太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

少しづつ日常に

2020-09-12 07:34:35 | 社会
 今日から延期されていた市民講座が始まる。例年なら5月開講だがコロナで延期されていた。去年参加して結構面白かったので今年も申し込んで抽選だったが当たった。去年は初めての参加だったが質問も多くやったせいか聴講生代表として謝辞を送る役目を仰せつかりそれなりに充実していたと思っている。去年顔を合わせた連中はまたうるさいオッサンが来ていると思うだろうが今年は大人しくするつもりだ。あくまで質問が無い講師に対する労いの気持ちからの質問だったが煩いと思われるのは本意ではない。聴講生は殆どが同年配の方々なので一癖二癖ある連中ばかりだがインテリが暇を持て余して参加している感はある。無いが蕎麦打ちや陶芸、高価なカメラを提げてのイベント撮影、あるいは時間ができての海外旅行などに飽きた人達かも知れない。去年は22回講義があったが政経課題8件、外交・安全保障4、文化歴史3、芸術文学3、科学技術3、自由研究1で分野が多岐に亘っていたので飽きる間がなかった。良いか悪いか分からないがますます頭でっかちの初老が増えたと思う。今年は開講が遅れたのでカリキュラムも13講義に短縮されるが聴講料もその分減額されたのは良心的である。
 時代に遅れまいともがいているが時代はそう簡単に人生とシンクロしてくれない。何時だったか高機能マスクが登場するだろうとブログに書いたが、驚くことに翻訳機能付きのマスクが紹介されていた。最近のパソコンやスマホでは音声認識機能が素晴らしくよく出来ており驚くばかりだが翻訳機能マスクも当然ありうる話だ。近い将来は同時通訳並みのスピードになって何人と話しをするのも苦労は無くなるかも知れない。それを期待して語学の勉強をサボってはならない。若い頃はガンの特効薬が何れできるだろうと高を括っていたがまだできていない。今の医学からすればコロナワクチンもすぐ開発されるだろうと思っていたがそうはいかないようだ。散髪屋は毛生え薬をスプレーしているのではないかと疑っていた頃は散髪直後の髪型を維持する髪が伸びないスプレーが開発されて散髪屋とバトルが始まると思っていたがどちらもまだ開発されていない。科学技術の進歩にあまり期待してはいけない。もうちょっとのところで間に合わなかったというのがオチである。
 時代は早いか遅いかちょうどいい時はない。市民講座で学んだ知識も多分使う場面はないだろう。栄養は身に付くと直ぐ分かるが教養は分からない。少なくとも脳の劣化を遅らせるくらいの効果はあることを期待してこれからオリエンテーションに向かう。


コメントを投稿