暑い最中、スピードは落ちているがB級読書は続いている。ジャンルを問わない乱読であるが読んでいて明らかに気付くことがある。読後感が爽やかなのは文章に無駄がないもの、登場人物全員が役割分担がなされており構成上必要不可欠な人物であること。その逆は駄作である。やたら冗長な表現、役割もさしてないのに大勢の登場人物は後味の悪さだけが残る。読後感をまとめよと言われたら1行で済んでしまう。秀作は内容を問われても何処から話せば良いか迷ってしまう。
人生で出会う人々、いわば人生における登場人物である。親兄弟姉妹から始まり学生、社会人、リタイア後と大変多くの人に出会う事になる。振り返ってあの出合いは無駄だったと思う人はいない。勿論好きな人、嫌いだった人は入り混じるが全ては出会う必然性があったように思う。人生の内容はどうか。一行では書き表せないが三行半あれば納まるような気がする。「みくだりはん」と読んではいけない。半となっているのはもう少し先があると思うからだ。暑くなってきてこれ以上書き進められない。八つ当たりは暑さにすべき。間違っても他人に当たっては駄目。全ては人生を構成する必然性のある人達なのだから。
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