映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『戦艦ポチョムキン』

2009年06月17日 | Weblog
戦艦ポチョムキン - goo 映画

よい

セルゲイ・M・エイゼンシュテイン 監督・脚本
アレクサンドル・アントノーフ、グリゴリー・アレクサンドロフ、ウラジミール・バルスキー 出演

戦艦内に吊るされた肉にウジ虫がたかっているのを見つける水兵。腐った肉をくわせようとしているのだ。上官に訴えると、塩水で洗えば大丈夫だとしてとりあってもらえない。その腐肉スープを拒否した水兵たちは甲板に集められてひと悶着を起こし、艦長により銃殺を命令されてしまう。



みっつほどバージョンがあるようだが、淀川さんの解説入りで、赤旗も白く見える(パートカラーではない)やつを観た。
淀川さんは、こんな船に乗ってはだめだと大砲を撃ってオデッサの町がパニックになると言っていたのだが、それはなかった。これはバージョンの違いによるものか?

モンタージュの解説をネットで読んでから観ると、なるほどなと思わせるところもあるが、そんなことはふつうの観客にとっては知ったことじゃない。それよりも、見世物、それでことばが悪ければスペクタクルの要素が多いのに感心した(上の写真のような)。

艦内に出てくる十字架を持ったおっさんはなんだったのか?
しかもそれを否定するような水兵なのに、撃たれたときには悪魔に撃たれたと字幕があったぞ。