中国都市のパノラマ。確かに中国の古都市の図版が魅力的だ。蘇州に行ったときに見た「平江図」「姑蘇繁華図」などが思い出された。というより、どちらも図版が掲載されていたし、「清明上河図」など多数、どれも引き込まれるように面白い。また、適宜、江南の写真もある。城というイメージが日本と中国ではかなり違う。いわゆる城都、城塞の違いであり、城壁の持つ地域区分の違いかもしれない。案外、その広大さが都市感覚の違いになり、さらには都市という概念の違いが、あるいはその概念の有無が、万里の長城をめぐる認識と概念の違い、問題に、と繋がるのかもしれない。
と、言いながら、この本は中途挫折で読了かなわず。ボクの好奇心の振幅の問題か、あるいは分析の軌跡を辿るスリリングな表現が足りなかったのかもしれない。
いずれにしても、この図版、楽しい。
と、言いながら、この本は中途挫折で読了かなわず。ボクの好奇心の振幅の問題か、あるいは分析の軌跡を辿るスリリングな表現が足りなかったのかもしれない。
いずれにしても、この図版、楽しい。
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