行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

長男が家を建てることになって、上棟式

2020年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム


長男・K太が家を建てるという。私の土地を、当然ながら自分のものだと思って、勝手にハウスメーカーと打ち合わせをして銀行からの借り入れも手続き。まあ土地については、そのつもりでいたところもあるし、近くいてくれるのはお互い助かる。お金も自分で工面するということなら、まあそれはそれで大したもんだ。

てか、考えてみると、私の場合は家を建てたという経験がない。いま住んでいるのは、親父が建てた家(まあ、働いたばかりだったが、少しは出したけど)。子ども部屋の増築や、部分的に2回ほどリフォームをかけたが、いまさら建て替える勇気(?)はない。
これまで、長男が家を建てるという土地が人生の中では最大の買い物で、今さら借金はできないだろうし、持ち合わせも今後のことを考えると不安。借金しても家を建てるというのは、若者の特権でもあるのかもしれない。

それにしても、1か月前は上の写真だった。6月23日に地鎮祭。そして、基礎を作って、7月18日は上棟式。1か月足らずの間に、柱と屋根が見えてきて、来月には竣工するのではないかという速さ。
ただ、ここからが細かい造作や様々な職人の手が必要となる仕事で時間がかかるんですよね。

まあ、上棟の際の大工さんの手際の良さは目を見張るものがある。ボーっと見ているうちに、あっという間に組み立てていく。図面を見るわけでなく、柱に記された記号により柱を建てていく。それぞれの職人の気持ちいほどの連係プレーも見事だ。
日頃、見れる風景でもないし、これほど長い時間をかけて真剣に見ることもないから。子どもたちの中で、「大きくなったらなりないものは?」、「大工さん!」というのもうなづける。
担当の大工さんは、親子三代の職人一家(三代目は高校生だけど、現場を手伝いに来ていました。)。「もの」に魂を入れていく、「ものづくり」に対する職人の技、大切にしたいですよね。

コメント
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