映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『コロンビアーナ』

2015年03月01日 | Weblog
よい

オリヴィエ・メガトン 監督
ゾーイ・サルダナ、ジョルディ・モリャ、レニー・ジェームズ、アマンドラ・ステンバーグ、マイケル・ヴァルタン、クリフ・カーティス 出演

1992年、南米コロンビア。9歳の少女カトレアは、マフィアの大物が送り込んだ刺客によって目の前で両親を惨殺される。カトレアは決死の逃走の末に追っ手を振り切り、叔父のエミリオを頼ってシカゴへと向かう。両親を殺した者たちへの復讐だけを胸に成長したカトレア。15年後、凄腕の暗殺者となった彼女は、復讐相手へのメッセージとして必ず殺しの現場に自身の名の由来でもあるカトレアの花を残していった。マフィアがカトレアの暗殺に動き出す一方、FBIからも追われる身となるカトレアだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=342813#1





主人公が用心深いのかバカなのか判別しにくいが(笑)、アクションが楽しい。

自分の名前と同じカトレアの花の絵を20人以上の被害者に描くというのは、バカだろうな。
そういえばおじさんも、路上で急に乱射するバカなところがあったな。血筋かも……。

『ラヴレース』

2015年03月01日 | Weblog
よい

ロブ・エプスタイン 監督
アマンダ・セイフライド、ピーター・サースガード、ハンク・アザリア、アダム・ブロディ、ボビー・カナヴェイル、ジェームズ・フランコ、デビ・メイザー、クリス・ノース、クロエ・セヴィニー、シャロン・ストーン 出演

1970年。厳格なカトリック教徒の家に育った21歳のリンダ・ボアマン。厳しい両親に反発を感じていた彼女は、バーを経営するチャック・トレイナーと出会い、たちまち恋に落ちる。すぐに結婚したリンダは、チャックの手ほどきで性の快楽に目覚めるとともに、様々な夜のテクニックを仕込まれていく。しかし最初こそ優しかったチャックだったが、次第に強権的で暴力的な本性が露わに。やがて経済的に苦しくなったチャックは、リンダをポルノ映画に出演させることを思いつく。チャックに命じられるまま出演した映画「ディープ・スロート」は、彼女が披露した“秘技”がセンセーションを巻き起こし、空前の大ヒットを記録、一夜にしてトップスターとなるリンダだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347500





有名なポルノ映画の主演女優が、反ポルノ、反DV主義者になった過程がわかりやすく描かれているが、その不幸な人生のおおもとは、母親のガチガチのカトリック信仰にある、というところまで描かれている。

エロいところばっかりのウハウハ映画ではないので、そのつもりで。

『ブランカニエベス』

2015年03月01日 | Weblog
ふつう

パブロ・ベルヘル 監督・脚本
マカレナ・ガルシア、マリベル・ベルドゥ、ダニエル・ヒメネス・カチョ、アンヘラ・モリーナ、ソフィア・オリア 出演

1920年代のスペイン。天才闘牛士アントニオはある時、アクシデントに見舞われ、荒れ狂う牛に体を貫かれて瀕死の重傷を負う。それを観戦していた妻はショックで産気づき、娘カルメンを生むと同時に亡くなる。一方、全身不随となったアントニオは、不幸にも恐るべき悪女エンカルナと再婚してしまう。はたして継母となったエンカルナは好き放題を繰り返し、カルメンにも手ひどく虐げるのだった。やがて美しく成長したカルメンは継母によって命を狙われ、死にかけたところを小人闘牛士団の一行に救われる。カルメンは“ブランカニエベス(白雪姫)”と名付けられ、彼らと共に巡業の旅へ出ることに。そして、いつしか女闘牛士として人気者になっていくブランカニエベスだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346446





話がまずい。

以下ネタバレ






主人公を成長させた理由がわからない。命を狙っているのであれば、小さい時にやっときゃいいのだ。同じくとうちゃんも。

ラストの白雪姫の目覚めを想起させるシーン、いるか?

『グリフィン家のウエディングノート』

2015年03月01日 | Weblog
よい

ジャスティン・ザッカム 監督・脚本
ロバート・デ・ニーロ、キャサリン・ハイグル、ダイアン・キートン、アマンダ・セイフライド、トファー・グレイス、ベン・バーンズ、スーザン・サランドン、ロビン・ウィリアムズ 出演

グリフィン家の主ドンは、ガサツで開けっぴろげな彫刻家。前妻のエリーとは10年前に熟年離婚し、今は恋人で子どもたちの母親代わりでもあるビービーと夫婦同然の同棲生活を送っていた。そんな中、養子で次男のアレハンドロの結婚式が近づき、子どもたちやエリーが久々に集う。さらにそこへ、アレハンドロの実母マドンナがコロンビアからやって来ることに。ところがアレハンドロは彼女にドンとエリーが離婚していることを告げていなかった。超保守的で敬虔なマドンナがその事実を知ったら大変なことになると言うのだ。そこでドンとエリーは結婚式の間だけ、仲むつまじい夫婦を演じることにするのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346544





アメリカの結婚生活の複雑なところ、面倒なところ、ダメなところを煮つめて煮つめて戯画化した作品。

途中ギャグが下品すぎてついていきたくなくなるが(笑)、エンディングまでいくとそれなりにまとまっていて気持ちがいい。

カトリックはたいへんなのだろうな……、ということは容易に推察できる。

出演陣が豪華でうれしい。

『はじまりは5つ星ホテルから』

2015年03月01日 | Weblog
よい

マリア・ソーレ・トニャッツィ 監督
マルゲリータ・ブイ、ステファノ・アコルシ、レスリー・マンヴィル、ファブリツィア・サッキ 出演

イタリア人女性のイレーネは世界中の5つ星ホテルにお忍びで滞在してサービスをチェックする“覆面調査員”。それは誰もが羨む優雅な職業。結婚にも興味がなく、40歳の今も独身で自由な生活を謳歌していたイレーネだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347484#1





エンディングがとーとつすぎて驚いたが、「わたしの人生これでいいの?」というありきたりの疑問を持ってしまった女性の静かな不安と一流ホテルの美しい眺めをちりばめた作品。
そんなありきたりの疑問誰もが持っているし、正解もないのだ。