映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『TOKYO!』

2008年10月20日 | Weblog
TOKYO! - goo 映画

よい

ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ 監督
藤谷文子、加瀬亮、伊藤歩、妻夫木聡、大森南朋、でんでん、ドゥニ・ラヴァン、ジャン=フランソワ・バルメ、香川照之、蒼井優、竹中直人、荒川良々 出演

駆け出しの映画監督アキラと共に上京してきたヒロコ。部屋探し、就職…、物事が上手くいかない中で、ヒロコは自分の居場所が次第になくなっていくのを感じる。(「インテリア・デザイン」)東京の下水道から出没する謎の怪人「メルド」。人々が恐れる中、ついに大きな事件が起こり…。(「メルド」)10年間引きこもりの生活を続けている一人の男。ある日、配達に来た美しい少女と目が合い…。(「シェイキング東京」)

有名な監督が東京を舞台にした短編映画。

ほかの方が一勝一敗一引き分けと表現されていて(笑)、観る前からいろいろと考えるところがあったが、わたくし的には二勝一引き分けというところ。

ミシェル・ゴンドリーの「インテリア・デザイン」はよい。
序盤のセリフがわざとらしくてすこしいらついたが、後半は彼の持ち味がよく出ていた。

レオス・カラックスの「メルド」はふつう。
『ポーラX』のわけのわからなさからは脱出しているように思えるが、この作品をウンコと評する人がいたとしても、それはそれでしかたがないように思える(笑)。

ポン・ジュノの「シェイキング東京」はよい。
序盤がおもしろく、後半になるとその勢いが落ちてしまうがどうにかこうにか。
彼のはさすがに日本の雰囲気というか空気となじんでいるようなつくりになっている。

ミシェル・ゴンドリーとレオス・カラックスの新作が観られるというだけで、元はとれる。


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