映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ローズ・イン・タイドランド』

2006年10月21日 | Weblog
2006年09月24日 の再掲


よい

テリー・ギリアム 監督
ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス、 ジェニファー・ティリー 、ジャネット・マクティア、ブレンダン・フレッチャー 出演

まず、『ブラザーズグリム』に続き、二年連続でギリアムの新作を観られることを、神に感謝したい。
従来のギリアムファンには待望の、健全な精神の持ち主には眉をひそめる作品だ。
現代版アリス、グロテスクギリアム風味。
特にディッキンソンとローズの関係は、吐き気を催す人もいるだろう。
そういう人は、前半部分のローズの孤独を理解していない。
誰でもいいから誰かにいてほしいという孤独。まあそこまで強調されているわけでもないが。
それよりも、ケレンミたっぷりのコケオドシの楽しさを享受しよう。
最後をかすかに明るくしたのは、アメリカ映画の悪習か。



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