。多士済々ぶりは1冊の本にもできそうである。



コメントを投稿