映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『非情の罠』

2015年10月08日 | Weblog
ふつう

スタンリー・キューブリック 監督・脚本・撮影
フランク・シルヴェラ、ジャミー・スミス、アイリーン・ケイン 出演

ニューヨーク。ボクサーのデイヴィーは向かいのアパートに住むタクシーダンサーのグロリアという女性と知り合い、好意を寄せる。しかし、彼女は大物ギャングのラパロの情婦であった。
ストーリーはウィキペディアより
http://bit.ly/1L6PxYD



ストーリー紹介のためにいくつかのサイトを調べたが、Movie Walker の紹介文がまるで別作品の紹介のようであった。ギャングが主人公でもないし、ドキュメンタリータッチのギャング映画でもないぞ。

マフラーを取られるところがもたつく(だいたいボクサーが簡単にマフラーを取られるか?)し、無理やりな感じもする。

マネキン工場のシーンでもボクサーという職業が活かされていない。

映像はすばらしいが、後半物語が弱くなる。

『フランシス・ハ』

2015年10月08日 | Weblog
よい

ノア・バームバック 監督
グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー、アダム・ドライバー、マイケル・ゼゲン、パトリック・ヒューシンガー、グレイス・ガマー、マイケル・エスパー、シャーロット・ダンボワーズ 出演

ニューヨーク・ブルックリンで見習いモダンダンサーをする27歳のフランシス。親友のソフィーとルームシェアをして、それなりに楽しく毎日を送っていた。しかし、まだまだ若いつもりのフランシスに対し、周りはどんどん変わっていく。やがてダンサーとしての行き詰まりを痛感し、またいつしかソフィーとの同居も解消となり、ニューヨーク中を転々とするハメになるフランシスだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349176#1





たいていの人生は大成功も大失敗もなく、微妙に成功か微妙に失敗とまあまあのできごとの繰り返しであることを、微妙に失敗を多めにいれた本作でリアルに感じる。基本コメディ。

仕事や収入はともかく、友人や恋愛にはかなり恵まれているのが本作の主人公の特徴。しかし、それを素直に受け入れない。

時間軸よりも場所場所でのイベントとして描いているのがおもしろい。

やりたいことをそのままやり続けることが困難なときにどうするのかは、考えておいたほうがいいかもしれない。