映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『アイアンマン2』

2010年06月14日 | Weblog
よい

ジョン・ファヴロー 監督
ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、ミッキー・ローク、サミュエル・L・ジャクソン 出演

 “アイアンマン”であることを自ら公表し、世間を騒然とさせたトニー・スターク。彼の勝手なヒーロー行為は国家問題にまで発展し、パワード・スーツ没収を命じられるハメに。一方、そんなトニーの報道を憎悪の目で見つめる男。彼はトニーに対し、ある恨みを募らせていた。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335567



それほどよくないのだが、スカーレット・ヨハンソンと別れた妻に免じて……(笑)。

新設定を不自然に挿入されても違和感があるだけである。もうちょっとスマートなシナリオを心がけてもらいたい。

アイアンマンの敵がアイアンマンタイプというのはもう飽きた。

作品のデキもギャグも前作のほうがよかった。本作を観る前に前作をどうぞ。

『こわれゆく世界の中で』

2010年06月14日 | Weblog
ふつう

アンソニー・ミンゲラ 監督・脚本
ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、ロビン・ライト・ペン、マーティン・フリーマン、レイ・ウィンストン、ヴェラ・ファーミガ、ラフィ・ガヴロン、ポピー・ロジャース 出演

ロンドンのキングス・クロス。建築家のウィルは、この地区にオフィスを開き、都市再開発の巨大プロジェクトを請負っていた。私生活では映像作家リヴとその娘と暮らしていたが、心のバランスを崩して苦しむ娘の存在がリヴとウィルの間に暗い影を落としていた。そんな時、彼のオフィスが2度も窃盗の被害に遭う。やむを得ず自ら夜のオフィスを見張り始めたウィルは、やがてオフィスに侵入しようとしていた少年を発見、少年の身辺を探るうち、次第に彼の母親アミラに心惹かれていく。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=326852



おもしろくないシナリオ、前半が無駄に長い、エンディングが安易すぎるなど欠点も多いが、魅力もある作品。

ジュリエット・ビノシュも、ロビン・ライト・ペンもジュード・ロウと目を合わせる時間が極端に少ない。これだけでジュード・ロウの孤独が際立ってくる。

そして家庭の不安定を象徴するようなビー役のポピー・ロジャースの演技がいい。

あの娼婦もよかった。

『そして、デブノーの森へ』

2010年06月14日 | Weblog
ふつう

ロベルト・アンド 監督
アナ・ムグラリス、ダニエル・オートゥイユ、グレタ・スカッキ、ミシェル・ロンズデール、マグダレナ・ミェルツァシュ、ジョルジョ・ルパーノ 出演

素性が謎に包まれた世界的ベストセラー作家セルジュ・ノヴァク。その正体は、ユダヤ人の男性ダニエル。ある時、義理の息子の結婚式に出席するためカプリ島に向かっていた船上で、彼は美しい女性ミラと出会う。一瞬にして心奪われ、誘われるままに一夜を共にしたダニエルだったが、翌日、彼女こそが義理の息子の花嫁だったことを知る。しかし、自分と同じポーランド出身でユダヤの言葉であるイディッシュ語が理解できるミラへの想いは断ちがたく、ダニエルは彼女との許されぬ情事を重ねてしまうのだったが……。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=327544



『NOVO/ノボ』のアナ・ムグラリスがよかったので本作を観たのだが、だめだった。話がおもしろくない。

それでも前半はアナ・ムグラリスが裸になりまくりで頑張ってくれるのであまり飽きないが、後半は退屈であった。

以下ネタバレ







だいたいミステリー仕立てにしようとするのが間違いである。金目当てならば、最初に肉体的な接触があるのはおかしい。

それと、あの名前の取り違えもひどすぎる。なんだあのとってつけたような展開は。