映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

2008年10月04日 | Weblog
ライラの冒険 黄金の羅針盤 - goo 映画

ふつう

クリス・ワイツ 監督
ニコール・キッドマン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、サム・エリオット、エヴァ・グリーン、クリストファー・リー、トム・コートネイ、デレク・ジャコビ、ダニエル・クレイグ、チャーリー・ロウ 出演

我々の暮らす世界とは似て非なる平行世界のイギリス・オックスフォード。ジョーダン学寮で育てられた孤児のライラは、ダイモンのパンタライモンや親友ロジャーらと共に、騒がしい日々を送っていた。しかし街では次々と子どもが連れ去られる事件が発生し、親友ロジャーも姿を消してしまう。そしてライラ自身もコールター夫人に連れられジョーダン学寮から旅立つことに。旅立ちの日、彼女は学寮長から黄金色の真理計を手渡され……。

話の詰め込みすぎに由来するおもしろくなさを、アクションシーンや見た目のはでさでごまかそうとしたが、それほどうまくいっていない。

主人公以外の魅力ある登場人物がコマギレで、じっくり楽しむことができない。それでいてちゃちなCG(主人公とニコール・キッドマンの乗る馬車のようなものとか)や、迫力のない熊の戦いなどをみせられても不満がつのる。

シリーズ物としてこれからおもしろくなる可能性は十分に感じられるが、この作品だけの評価としては「ふつう」になってしまう。