映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『トゥルーへの手紙』

2008年10月27日 | Weblog
ふつう

ブルース・ウェバー 監督
ダーク・ボガード、エリザベス・テイラー(ともに作中の別作品の映像) 出演

ファッション・フォトグラファーとしても世界的に有名なブルース・ウェバーが手掛けたドキュメンタリー・エッセイ。熱心な愛犬家でもあるウェバーが、 9.11のテロ事件を境に激変した世界情勢を憂い、愛犬“トゥルー”へ手紙を綴る、という形式で語られる、愛と平和へのメッセージ。

個人の強い想いいれがありそうだ、ということは十分にわかるのだが、それを他人である客に理解してもらおうとする一般化、普遍化がなされていない。

9.11でショックを受けたのはわかる。しかし、なぜそこからダーク・ボガードやエリザベス・テイラーの話になるのか、第二次大戦の話になるのか、がわからない。

編集が唐突な印象を受ける。

「荒城の月」のジャズバージョンがあるのを初めて知った。