映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『M★A★S★H マッシュ』

2010年06月19日 | Weblog
よい

ロバート・アルトマン 監督
エリオット・グールド、ドナルド・サザーランド、トム・スケリット、ロバート・デュヴァル、サリー・ケラーマン、ジョー・アン・フラッグ 出演

朝鮮戦争下の移動米軍外科病院に3人の軍医が配属された。腕はピカイチの名医だが、やることなすことすべてにおいて型破り。仕事が終わると、寸暇を惜しんでは猥雑極まりないイタズラに精を出す。

ストーリーはウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/M%E2%98%85A%E2%98%85S%E2%98%85H_%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5



芯となる話はないが、前半のいやな医者(ロバート・デュヴァル好演)を追い出す話と後半のアメリカン・フットボールの話がメインでその間も笑えるエピソードでつないでいる。

そのふざけ方が徹底していることがすばらしく、たとえば、上の写真は『最後の晩餐』のパロディなのだ(笑)。
このときの歯科医ペインレスの救い方の表現もよく、ヘリコプターの中でなにかを思い出して微笑む除隊した婦長(ジョー・アン・フラッグ)でこのエピソードはおわる。

スピーカーによる基地内放送もすべては理解できなかったが、使い方がシャレている。