2016年8月18日(Thu.) 今朝は日本女子レスリングの快挙(3人・ゴールド)に盛り上がりました。 しかし、ルールに疎い私は、69kg級の土性(どしょう)の試合終了時、何故、ポイント2:2なのに、土性が満面の笑みとガッツポーズで喜びを表現したのかが理解できませんでした。 解説者も勝った理由(ルール)は説明していなかったし、兎に角、勝ったみたい・・・でした。 その後、ネットで調べた結果、ロシア選手は(1+1)の得点で、土性は一度の得点・加点で(2)を獲得したため 2>1 で土性が勝利したと言うことでした。 視聴者で、このことを知っていた人は極一部の筈ですから、解説者から、そのことを補足説明して欲しかったのです・・・。
さて、デンマークのサイトで、以前、当ブログでも触れたことのある話題をみつけました。首都コペンハーゲンで、初のノーカー・デーを実施するとの内容ですが、紆余曲折があったようです。 (ニュースソース: CPH POST ONLINE 8月17日発 )
<原文の一部>
It’s back: First car-free Sunday in Copenhagen taking place next month
Event will be limited edition due to budget constraints
You can forget driving on Østerbrogade, Strandboulevarden, Nørrebrogade, Enghavevej and Ingerslevsgade on September 18 (photo: Pixabay)
(抜粋)初めてのノーカー・デーがコペンハーゲンで、来月実施されます。: このイベントは、予算上の制約で限定的な取り組みになる見込みです。 9月18日(Sun.)、貴方は市内の5つの主要道路で、車の運転を忘れることができます。
August 17th, 2016 4:08 pm| by Christian W
First it was going to happen. Then it was scrapped because of budget constraints. And now, the car-free Sunday in Copenhagen has made a triumphant return. Well, perhaps not triumphant. Perhaps ‘limited return’ is a more apt description.
Copenhagen Municipality has revealed the capital will have a car-free day on September 18, although it will only involve closing down five central streets in the city until 20:00: Østerbrogade, Strandboulevarden, Nørrebrogade, Enghavevej and Ingerslevsgade.
“It’s a considerably smaller edition of the car-free day we proposed last year,” Morten Kabell, the deputy mayor of technical and environmental issues, told P4 radio station.
“But it can still help show what a city can be used for when you don’t use all the space for cars. And then we can do it much better in 2017.”
(抜粋)計画が発足して以降、紆余曲折(予算上取りやめとか)がありましたが、輝かしい復活に至りました。まァ、たぶん、輝かしいとは言えなくて、「限定的な復活」と言うのが適切な表現でしょう。 コペンハーゲンの当局は、9月18日の日曜日に実施することを発表、しかし、閉鎖する道路は、中心部の主要5つの通りのみになるようです。 時刻は20時までです。 副市長は、昨年の実施提案内容に比べて小さ目の内容になったと語りました。また、この取り組みによって、市内で車が使えない場合の諸問題等が見えることになるでしょうし、来年(2017年)は、もっと良い内容で実施できるでしょう・・・とも述べています。
On the cheap
By planning the car-free date on September 18 – the same day as the Copenhagen Half Marathon – the municipality has managed to reduce the price from 4.7 million kroner to just 400,000 kroner.
The half-marathon will close many of the city’s streets anyway.
The municipality has encouraged citizens to come up with ideas for what events can take place on the five closed streets now that cars will be absent.
(抜粋)この9月18日は、同時にコペンハーゲン・ハーフ・マラソンも計画されていて、運営費用を、4百70万DKK(クローナー)から40万DKKに削減できると当局は述べています。 ハーフ・マラソンでは、いずれにしても市内の多くの道路を閉鎖することになります。 そして、当局は、車の無い5つの主要道路で、どんなイベントができるかのアイデアも出して欲しいと、市民に呼びかけています。
***
昨年(2015年)当初、首都コペンハーゲンでノーカー・デーを翌年(2016年)に実施すると発表された時のイメージは、もっと大規模なものであるかのような期待を匂わせるものでした。 経緯の詳細は不明ですが、主要な通りを全面的に通行止めにするには、障害が多すぎたのでしょう。
しかし、一時的に車(自家用車等)の利用を止め、公共交通機関や、公用・商業用途の車種に限定し、そして、自転車や徒歩の利用を促す・・・。 そこに、不便ではあるかも知れないが、ゆとりのある時間や空間が生まれるのかも知れません。
*
そもそも、日曜遊歩道と言うものがありますが、世界で最初に実施したのは、コペンハーゲンにあるストロイエと呼ぶ通りで実施されたと伝えられており、私も、何回か歩いていますが、日曜のみならず、一年中、車は通行できません。 但し、商店街でもあるので、荷物搬送などの限定車は、スロースピードで、その通りを通行していました。
こうした文化もあるコペンハーゲンだからこその取り組みでしょう。また、デンマークそのものが「パンケーキのような」と称されるように、起伏の少ない地形であり、自転車の利用も比較的容易であることも幸いしていると思われます。
こうした地形的な条件に注目すると、ドイツ北部や低地地方と呼ばれているオランダ( the Netherlands )辺りでも類似の条件なのでしょうね。
*
何を目的として、各種の政策や取り組みを実施するのか・・・。 経済活動を盛り上げるのも重要でしょうが、安全・安心に、豊かな心で、日常の生活を送ることができるのであれば、そして、時には、スポーツの祭典を観戦・応援し、転んだ競技者がいれば助けあげ、ライバル同士の友情などが育まれるのであれば、そして、それを観る世界の一般市民が感動を覚え、世界平和を願うのであれば・・・、それで幸せを感じるのではないでしょうか、一般市民は。
それを損ねているのは、誰なのでしょうか。
*** Rio Olympic 心に響くシーン・・・ (出典: ロイター)
***
さて、デンマークのサイトで、以前、当ブログでも触れたことのある話題をみつけました。首都コペンハーゲンで、初のノーカー・デーを実施するとの内容ですが、紆余曲折があったようです。 (ニュースソース: CPH POST ONLINE 8月17日発 )
<原文の一部>
It’s back: First car-free Sunday in Copenhagen taking place next month
Event will be limited edition due to budget constraints
You can forget driving on Østerbrogade, Strandboulevarden, Nørrebrogade, Enghavevej and Ingerslevsgade on September 18 (photo: Pixabay)
(抜粋)初めてのノーカー・デーがコペンハーゲンで、来月実施されます。: このイベントは、予算上の制約で限定的な取り組みになる見込みです。 9月18日(Sun.)、貴方は市内の5つの主要道路で、車の運転を忘れることができます。
August 17th, 2016 4:08 pm| by Christian W
First it was going to happen. Then it was scrapped because of budget constraints. And now, the car-free Sunday in Copenhagen has made a triumphant return. Well, perhaps not triumphant. Perhaps ‘limited return’ is a more apt description.
Copenhagen Municipality has revealed the capital will have a car-free day on September 18, although it will only involve closing down five central streets in the city until 20:00: Østerbrogade, Strandboulevarden, Nørrebrogade, Enghavevej and Ingerslevsgade.
“It’s a considerably smaller edition of the car-free day we proposed last year,” Morten Kabell, the deputy mayor of technical and environmental issues, told P4 radio station.
“But it can still help show what a city can be used for when you don’t use all the space for cars. And then we can do it much better in 2017.”
(抜粋)計画が発足して以降、紆余曲折(予算上取りやめとか)がありましたが、輝かしい復活に至りました。まァ、たぶん、輝かしいとは言えなくて、「限定的な復活」と言うのが適切な表現でしょう。 コペンハーゲンの当局は、9月18日の日曜日に実施することを発表、しかし、閉鎖する道路は、中心部の主要5つの通りのみになるようです。 時刻は20時までです。 副市長は、昨年の実施提案内容に比べて小さ目の内容になったと語りました。また、この取り組みによって、市内で車が使えない場合の諸問題等が見えることになるでしょうし、来年(2017年)は、もっと良い内容で実施できるでしょう・・・とも述べています。
On the cheap
By planning the car-free date on September 18 – the same day as the Copenhagen Half Marathon – the municipality has managed to reduce the price from 4.7 million kroner to just 400,000 kroner.
The half-marathon will close many of the city’s streets anyway.
The municipality has encouraged citizens to come up with ideas for what events can take place on the five closed streets now that cars will be absent.
(抜粋)この9月18日は、同時にコペンハーゲン・ハーフ・マラソンも計画されていて、運営費用を、4百70万DKK(クローナー)から40万DKKに削減できると当局は述べています。 ハーフ・マラソンでは、いずれにしても市内の多くの道路を閉鎖することになります。 そして、当局は、車の無い5つの主要道路で、どんなイベントができるかのアイデアも出して欲しいと、市民に呼びかけています。
***
昨年(2015年)当初、首都コペンハーゲンでノーカー・デーを翌年(2016年)に実施すると発表された時のイメージは、もっと大規模なものであるかのような期待を匂わせるものでした。 経緯の詳細は不明ですが、主要な通りを全面的に通行止めにするには、障害が多すぎたのでしょう。
しかし、一時的に車(自家用車等)の利用を止め、公共交通機関や、公用・商業用途の車種に限定し、そして、自転車や徒歩の利用を促す・・・。 そこに、不便ではあるかも知れないが、ゆとりのある時間や空間が生まれるのかも知れません。
*
そもそも、日曜遊歩道と言うものがありますが、世界で最初に実施したのは、コペンハーゲンにあるストロイエと呼ぶ通りで実施されたと伝えられており、私も、何回か歩いていますが、日曜のみならず、一年中、車は通行できません。 但し、商店街でもあるので、荷物搬送などの限定車は、スロースピードで、その通りを通行していました。
こうした文化もあるコペンハーゲンだからこその取り組みでしょう。また、デンマークそのものが「パンケーキのような」と称されるように、起伏の少ない地形であり、自転車の利用も比較的容易であることも幸いしていると思われます。
こうした地形的な条件に注目すると、ドイツ北部や低地地方と呼ばれているオランダ( the Netherlands )辺りでも類似の条件なのでしょうね。
*
何を目的として、各種の政策や取り組みを実施するのか・・・。 経済活動を盛り上げるのも重要でしょうが、安全・安心に、豊かな心で、日常の生活を送ることができるのであれば、そして、時には、スポーツの祭典を観戦・応援し、転んだ競技者がいれば助けあげ、ライバル同士の友情などが育まれるのであれば、そして、それを観る世界の一般市民が感動を覚え、世界平和を願うのであれば・・・、それで幸せを感じるのではないでしょうか、一般市民は。
それを損ねているのは、誰なのでしょうか。
*** Rio Olympic 心に響くシーン・・・ (出典: ロイター)
***