畑のぼかし肥づくり
【畑の天気】晴れ(最高気温 23℃ 最低気温 13℃)
4月(卯月)第3日曜日の菜園
この季節は、天道生え(てんとばえ)したカモミールの花が畑のあちらこちらに咲き
甘い香りがほのかに漂っている。
「てんとばえ」は、北九州地方の方言で「勝手に生える」の意味で、
種まきをしないのに自然に草木などが生える事、または、その草木を指し、
一般には「自然生(しぜんばえ)といわれているようだ。
今日は、畑の土作りには欠かせない、ぼかし肥を作る。
ぼかし肥つくりは、発酵菌の種類によって大きく「好気性発酵」と「嫌気性発酵」があり
納豆菌のように発酵に酸素を必要とするものが「好気発酵菌」、
乳酸菌等、酸素をあまり必要としない菌が「嫌気発酵菌」に分類される。
「嫌気性発酵」は、酸素を入れる切り返し等の作業が必要なく手軽にできるので、
いつもこの方法でぼかし肥を作っている。
主な材料は「米糠」と「油粕」、それに発酵促進剤として市販のEM菌やコーランネオ等を
使うのだが、嫌気性発酵菌であればよいので、プレーンヨーグルトで代用してもOK。
前回作った嫌気性のぼかし肥があれば、それを少量混ぜてもよい。
15Lのポリバケツに米糠2/3、油粕1/3、そこに今回は、カニ柄を500g、草木灰を300gほどを
プラスチック製トロ舟に投入してよく混ぜあわせる。
別の容器にキビ砂糖750gと水1.5を入れてよく溶かし今回は発酵進剤を30~50ccと
プレーンヨーグル250ccを加えて発酵活性液を作る。
これを米糠、油粕の入ったトロ舟にまんべんなくかけて混ぜ合わせ、
混ぜた肥料が手で握ると固まり、
指で押せばパラパラと崩れるくらいの硬さが目安。
これを、45Lのビニールをはったポリ容器に空気を抜くように詰め込み
ビニール袋の口を縛り密封する。 初夏なら、3週~4週間程度で完成する。
【畑の作業】
1-D東 土作り:キャベツ跡
3-A西 土作り:ブロッコリ/ニンジン跡
3-B西 土作り:ジャガイモ/ネギ跡
3-D東 土作り:のらぼう菜跡
3-C東 播種:インゲン
3-B西 播種:赤シソ
※ ぼかし肥つくり
【今日の収穫】
のらぼう菜・サニーレタス(レッドウェーブ)
カブ(耐病ひかり)カブ(藤のまい)・タマネギ(ソニック)
辛味ダイコン(雪美人)・ラディッシュ(さくらんぼ)
ボカシ作り、手順が分かりやすく・・甘姫も真似したいといつも思ってるのですが、ナカナカ・・
それでも、自分なりに少し作ってみてるんですよ~
一歩前進です(笑
近々密閉してるものの蓋開けしてみようと思います~笑
色々と自分で試行錯誤しながら、
畑の土づくりをするのも、
愉しみの一つですよね(^ ^!
また、美味しい野菜がたくさんつくれそうですね。