「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

これは呼びかけです。誰か「サッカー展覧会」を実現して欲しいのですが。

2018年07月01日 16時13分56秒 | サッカー選手応援
昨夜のアルゼンチンvsフランス戦の試合はTBSが放送しました。試合前の特番で、TBSさんはメッシの自宅を訪問して単独インタビューを行なうという企画を実現しました。

メッシ選手の自宅に向かう車中、それはタクシーの運転手さんなのでしょうか、それとも先方の関係者なのでしょうか、「メッシが自宅にテレビ局を呼ぶなんて初めてだよ!!」と驚嘆していました。

TBSのナレーションも「メッシ選手は、これまでTBS番組「筋肉番付」などで数多くの種目、例えば60メートル先の小さな丸い的の中にボールを蹴り込む種目とか、高さ20メートルのバーを超えてボールをリフティングさせる種目とか、まさにスーパープレーを披露してくれたつながりの中で実現したインタビューです」と説明していました。

そして、自宅に作られた「メッシミュージアム」には数々の栄光のトロフィーや記念の品々がぎっしりと並んでいて、それをメッシ選手が丁寧に説明してくれていました。

私は、それを見て目が輝きました。その品々の一部でいいから、日本の展覧会で展示したいのです。何もそれは「メッシ展」でなくともいいし、「メッシ展」でもいいかも知れません。

現在のスーパースター、そして、これまでのスーパースター、さらには各国のサッカーミュージアム、あるいはクラブのミュージアムから展示物を借りて、日本で展覧会を開きたいのです。

どういう発想かといいますと、私は美術展が好きで、絵画に限らず写真、建築など、いろいろな展覧会を見るのを楽しみにしています。

それが常設の美術館で開催される場合もありますし、百貨店など民間のギャラリーで開催される場合もあります。

それの「サッカー版」をやりたいのです。メッシ選手から「バロンドールトロフィー」を1個借りられるだけで、目玉展示になります。

それに欧州ゴールデンブーツ賞の、金のシューズが加わればサイコーです。

そういう展覧会企画を常時やれるようにするためには、展示物について交渉できるような相当のネットワーク、スポンサー獲得などをはじめとした資金面の交渉力、そして何よりも、日本で「サッカー展覧会」というスタイルの文化を定着させようという志が大切です。

私にあるのは、そのうちの「志」だけです。どうか、どこかの組織でも個人の篤志家でもいいです。あるいはベンチャー的にチャレンジ精神旺盛な皆さんの行動力でも構いません。

入り口は「メッシ展」でもいいかも知れませんが、それの単発の話ではなく、年に何回か、2~3回程度のペースで継続していく「サッカー展覧会」です。

展示会のようなものが、すでにあることは確かです。「日本サッカーミュージアム」でも企画展はありますし、キャノンフォトギャラリーなどで「サッカー写真展」などが行われることがあるのを知ってします。

でも「日本サッカーミュージアム」の企画展が全国何か所か巡回することはありません。キャノンフォトギャラリーの「サッカー写真展」も、キホン、写真展示だけです。やはり、ワクワク感のある展示が、東京だけでなく他の都市でも見られるようにすることが「サッカー展覧会」なのです。

「ワールドカップトロフィー巡回」というのもあります。あのおなじみのトロフィーが全国を巡回するイベントです。あれとコラボできないものかと感じることもあります。

私がこうして書きつづっている願い。何らかの形で叶うことを夢見ています。夢見るだけで終わってしまうか、夢が実現するのか、神のみぞ知る、かも知れません。

では、また。

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NHK日曜討論にワッキーさん呼ばれ、本人が一番ビックリ?

2018年07月01日 15時08分30秒 | サッカー選手応援
毎週日曜朝9時からの「日曜討論」と言えば、政治家のお歴々が居並び議論する番組という固定観念がありましたが、なんと今朝の「日曜討論」は、政治家が一人も出ないどころか、ワッキーさんが呼ばれ、本人も「何で呼ばれたのかビックリしています」と反応していました。

何でも今回のテーマは「W杯決勝トーナメント、日本のスポーツ何が求められる」ということです。

司会者の冒頭の説明を聞いてしましたら「サッカー日本代表は決勝トーナメント進出を果たして日本全体が盛り上がっています。来年はラグビーワールドカップが、そして再来年は東京オリンピックが開催されるということで、日本国内はもとより海外からも日本のスポーツが注目される時期がきます」というのが、背景だそうです。

それにしてもW杯の盛り上がりに、やや便乗気味ではないかと感じながらも、サッカー関係者として水沼貴史さん、森岡隆三さん、そしてワッキーさんが居並ぶ姿は、悪い気はしませんでした。

そして、ワッキーさんが言っていた「お歴々の皆さん」には、スポーツ庁長官の鈴木大地さん、陸上競技のメダリスト・為末大さん、横浜DeNAベイスターズ社長の池田さん。

ここでは、どういうことが論じられ、それがどういう意味を持つのかといったことには触れないでおきたいと思います。

この種の討論は過去にも何年かおきに行われており、私は20数年の中で類似の討論番組を時系列的に並べて討論内容の変遷といったことを分析したいと思っており、特にサッカーについて、論じられ方の変遷を浮き彫りにしたいと思っています。

今回の出席メンバーも時代の変化の表れなのかどうか、例えばスポーツジャーナリストの玉木正之さんや、日本サッカー協会あるいはJリーグ機構関係者あるいはJOC関係者など、スポーツ団体の重鎮がだいたい呼ばれると思っていたのが、違うメンバー構成でした。

ことほど左様に、日本代表の決勝トーナメント進出は影響力を持ったのだと関心しました。

4年に一度のワールドカップサッカー、日本代表が6大会連続で出続けてくれているおかげで、日本中が盛り上がり、テレビ、新聞等のメディアを通じて、それが日本中あるいは海外にまで伝えられています。

その4年に一度の状況を、時系列的に並べて、それを分析することによっても、日本国民のサッカー観がどのように変っているのか、日本における「サッカー文化」がどれほど深く根付いているのかを知ることができます。

何度も申しあげていることですが、その作業をすることが、私の終生のテーマでもあります。その作業内容を100年先まで引き継いでいきたいのです。

そのために、私は健康で、なるべく長い期間、作業を続けられるようにしなければと、気持ちを新たにしています。

最後に、お約束の話題。日曜討論が終わったあと10時からはフジテレビ「ワイドナショー」、今週、ワールドカップをどのように取り上げ、前園さんはどうイジられるのでしょう。

相変わらず東野氏や松ちゃんの関心事は「前園さんのテレビ出ずっぱりは半端ない」という点、確かに半端ないレベルまでに来ましたね。

でも前園さんがブレイクしている武器が一つわかりました。「スイーツ解説」という、うけるネタを武器にしていることです。次に対戦するベルギーをスイーツに例えると何ですかと問われて「ベルギーと言えばチョコレート、その一粒一粒が極上のものを集めたようなチームです」と、見事に表現して見せました。

それが出ずっぱりの要因ですね。やはり何かアピールするネタを掴んだのは大きいことです。
頑張って前園さん。22年前にテレビCMになった「前園さんの言うとおり~~~~」あれが復活すればサイコーです。

では、また。




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時間稼ぎ策を選んだポーランド戦、事前準備の甘さは次への課題

2018年07月01日 14時25分11秒 | サッカー選手応援
残り10分あたりからアディショナルタイム4分を含めて、ひたすら自陣でのボール回しに徹して、思惑通りセネガルの同点劇もなく決勝トーナメント進出を勝ちとった西野ジャパン。

日本国内にとどまらず海外メディアも含めて、大きな論争の的になってしまった「時間稼ぎ策」。

私は、試合を見ていた時は、西野監督がアトランタ五輪での苦渋以来、22年間、頑なに封印してきたはずの「弱気な自分」が、ここにきて急速に眠りから目を覚ましてしまったのではないかと心配になりました。

ですから、なぜ、あのような決断になったのか、いろいろ情報を集めてみました。

その結果わかったのは、後半30分過ぎて、あの状態になった場合の選択として、リスク覚悟でとった作戦であり、当たれば結果オーライ、万が一外れれば、これまでの2戦に対する称賛がすべて吹っ飛んでしまう大バッシングを受けることを承知の上でとった作戦なので、全然問題にしなくていいということでした。

コロンビアvsセネガル戦の試合展開を読んで「これはセネガル追いつけないな」という手ごたえの元にとった作戦であり、確率的に最適な選択というべきなのだと思います。

私が、この先の日本代表の進化において課題とすべきだと思ったのは、この試合に臨む戦略に甘さがあったという点です。

それは何か、試合前、日本代表が置かれた状況というのは「勝つか引き分けで進出決定、負けても他会場の結果次第で可能性が残る」というものでした。

そこで日本代表は、基本的に「勝ちに行く」試合をめざしたと思います。それはそれでオーケーですよね。

問題は、どのように勝ちに行くのか、というところまで踏み込んだ戦略だてが足りなかったように思うのです。

よ~~~く考えてみると、この試合、日本が何としても達成すべき最大の目標は「クリーンシート」すなわち失点をゼロで押さえて勝つこと。つまり1-0で十分であり2-1になるような試合運びはしないという戦略だてです。

よく言われるのは、そのような試合をめざすと守りに入り、かえって危ないという理屈です。それが、これまでの日本サッカーの限界であり、次のレベルに行くには、どうしても、そこを克服しないと、また、今回のような場面に遭遇してしまうのです。

では、どうすればいいのか。イタリア型サッカーができるようになることです。残念なことに今大会、イタリアは出られませんので説得力に欠ける話しになりそうですが、伝統的なイタリアサッカーの神髄は1-0で勝つ試合です。

イタリアサッカーの代名詞と言われるカテナチオ。相手の攻撃をゼロに抑えきりながらも、しぶとく得点をあげ1-0で勝ちきる。これがカテナチオと呼ばれる所以です。

ポーランド戦、チームの雰囲気が非常にいいという話が聞こえてきました。そういう中で「どうだ、しぶとく1-0で勝つ試合をやってみないか。最大のミッションはゼロで抑えきること。そして1点もぎ取って勝ち切る試合、いまの我々ならやれるのではないか」という投げかけが欲しかったのです。

それで結果的に点がとれず0-0でも何も問題なし。とにかく失点は絶対しないのだという共通認識が足りなかったと思います。

特に後半の入り方、0-0で迎えた中で0-1にさせない戦術とは何だったのか。交代カードの切り方には「0-1にはさせないゾ」という明確なメッセージはなかったと思います。

また、今回失点した相手FKの場面、絶対失点しないぞという共通認識が徹底していれば、あそここそ伝家の宝刀「オフサイドトラップ」をかける場面でしょう。

ところが「なんとなく」相手に蹴らせてしまっています。もったいない場面でした。
試合前に、クリーンシートを達成するにはどうするか、という共通理解を深めていれば「あのような場面がきたら、もう1回オフサイドトラップいくぞ!!」というコンセンサスがあってもよかったはずです。

メンバーが6人も入れ替わった中でのFKなので、意思統一が不十分だったみたいな論調もありますが、だからこそ、余計に共通理解を深めることを重視して欲しかったと思います。

まぁ、世間は「時間稼ぎ策」がよかったのか、どうかで沸いており、次のベルギー戦、相手はどういうチームだという話題になっていますが、ベルギー戦も、日本としての戦い方を詰めて、それを徹底するやり方をとって欲しいものです。

今度の試合も同じです。ルカク、アザール、デブライネなどが揃うベルギー相手に打ち合いしようとしても難しいと思います。2点とれるかもしれませんが4点とられる試合になると思います。

やはり、後半35分までは結果的に点をとれなくとも気にせず、とにかく相手もゼロに抑え、残り10分+アディショナルタイムに勝負を賭ける戦略を徹底すべきだと思います。

この意見は、相当の少数派だと思いますが、いかがですか?
では、また。

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10年間覇を競った、メッシとCロナ、同じ日にW杯を去り、この勝負引き分けか

2018年07月01日 13時44分57秒 | サッカー選手応援
W杯決勝トーナメントが始まりました。昨夜はアルゼンチンvsフランス戦を見ました。
フランスの19歳、ムバッペの躍動が鮮烈に印象に残る試合となり、メッシのアルゼンチンは敗退しました。

4時間後に行なわれたポルトガルvsウルグアイ戦でCロナ率いるポルトガルも敗退、奇しくも同じ日に、この10年間、覇を競い合ってきた二人のスーパースターが大会を去ることになりました。

これも巡り合わせといえるのかも知れません。

私は、昨年4月22日の書き込み「C・ロナ、メッシ超えをめざすスター候補生が揃う準決勝」で、16-17欧州CL準決勝に進出した4チームに、C・ロナ、メッシ超えをめざすスター候補生ともいうべき選手がいるとして、アトレチコ・マドリーのグリーズマン、ユベントスのパウロ・ディバラ、モナコのムバッペの3人をあげました。

この3人、いずれも昨夜行なわれたアルゼンチンvsフランス戦のメンバーでした。昨年の書き込みで、私はパウロ・ディバラ選手を一押しにあげましたが、昨夜、彼は出場機会がなく、輝いたのはムバッペ選手でした。

昨夜の試合、そして2018年6月30日という日は、あと後まで語り継がれる試合、日付けになるかも知れません。

C・ロナ、メッシという10年に一人か二人しか現れないスーパースターの時代が終わり、ムバッペという新しいスーパースターが誕生した試合、日付けとして。

どうやらC・ロナとメッシ両選手の戦いは、お互いW杯優勝には縁のなかった二人ということで引き分けに終わりそうです。

歴史というのは、このようにして塗り替えられていくのだなぁ、ということを目の当たりにした感じです。

ムバッペ選手、昨夜の彼の躍動を見るにつけ、60年前だそうですが、当時17歳のペレが決勝で2ゴールをあげた時の姿に思いを馳せます。

まさに「ペレの再来」と言えるのではないでしょうか。ペレに始まり、ベッケンバウアー、クライフを経て、マラドーナ、ジダン、怪物ロナウドと受け継がれ、メッシ、Cロナの時代から、いよいよムバッペの時代になるかも知れません。

彼の軽やかな身のこなし、圧倒的なスピード、そしてゴール感覚、いずれもスーパーなレベルです。今大会のフランスは、次戦ウルグアイ、その次は日本、ブラジルなどがいる山の勝ち上がりとの対戦です。

目が離せなくなりました。
では、また。
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